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Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

本日のお酒「壱岐の華」

2014年05月11日 11時02分08秒 | 料理関連&お酒
   

 昨日購入したのは、「壱岐の華酒造」の「昭和仕込」と銘打っている懐かしい壱岐の焼酎。昭和20年代まで島内で栽培されていた「たばる麦」を復活し、当時に近い製法で仕込んだ、ということになっている。
 壱岐を訪れてもう11か月もたってしまった。その時訪れた醸造元はここではないが、島内では7つの蔵元が競って焼酎を造っていた。島内のいたるところに7つの銘柄の大きな看板があった。夜になって居酒屋で選択するのが楽しみでもあったが、全部を飲むことができないもどかしさも同時に抱いた。
 日本でお酒で地理的表示の産地に指定されたのは沖縄の「泡盛」、熊本の「球磨焼酎」とこの壱岐の「壱岐焼酎」だけと聞いている。

 この酒造会社のホームページでは「壱岐焼酎と他の地域の麦焼酎と最も異なる点は、仕込みで麦麹ではなく米麹を使用することです。麦麹で仕込むのに比べて甘みと厚みのある味わいが生まれます。壱岐焼酎は発祥当時から「米麹:麦=1:2」という割合を厳格に守り続けることで、壱岐の華等の壱岐焼酎の品質を守り続けています」と記載されている。
 さらに「米は麦に比べて高価ですが、麹にした時にデンプン価によって焼酎に甘みを含ませ、味にふくらみを持たせます。麦麹を使用した麦焼酎がライトですっきりと軽快さがウリなのに対して、壱岐の麦焼酎は素材の旨みを引き出した味わい深い焼酎といえるでしょう。」
 「地下50~150Mには玄武岩層の水脈があり、降雨が厚い地層によってろ過され、巨大で深い天然の地下貯水槽に貯えられています。カルシウム・マグネシウム・クロールなどのミネラル分を多く含んでおりますが、酒造りに好ましくない鉄分はほとんど含まれておりません。」
 と表示されている。

 実際に飲み比べて味がわかるほどの繊細な味覚を、私は持ち合わせていないが、このような記載を読むのはとても好きである。読んでその気になれば、そのような味わいに感じられれば、それで幸福なのである。



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本日のお酒

2014年04月24日 21時00分30秒 | 料理関連&お酒
 本日のお酒は、鹿児島県垂水市にある八千代伝酒造株式会社猿ヶ城渓谷蒸留所の「八千代伝・黒」。とてもおいしい。これはまた買ってみたい。

   

 『総かめつぼ仕込みの小さな焼酎蔵「猿ヶ城渓谷蒸留所」。かめつぼに仕込まれた゛八千代伝・黒こうじ゛のモロミは、まるで地球の息吹・熱いマグマのようにブクブクと跳びはねている。まさにかめつぼの中にある小宇宙。「八千代伝・黒」が誘って、心は漆黒の宇宙(そら)へ』とはなかなかしびれる文句が書いてある。
 そして「信念をもって王道を行く、決して覇道を求めず」。なかなか気に入った。こんな文句、今どきの正義ぶった政治家にたっぷりとお聞かせしたいものだ。彼らに飲ませるのはもったいない。

 「白」と「黒」が代表銘柄とあり、「黒」は「芳醇、香ばしい、キレがよい」とのことである。ちなみに「白」は「すっきり、フルーティー、キレがよい」とのこと。お店には「黒」しかなかったが、この謳い文句からすればこの方が良かった。
 確かに少し甘い香りが感じられるし、きりっとした舌触りが心地よい。これは楽しめそうである。値段もそれほどでもない。4合瓶で1200円ほどであった。
 ホームページには割り方が記載されている。
・水割りは、焼酎を先にコップに入れて、割り水・氷を後から。
・お湯割りは、50~60℃のお湯を先コップに入れて、焼酎は後から。
・前割りは、焼酎6:4割り水で1~3日常温で置いてから、50~60℃に燗付け、そのまま常温で、冷蔵庫で冷やしての3種の飲み方で。

