蛇口が取れた

4年半の杭州生活を終え、ついに帰国。現在、中国人化後遺症に悩まされ、好評リハビリ中。

ついマネをしてしまう、悪い癖。

2007-08-25 00:47:05 | 中国・その他地域
南京の夜。
伝統芸能を堪能。
世界文化遺産にも指定されている昆曲を観覧。

中国の伝統芸能というとまず京劇が思い浮かぶけど、それ以外にも多々ある。
杭州地域では越劇というものが有名。
そして、南京で行った昆曲もそう。
パンフによると、
昆曲は元末明初の江蘇省昆山地区が発祥であるという。

この日は都合4曲を観覧。
通常は3曲らしいのだが、特別に4曲も演じてくれた。

演目は
『雅観楼』『西廂記・佳期』『幽閨記・踏傘』『雷峰塔・断橋』。
それぞれ、国家一級演員だの、優秀青年演員だのといった肩書きを持った役者が歌い舞い演じる。
中には、昆曲新生代なんていう肩書きもあった。

でも、この日の目玉は、
最後の曲で登場した胡錦芳さんなんでしょうね。
(写真の真ん中にいる白い人)
この方、国家一級演員であるばかりでなく、
なんと、「文華賞」「梅花賞」の受賞者なんです。

といっても、今一つピンと来ないけど。
でも、中国人に聞いたらとても有名な演劇賞だそうで。

さすがというか、贔屓目というか、
やはり素晴らしかったんじゃないかと思いますよ。
美しかったし、表情も豊かだったし。

何だか、濃密な2時間強。
最後は舞台に上がらせてもらって記念撮影大会まで。

なかなか、伝統芸能もいいですな。
でも、つい、まねしちゃうんだよね、あの独特の声を。

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2 コメント

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やっぱりね (ほうじょう)
2007-08-26 00:06:18
やっぱり『白蛇伝』は、劇団の看板女優が演るんだね。昆劇は、むかし『西遊記』を観たことがあります。京劇よりもアクロバチックで演出が派手だった。しかしあの声、節回しはマネしちゃうよね。ウチでもモモが、しばらく手も動かしながら熱演してました。
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そうなんだね (しゅいえほん)
2007-08-26 00:41:55
実は中国演劇方面はそれほど詳しくないので、京劇との違いなんてよくわからないのです。でも、違いなんて分からなくても十分楽しめたので、よいのです。
ついでに告白してしまうと、杭州に住んでいながら『白蛇伝』の話をよくわかっていない。雷峰塔も断橋も何度も行っているにもかかわらず。
それから、昆曲では、少々発音が現代の発音と違ってました。一緒に見ていた中国人に聞いたら、あれは方言だ、と言ってましたけどね。
にしても、やっぱりももちゃんと一緒なのか。ボクも手を動かしながらやってました・・・・。
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