蛇口が取れた

4年半の杭州生活を終え、ついに帰国。現在、中国人化後遺症に悩まされ、好評リハビリ中。

中国商売衰亡記

2007-04-15 18:56:29 | 読書・書籍購入
最近、けっこう近所に本屋が開店した。
そこは比較的文学・史学関係の書物が多く、
職場からの帰りにちょっとよってしまいそう。

実はそこはもともとかなり繁盛していた書店。
ボクも以前はちょくちょく立ち寄り、つい大量購入していた。
ある意味、危険な店。
特に財布の中にお金があるときは。

しかし、ある日突然倒産した。
何の前触れもなく倒産した。
北京やその他都市にあった関連書店も倒産したと聞く。

となると、問題は経営ではないことはすぐわかる。
本が売れないから倒産しましたってわけではない。

問題は政治。
政治的な書物、特に政府に反対する書物を売っていたから。
ただそれだけの理由。
でも、重大な理由。
そして、あっさりと倒産。

その店主が場所を変え、
店名を変えて再出発。
約半年ぶりの書店再開。

喜ばしい限り。
早速、先日書店へ。
もちろん、何冊も購入。
そして、割引カードもゲット。
いつでも何でも15%割り引き。

また、ムダに本屋に行ってしまう生活が始まる・・・・・。