旅行二日目。
予定通り、泰山登山。
朝8時15分にホテルを出発。
ホテルは岱廟のやや南方にあるため、
泰山の入り口に辿り着く前に岱廟の横を通り過ぎなくてはならない。
そしてそこまで微妙に坂道が続く。
岱廟を通り過ぎ、岱宗坊に到着。
これが泰山の入り口となる。
とはいえ、ただ単に道路の真ん中に門が建っているだけだが。
さらに坂道をぐいぐいと上っていき、紅門に到着。
どうやら現在はここが正式な入り口とみなされているのかもしれない。
バスなどもこの門の前までは入ってこれる。
もちろん、これから先は誰も彼もが徒歩登山となる。
にしても、なんだい。
いくら天気がよかったからって、サンダルってのは。
中国人、泰山をなめてはいないかい?
っていうぐらい、サンダル履きの人々がたくさんいた。
まあ、いずれにせよ、君たちはあとで痛い目に遇うのだからな、ふふふふふ。
なにせ、泰山は当たり前だが山である。
全長約10㎞近くにも及ぶ石の階段が続く山である。
ただただ、延々とゴールへ向かって階段が続く。
しかも、その階段はとてもとても急なのである。
山道の途中には、いくつも売店があり、
飲料水などには困らないようになっている。
お腹が空いたら、ちょっとしたものも食べられる。
初めのうちはみんな楽しそうに歩いている。
大声で話し、笑いながら歩いている。
しかし、そんなのも初めのうちだけ。
徐々にみな、肩で息をして杖をつきながらやっとこ登っていくようになる。
壹天閣というところにつくころには、
みなへとへとで、そこら中に座り込んでいる。
しかし、ここはまだ山の半分にも到着していない。
それでも上を目指すしかない。
この頃には多くの人が後悔し始めているはず。
途中で、おじさんが大きな声で「後悔!!」と叫んでいた。
近くにいたボクも心の中で快哉を叫んでいた。
ああ、その気持ち、本当によくわかるよ。
しかし凄い人もいた者である。
上から降りてくるおじちゃんがいる。
肩に天秤をぶら下げ、両方に大きな大きな荷物をぶらさげて。
この荷物は登山客が出したゴミ類なのだが、
おじちゃん、涼しい顔で降りてくる。
もうみんな尊敬の眼差しで彼を眺めていた。
そしてようやく中間地点である中天門に到着。
その時、時間は10時半近くになっていた。
ホテルを出発して、約2時間。
まだまだ先は長いのであった・・・・・・。
予定通り、泰山登山。
朝8時15分にホテルを出発。
ホテルは岱廟のやや南方にあるため、
泰山の入り口に辿り着く前に岱廟の横を通り過ぎなくてはならない。
そしてそこまで微妙に坂道が続く。
岱廟を通り過ぎ、岱宗坊に到着。
これが泰山の入り口となる。
とはいえ、ただ単に道路の真ん中に門が建っているだけだが。
さらに坂道をぐいぐいと上っていき、紅門に到着。
どうやら現在はここが正式な入り口とみなされているのかもしれない。
バスなどもこの門の前までは入ってこれる。
もちろん、これから先は誰も彼もが徒歩登山となる。
にしても、なんだい。
いくら天気がよかったからって、サンダルってのは。
中国人、泰山をなめてはいないかい?
っていうぐらい、サンダル履きの人々がたくさんいた。
まあ、いずれにせよ、君たちはあとで痛い目に遇うのだからな、ふふふふふ。
なにせ、泰山は当たり前だが山である。
全長約10㎞近くにも及ぶ石の階段が続く山である。
ただただ、延々とゴールへ向かって階段が続く。
しかも、その階段はとてもとても急なのである。
山道の途中には、いくつも売店があり、
飲料水などには困らないようになっている。
お腹が空いたら、ちょっとしたものも食べられる。
初めのうちはみんな楽しそうに歩いている。
大声で話し、笑いながら歩いている。
しかし、そんなのも初めのうちだけ。
徐々にみな、肩で息をして杖をつきながらやっとこ登っていくようになる。
壹天閣というところにつくころには、
みなへとへとで、そこら中に座り込んでいる。
しかし、ここはまだ山の半分にも到着していない。
それでも上を目指すしかない。
この頃には多くの人が後悔し始めているはず。
途中で、おじさんが大きな声で「後悔!!」と叫んでいた。
近くにいたボクも心の中で快哉を叫んでいた。
ああ、その気持ち、本当によくわかるよ。
しかし凄い人もいた者である。
上から降りてくるおじちゃんがいる。
肩に天秤をぶら下げ、両方に大きな大きな荷物をぶらさげて。
この荷物は登山客が出したゴミ類なのだが、
おじちゃん、涼しい顔で降りてくる。
もうみんな尊敬の眼差しで彼を眺めていた。
そしてようやく中間地点である中天門に到着。
その時、時間は10時半近くになっていた。
ホテルを出発して、約2時間。
まだまだ先は長いのであった・・・・・・。