 水割りは水を先にいれる、というのは初めて教わった。



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今朝の朝食

2014年04月22日 10時05分49秒 | 料理関連&お酒
 昨日の残り物、キャベツとトマトのサラダ、鮭とハムのワイン蒸し、トマトと玉ねぎのスープの残り物を一緒にして、鍋で火を通して見た。
 もともとキャベツのと玉ねぎを多めにしていたので、トマトをさらにひとつ加えて今朝のスープにすることができた。
 結果として、トマトと玉ねぎのスープの具だくさんスープに変身となった。これはとてもおいしく食べることができた。
 トマトもキャベツも鍋で火をとおした方がやはり旨みが出る。また浅利の旨みが良かった。朝からとても充実した、贅沢なスープを味わった気分になった。

 電子レンジで手を抜くような感じで短時間であわただしく作ろうという発想がいけなかったようだ。
 電子レンジは電子レンジ向きの調理法、料理があるはずだ。煮込むことで味に深みが出る料理には向かないのかと、教わったようだ。




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本日の夕食

2014年04月21日 20時31分20秒 | 料理関連&お酒
 本日は実に久しぶりに夕食を作ってみた。作りながらちょっと不安になったが、あとは電子レンジで熱を通すだけになった。



A.トマトと玉ねぎのスープ(2人分)
 材料:トマト(中)2個、玉ねぎ(中)1個、剥き身のエビ・浅利適量、コンソメ1個、オリーブオイル小さじ1、粗びき胡椒適量。

1.トマト(中)を2個をそれぞれ2分の1に切る。
2.玉ねぎ(中)1個をに1センチ角未満に切る。
3.Bの料理で余ったむき身のエビ、浅利を数個分用意する。
4.2つのカップに切ったトマト・玉ねぎ及びむき身のエビ、浅利を半分ずつ入れる。
5.4の上にそれぞれ粉末にしたコンソメ1個、オリーブオイル小さじ1、粗びき胡椒適量を分けて入れる。
6.電子レンジ(600ワット位)で2つのカップを約10分加熱。
7.トマトの皮を剥いてスプーンで適当につぶして食卓へ。

B.鮭とハムのワイン蒸し(2人分)
 材料:鮭(切り身)2切れ、ハム6枚、キャベツの葉2枚、チンゲン菜の葉2枚、ニンニク(薄切り)1片分、ショウガ1片、塩・胡椒少々、剥き身のエビ6尾、剥き身の浅利6個、白ワイン50ml

1.鮭はひとくち大に切る
2.剥き身のエビ・剥き身の浅利と鮭を器に入れ、ワイン50mlに漬けておく。
3.ハムは4等分にする。
4.キャベツ・チンゲン菜は大きめにちぎる。
5.耐熱容器にキャベツ・チンゲン菜を敷く。
6.キャベツ・チンゲン菜の上に、鮭・剥き身のエビ・浅利・ハムを交互に並べる。
7.上からニンニク、ショウガの薄切りを置く
8.塩・胡椒を適量かける。
9.電子レンジ(600ワット)で2人分を約6分加熱し、火が通ったことを確認して食卓へ。

C.サラダ
 材料:A・Bに使った野菜(キャベツとトマト)のあまり、ハムのあまり。


【反省点】
Aについて
1.トマトは完熟でないと無理なので、缶詰のホールトマトまたはトマトジュースを利用した方が良い。
2.同じく玉ねぎは新玉ねぎの方が火が通りやすい。さらに5ミリ角程度に小さく切った方が良い。
3.コンソメは2個程度の方が味がついて良かった。
Bについて
1.鮭よりも白身魚の方がくどくない。
2.白身魚でも、ハムよりはベーコンの方が味にコクを加えることができた。
3.キャベツはもっと加熱しないと味が出てこない。(キャベツよりも火の通りやすい葉物野菜が合う)
4.キャベツの味が出てこないので、ワインだけでは味がうすかった。
5.魚とエビと浅利とハムというのは組合せがやはりよくなかった。組合せに工夫の余地もある。

 総じて、電子レンジでは野菜の味を引き出すには時間が短すぎるようなので、じっくり煮込むような調理法が必要であった。

 写真の左下がトマトスープ、皮を剥いてつぶすとスープは赤くとろみが出てくる。つぶすときにトマトの皮を剥いた方がよい。

 今回はいい出来ではないので、皆さんは参考にされない方が良いと思われます。恥を忍んで公開。





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女川産「サンマの丸干し」

2014年04月06日 13時40分37秒 | 料理関連&お酒
 眼鏡の形が歪になっているようなので、眼鏡店で修正してもらいたいのだが、雨が降ってきた。また雷が遠くで鳴り始めた。出そびれてしまった。
 久しぶりに学生時代にいつも作っていた野菜炒めを食べたくなって、冷蔵庫や野菜籠から玉ねぎ1個、長ねぎ1本、ピーマン1個、チンゲン菜の芯2個を漁り、ベーコン1枚を加えて、適当に切って塩コショウで味付けして炒めた。ご飯は昨晩のタケノコご飯の残り。
 生姜のみじん切りやニンジンも加えたかったが、たまたま見つからなかった。野菜籠の下の方にあったかもしれない。

