蛇口が取れた

4年半の杭州生活を終え、ついに帰国。現在、中国人化後遺症に悩まされ、好評リハビリ中。

久々に書物購入

2009-11-04 19:13:59 | 読書・書籍購入
職場の移転に伴い、
職場にあった本を自宅に運んでいたせいで、
本棚増設など、諸々の状況を整えるためしばらく買い控えていた。
早い話が、本が入りきらなくなってきたということ。
一段落ついたので、再び購入開始。

【史料・資料】
・『入唐求法巡礼行記』(広西師範大学出版社、2007年)
  言わずと知れた円仁の渡航記。なぜか後半に円珍の『行歴抄』も付いている。
・白化文・李鼎霞校注『行歴抄校注』(花山文芸出版社、2004年)
  で、これには、『行歴抄』以外にも「入唐求法総目録」だの「円珍入唐公験」だのがついている。
・『墨荘漫録・過庭録・可書』(中華書局、2002年)
・『雲麓漫鈔』(中華書局、1996年)
・『建炎以来朝野雑記』上下(中華書局、2000年)
  これらはすべて「唐宋史料筆記叢刊」。宋代の書物だけど、必要に迫られ購入。
・『蘇軾詩集』全8冊(中華書局、1982年)
  やっぱりこれも必要に迫られて購入。一体、専門はなんなんだ??
・『続資治通鑑長編拾補』(中華書局、2004年)
  これは今すぐ必要なわけではないが、宋代研究には必要だろうから購入。


【辞書類】
・襲延明編著『宋代官制辞典』(中華書局、1997年)
  こちらに来てから、宋代関係の史料を読んだりすることが増えてきているんだけど、こういった物がないと基礎がない私には難しかったりするので。


【著作・論文集】
・劉恒武『寧波古代対外文化交流-以歴史文化遺存為中心』(海洋出版社、2009年)
  作者の劉さんは日本語も堪能で、何度か会ったことがあるけど、まさか同い年とは思わなんだ・・・・・。
・『唐研究』第14巻(北京大学出版社、2008年)
  天聖令特集号。日本の先生方も何人か論文が載っています。
・襲国強『隋唐長安城仏寺研究』(文物出版社、2006年)
  何となくいずれ使いそうなので。
・皮慶生『宋代民衆祠神信仰研究』(上海古籍出版社、2008年)
  特に第四章の祈雨関係の論文が必要で購入。宋代祈雨研究の基礎的な研究だと思う。今後、いろいろと活用されていくことでしょう。
・韓明士(米)・皮慶生訳『道与庶道 宋代以来的道教、民間信仰和神霊模式』(江蘇人民出版社、2007年)
  アメリカの学者Robert Hymes氏の著作の翻訳。皮氏翻訳だったのでついでに。


【郷土愛】
・顧志興『文淵閣与四庫全書』(杭州出版社、2004年)
・朱宏達・朱磊『蘇東坡与西湖』(杭州出版社、2004年)
・余藎『白居易与西湖』(杭州出版社、2004年)
  全て「西湖全書」と称するシリーズからのもの。これ以外にもたくさんあるけど、関係のありそうなものをとりあえずピックアップ。


【その他】
・李良学他主編『大相国寺』(中国県鎮年鑑社出版、2002年)
・曾暁華編著『洛陽龍門石窟』(広東旅遊出版社、2006年)
・河南博物館編著『河南博物院(修訂版)』(文物出版社、2004年)
・李偉主編『孔子故里全覧』(内蒙古人民出版社、2006年)
・魯文生主編『山東省博物館蔵珍・石刻巻』(山東文化音蔵出版社、2004年)
・陳従周編著『岱廟』(山東科学技術出版社、1992年)

  それぞれ旅のついでに。


*写真は、我が家の本棚の一部。

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