 野菜炒めというのは私は玉ねぎのサクサクという歯触りが大好きで、必ず入れる。玉ねぎをメインにしている。そしてその玉ねぎを最後まで一切れ一切れを味わいながら食べるのが好きだ。長ねぎもいい。ピーマンも欠かしてはいけない。後は適当。
 味付けは塩・胡椒以外はまったく不必要である。化学調味料が入っていては「正しい野菜炒め」ではない。醤油や味噌を少し加えるのは楽しい。鰹節を入れて見たり、ジャコを入れるのは面白い応用だとは思う。揚げを細かく刻んで入れるのもいい。

 さて、昨日は妻が横浜駅のデパートで、女川のサンマを手に入れてきた。サンマの丸干しと味醂干し。その内丸干しを2尾焼いてみたがとてもおいしかった。身が適度にしまっていて久しぶりに丸干しが美味しいと感じた。
 たけのこご飯とこのサンマの丸干し、煮野菜という地味だが私には贅沢な夕食になった。

 さて、オーロラツアーの記事をまだ書いていないことに気付いた。今週中にとは思っていたが‥。来週中には書いてしまわないと何があったか忘れてしまいそうである。




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柚子の香り

2014年03月21日 22時15分16秒 | 料理関連&お酒
 彼岸の中日、日差しがあり風が無ければ暖かい日和であったと思われるが、風が強く、時々全天を低い雲がおおってしまい、寒く感じられた。
 喉の調子が戻ったとはいえまだ完全ではないので、長時間のウォーキングも再開するのはまだ早いと考え、古代史セミナーを受講後はそのまま寄り道はせずに帰宅。結局歩いたのは自宅から横浜駅までの往復を中心に13000歩だけとなった。

 それでも誘惑に負けて帰宅後は焼酎を1杯飲みながら、オーロラ撮影のノウハウ本をめくった。鴨肉のスモーク160グラムの残り50グラムほどをナイフで切りながら口に運んでいたら、焼酎がなくなる頃には全部食べてしまった。300円で3回に分けて食べたのだが、価格の割には味もボリュームも十分であった。

 鴨肉がおなかにもたれたようなので、夕食はみず菜とシイタケを入れた湯豆腐というあっさりとしたものにした。Kさんにいただいた柚子の内2個を絞ってポン酢がわりに使ったが、香りがよくうれしかった。
 この柚子なかなか香りがいい。鼻の利かない私にも立ち上がってくる香りがうれしい。他の人にはもっと強い香りなのだろうが、私にはほんのりとした香りである。お風呂にそのまま入れて手でもみながら割ると、皮から立ち上る香りに加えて実からの香りが加わる。皮からの香りよりもみずみずしい柔らかい感じがするのは気のせいだろうか。
 庭を持たない我が家では何よりものいただきものである。

 彼岸なのでそろそろ墓参りの日程を決めなくてはいけないのだが、今年は寒い。なかなかその気にならないようだ。オーロラツアーから帰ってからということで、4月になってしまいそうである。
 サクラの見ごろの時期には遅れるかもしれないがやむを得ないであろう。八重桜の季節に近くなった方が暖かくて良いかもしれない。



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博雅のシウマイ

2014年03月19日 13時27分33秒 | 料理関連&お酒
 土曜日からの喉の違和感、痛みが昨夜からひどくなった。朝は痰が絡んでいる。しゃべりすぎただけの違和感ではなく、炎症がひどいようだ。
・いわゆる風邪の症状が土曜日から出てきたのか、
・喉を使いすぎてそこで雑菌が繁殖して炎症をおこしたのか、
どちらかであろう。
 一般に「風邪」といわれるものは特有の菌があるのか、それとも、さまざまな雑菌が喉や鼻の粘膜で炎症を起こすのを一般的に「風邪」とよんでいるのか、素人の私にはわからない。
 そしてどちらかに決定して医師の処方が決まるというものでもなさそうである。いわゆる風邪といわれるものは、炎症を抑える薬しかない。原因の菌を抑え込むという処方は無いと聞いている。ということで今回はうがい薬に頼るしかなさそうである。
うがい薬が切れているので、いつもの内科で処方してもらった。
 本日も講座は無いので、一日おとなしくしていた方が良さそうである。



 帰り道にはバスでちょっと遠回りをして買い物。ついでに隣にある「博雅」というシウマイを製造しているところでシウマイと中華麺を購入してみた。
 博雅のシウマイというのは横浜に長年住んでいる人間には懐かしい名前なのだが、ホームページには次のように書かれている。

「日本におけるシウマイ製造販売の歴史は明治に遡り、明治14年に中国広東省出身の鮑棠(バオ・タン)氏が横浜山下町に「博雅亭」を開店し、その後、伊勢佐木町に進出して二代目、鮑博公(バオ・ボオゴン)氏の時代に日本で初めて「焼売」が製造販売され好評を博しました。 時代は流れて昭和に入り「博雅亭」の二代目(鮑博公)の義弟が横浜野毛町に博雅亭の姉妹店として「博雅茶郷」を開店し、横浜高島屋創業時から焼売(シウマイ)を「ヨコハマ博雅」のブランド名で 50年余にわたり販売して来ました。
 その後、経営者が変遷するうちに平成20年2月に横浜高島屋店が閉店となり、博雅茶郷時代からのシウマイ職人が工場長となったポン・コーポレーション(有)がシウマイを製造するかたわら直販で細々と販売活動を行なって来ました。
 その際に機械による製造から伝統の「手包み」に戻して、食材も純国産の食材を用い伝統職人のノウハウと継承されてきたレシピーで幻のシウマイが復活しました。
 このたび新たに株式会社博雅として新生博雅がスタートし、フード・ビジネスで社会に貢献することを理念に掲げ、食材も吟味してさらなる「美味しさ」の追及を目指しています。」

 行間からはいろいろの紆余曲折があったようすだが、その内容は我々には伝わらない。とりあえずは昔ながらの味が続いていることを信用するしかない。

 今日の昼はこの中華麺を食べた。肝心のシウマイは明日にでも食べることにした。ボリューム満点のシウマイなのでお昼に食べるには手ごわい。
 


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本日のお酒は「黒錫」

2014年03月14日 17時19分22秒 | 料理関連&お酒
      

 本日購入したお酒は、鹿児島の芋焼酎「黒錫」(鹿児島県日置市の原口酒造株式会社製)。
 
 ホームページでは、「当蔵元は薩摩半島西部に位置する吹上浜の中心部にあります。自社の農園で土づくりから作った新鮮なさつまいもを中心に使い、良質の地下水をさらに磨いて醸造した、まごころこもった芋焼酎を醸しています」と記されている。また商品名のこの黒錫について「年1回販売。黒麹仕込みで昔ながらの錫蛇管で蒸留してある焼酎。錫蛇管で蒸留することで喉ごしはスッキリでまろやかさのある旨味が味わえます。コクとしっかりとした余韻が楽しめるので、お湯割り、もしくはロックがオススメです」とのことである。

 私は瓶のラベルの裏の口上の最後「まずは一献」が気に入った。そして「土づくりから」という口上も面白い。

 ツマミとして紅茶鴨スモークなるものの160グラムを298円、アオサを98円で購入してきた。
 鴨肉は1/4程を厚切りにし、アオサをまぶしてツマミにしてみた。アオサという思い付きがなかなか良かった。海苔を細かくしたものよりもくどくなくて、肉に合う。この焼酎にも合うように感じる。

 本日は(も)気持ちよく酔えそうである。




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真鯛

2014年03月09日 22時04分18秒 | 料理関連&お酒
 本日は昨日アップした「星自慢」というお酒に合うように白身魚の蒸したものなどを妻に所望してみた。二人で魚屋を巡っていたら、真鯛が二尾で500円と云う値で販売していた。それなりの大きさがあり、迷わず購入した。
 その鯛に塩を振ってしばらく置き、生姜の薄切りと酒を振りかけてから、電子レンジの出力を弱めに設定して蒸し焼きにしてみた。ふった塩が少し薄めだったかもしれないが、それなりに塩味がして美味しく蒸しあがった。生姜の細かいみじん切りと醤油を少しだけかけて食べたが、とてもおいしかった。お酒の旨みも倍増したような気がした。
 味がシンプルなメインディッシュだったので、分葱と蛸でヌタを作って味のアクセントにしたのも良かった。調理はすっかり妻に任せてしまって、私は手を出さなかったが、とてもおいしい夕食となった。
 母親と妻と私三人の夕食では真鯛二尾は多過ぎということで、余った半身は別途保存して明日以降に食べることにした。
温奴もリクエストしていたが、用意する都合上温奴は省略した。それがあるとおかずの量が多すぎていた。したがこれも明日あたりに食することにしよう。

 本日買い物で横浜駅まで往復し、スーパーへ。往復12000歩。帰宅後久しぶりに全力歩行で10000歩、かなり汗をかいた。だらだらの汗が出る程度の早歩きは確かに気持ちがいい。この冬は足場を組んていたので、洗濯物がなかなか外に干せずにいたので、ウォーキング・ジョギングで洗濯物が出ると妻はとても嫌がっていた。少しずつ暖かくなることでもあり、足場も解体されたので明日からは部屋干しにならない日には汗をいっぱい書くようにしたい。
 妻の言い分もわかる。洗濯機を回すだけならばボタンひとつで済むので、私の指一本だけの動作だが、干す立場・取り込む立場になると確かに面倒である。



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福島県喜多方市のお酒「星自慢」

2014年03月08日 12時33分46秒 | 料理関連&お酒
 横浜は、久しぶりに天候は穏やかな一日となった。気温は低いようだが、風が無くこれまでと比べると寒さは感じない。日当たりが気持ちいい。久しぶりに布団を干してた。ずっと南側に足場を組み、防護シートをしていたので、何か月も布団に日を当てることが出来なかった。布団乾燥機では気持ちのいい日差しの匂いがしない。布団干しというのはすごい贅沢のようだ。

 本日は講座もなく、予定がない。退職者会の会報の仕上げでもすることにした。

   

 昨日娘夫婦からお酒を貰った。ちょうど一昨日の夜に焼酎が無くなり、今度は日本酒を買う番であると妻と会話をしていたばかりだ。さすがは我が娘、父親の思いがわかるようだ。福島県喜多方市の「合資会社喜多の華酒造場」製の「星自慢」というラベルが貼ってある。
 特別純米無濾過原酒と記載してある。酒と酒粕を分離する最初の濾過以外の最終濾過をしていない、ということらしい。
 アルコール度は18度と高め。日本酒度が-1、酸度1.7となっている。日本酒度がマイナスの日本酒が最近では珍しい。聞きかじりでは、少し甘口という分類に近いそうだ。旨みを感じる度合いが高いとのことである。
ホームページでは、「喜多の華酒造場は、大正八年「星正宗」の銘柄で創業。戦後「喜多の華」の銘柄で復活し現在に至っております。「喜多の華」という名は酒の町喜多方で一番を目指す事と、皆さまに喜び多く素晴らしいこと(華)があるようにとの願いを込めての銘柄です。原料米は、地元にジェイタックと言う20数件の農家が一緒により良い酒米(五百万石が中心)を作るために勉強、実践している集団がありますが、その代表と話し合い地元の蔵元と緊密な連携の下、酒米専門部会を立ち上げ酒造りを行なっています。」と記載されている。

 娘は仕事柄、この「星」という名を冠した食品に関心があるようだ。その関係で手に入れたのだろう。父親の私は昔の天文少年であっても、今は単なる酒好きである。最初に頭を過ったのは、「何に合うお酒かな」ということだけである。何とも悲しい話である。その思いを断ちがたく、さっそく少し飲んでみた。アルコール度の割に口の中での刺激はあまり感じない。お酒の味を楽しむお酒であるから、珍味や刺激の強い肴は合わないのだろう。味付けがシンプルな和食が合いそうだ。淡白な白身魚や根菜類がいいかもしれない。今の季節だと何がいいのかな?などと考えながらつい飲み過ぎてしまう。風呂吹き大根や温奴がいいのではないかと思いついた。明日以降の楽しみにしよう。

 創業当時の「星正宗」の名前ゆかりの製品のようだが、製品情報はホームページ上では空白なのが残念。

 そういえばこの喜多方市は北を飯豊山と西吾妻山に囲まれている。ともに気持ちのいい山行であった。飯豊山は天候に恵まれた。西吾妻山は吾妻山全山を縦走して、それから磐梯山、安達太良山と続けて登るということをした。ともに30代、40代はじめの頃だったと思うが、体力が一番あった時の山行だった。


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昨日のお酒

2014年02月24日 00時28分09秒 | 料理関連&お酒
   

 昨日購入したのは、綾紫芋を使用したという「無濾過御幣 紫空(しくう)」。宮崎県西臼杵郡日之影町の姫泉酒造合資会社と記されている。創業天保2年(1831年)とのこと。
 この醸造元のホームページの商品説明には「南九州産の綾紫芋を用い、白麹仕込み、常圧蒸留仕立てにて造られた無濾過本格紫芋焼酎。仕込み水は蔵の対岸より湧き出る湧き水を使用し、蔵人の技により綾紫芋本来の旨み、甘みの残ったまろやかな味わいと風味豊かなフルーティーな香りをごゆっくりとご堪能下さい。お湯割り(6:4)、ロック、水割りなどお好みでお楽しみ下さい。」とある。
 4合瓶で1179円。

そば、麦、芋、もち米などの焼酎も作っているようだ。

 そのまま飲んでいるが、刺激の心地よい焼酎だと思う。

 日本酒と焼酎・泡盛などを交互に購入していたので、今回は日本酒の予定であったが、気に入った東北の日本酒が酒屋さんに置いてなかったので、今回も芋焼酎となった。
 日本酒は福島の旅行で随分飲んだので、次回に持ち越し。




お楽しみ中の焼酎

2014年02月14日 17時33分30秒 | 料理関連&お酒
 本日は10時からみなとみらい地区で「庶民たちの平安京」の二回目の講座。お昼からは雪の中、所用があって山下公園そばの職場にいる友人に会いに出向いた。
 私の住んでいるところと違って横浜の港周辺は雪はなかなか積もらない。今回もお昼になって雪が激しくなって、ようやく歩道が白く積もり始めた。横浜駅から歩いて30分ほどの私の家の近辺は、朝家を出るときにはすでに2センチ以上は積もっていたのだが‥。
 横浜といっても南部と北部、海岸部と丘陵地、西部と東部‥、随分と様相が違う。丘陵が多く入り組んでいるためだ。隣の区でも天候は随分と違うことがあった。どちらかというと海岸部の方が雪は少ない。

 今回の雪も雪掻きの出番と思い、雪が止むのを待っているが、しばらくは降り続くとのことなので、先に楽しむことにした。宮崎の麦焼酎。同じ麦焼酎といっても壱岐の麦焼酎とはまったく違う。アクの強さで言えば壱岐だが、こちらも捨てがたい。

   

本日の贅沢

2014年01月29日 20時33分58秒 | 料理関連&お酒
   

 本日購入したのは、「紫王道」という芋焼酎。熊本県多良木町にある「恒松酒造」の製品。1199円也。
 恒松酒造のホームページでは「熊本県山江村の農家との契約栽培芋(黄金千貫)をひとつひとつ手作業で選別し、米黒麹1.2トンに対し芋6トンの割合で仕込んだ贅沢な本格焼酎です。麹菌は厳選した黒麹を用い、無濾過で瓶詰めし、芋本来の風味を大事に残しました。飲み方は焼酎6お湯4の6:4のお湯割がお勧めです」と記載されている。
 さらに長文の由来所が記載されているが、それはホームページを読んでいただきたい。

 紫の瓶に入っていてちょっとまばゆい感じだが、思わず購入してしまった。一緒に写っているのはコンビニで購入した「チーズたら」136円也。

 恒松酒造という醸造元になんとなく親しみも感じた。初めは気づかなかったが、仙台で過ごした5年の内、最初の一年お世話になった下宿がここと同じ「恒松」さん方であったことを思い出した。珍しい苗字であった。学校まで10分ほどの近くにあり、食事もとてもおいしかった。相場どおりで6畳間で二食付きで2万円ぐらいであった。ギリギリ一年いて、いろいろな事情があり自炊で6畳台所付8000円の学生用アパートに移った。年度の途中でいなくなって収入のあてが途絶え、迷惑をかけたと思う。




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本日のお酒

2014年01月27日 20時01分57秒 | 料理関連&お酒
   


 前回に引き続き今回も山形のお酒。

 ネットで検索すると醸造元にはホームページは無いみたいだが、山形県の酒造組合や販売店のホームページに紹介が出ていた。
「山形と秋田の県境にある小さな集落に忽然と釜炊きの煙突がそびえ立つ、鳥海山の麓にある酒蔵です。全量手造りで少量高品質の清酒を醸していますが、そのほとんどが地元でしか消費されなかった本当に隠れた地酒であり、味わい深い銘酒です。近年ではさらに造りに拘り、「もと擦り」から始める昔ながらの正式な『きもと仕込』を試験的に始めました。今後、さらに注目の酒蔵です!」
 なかなかこだわったお酒のようである。酸度が+14ということで私の口には合わないのかな、と躊躇したことは確かである。しかしはじめに30度ほどに時間をかけて燗をしてみたら口にくどく残らないで飲めた。その飲み方を続けている。




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おにぎりの思い出

2014年01月23日 22時47分34秒 | 料理関連&お酒
 おにぎりがとても好きである。近頃はコンビニでずいぶんいろいろな種類のおにぎりを売っている。新しい趣向を凝らしたものを次から次に打ち出し、競争を勝ち抜こうということらしい。
 だが、あまり新奇なものを追い求めるのはどうなのかと首を傾げたくなるような特異なもの、奇抜なものがたくさんある。

 私が一番好きなおにぎりは鰹節である。鰹節は醤油を垂らしてごはん全体にまぶしたものもいいし、おにぎりの中に鰹節を詰めたものでもどちらでもいい。どちらもそれなりにおいしさが微妙に違っていて、美味しい。
 次に私の好きなおにぎりは葉唐辛子を中に詰めたもの。
 そして三番目が鮭を焼いたもの。これも細かくしてご飯にまぶしていてもいいし、中に詰めたものでもいい。鮭は塩鮭では無い方がいい。
 四番目に昆布の佃煮がいい。
 鰹節と鮭の場合は野菜がないので、キュウリ1本をはじめ少し野菜や漬物を添えてもらえると最高である。
 そしてどのおにぎりも二枚の海苔が巻いてあるのがうれしい。

 どうも梅干しのおにぎりは好みではない。おにぎりに入れるのではなく、添えてあるならば喜んで食べるのだが‥。

 これらの好みに特に基準があるわけではない。単に好き嫌いの範疇なのだが‥。

 学生の頃、朝ごはんを焚いた後、おにぎりを二つ自分で作って学校に持参したことがある。具がなかったので、味噌を周りに塗って持って行った。キュウリにも味噌を薄く塗って同じ新聞紙に包んだ。
 するとキュウリから水がたくさん出てきて、味噌と一緒に新聞紙から染み出て教科書とノートをすっかり汚していた。鞄に入っていた読みかけの本もすっかり汚れてしまった。
 教室で新聞紙を広げて水と味噌をちり紙で拭き取ろうと悪戦苦闘しているうちに、授業を聞くのもバカバカしくなって教室を出てしまった。そして生協の食堂で新聞紙がこびりついたおにぎりを食べて、そのまま帰ってきたことがある。
 教科書とノートが汚れたことよりも、読みかけの高価な本を汚してしまったことがとても残念であった。自分の不注意に苛立った。たまに気の利いたことをしようとするととんでもない失態をするものである。慣れないことはしない方がいいと悟った。
 それ以来、自炊していてもおにぎりを学校には持っていかなくなった。また朝から授業に出ること自体が無くなってしまった。逆に定食屋でおにぎりを握ってもらって、コロッケをおかずに夕食を食べる日が多くなった。少しずつズボラになっていったと思う。

 もうひとつの思い出は、やはり生協の食堂でお昼の定食をご飯の大盛りで頼んだ。そしておにぎりひとつ分のご飯を残して、定食に添えてある沢庵を具にしておにぎりにした。それをノートをちぎった紙に包んで鞄に入れてそのままパチンコ店にいった。パチンコをしながらおやつ代わりにそのおにぎりを食べたことがある。残念ながらその日は儲けにはならず、さっぱりであったことは覚えている。

 しかし今ではそんなことをする学生はまずいないであろう。本人は特に変わったことをしているという自覚はなかったが、今から思うとやはり変わっだ学生だったのかもしれない。

 そう、学生の頃握ったおにぎりはどういうわけか俵型にこだわっていた。今は三角形のおにぎりの方が好きだが‥。