蛇口が取れた

4年半の杭州生活を終え、ついに帰国。現在、中国人化後遺症に悩まされ、好評リハビリ中。

D君の結婚-お食事会編-

2009-12-15 00:03:21 | 中国・その他地域
ホテル前お出迎え組も含め披露宴会場へ。
実は、D君たちは時間より少し遅れて到着した。
そのため、会場内ではすでに食事がはじまっていた。
みんなとっくに乾杯し、食事を楽しんでいる。
まさに「流れ開始」。

会場は全部で14テーブル。
1テーブル10人計算だと、約140人。
それでも少ない方だという。

主役級のテーブルは、2卓。
それぞれに龍と鳳凰の野菜彫刻が飾られていた。
そこに、それぞれの両親だの若い友人だのが座る。

食事も豪勢。
正確には知らないが、
前菜も合わせて20品目程度が用意されていた。
しかも、今は蟹のおいしい季節♪
一人一人に、日本でいうところの上海蟹が振る舞われた。

この披露宴、
挨拶も何もない単なる食事会。
主役の二人が各テーブルを廻って、
一人一人にお酌をする以外は何のイベントもなし。
ただただ、みんな勝手に飲んで食べるだけ。
そして、一段落ついたら、勝手に席を立つ。
そう、中国結婚式恒例の「流れ解散」。

気がつくと、主役級の2卓のみが残されていた。
何だか、あっさりとしたもんだ。

しかし、実はここからが凄い。
食事会は昼間だけではなく、
何と、夜も開かれたのであった。

つまり、都合2回の結婚お食事会。
出席する人たちは、ほぼ一緒。
みんな昼間参加した人たちが、また夜も参加する。
そして、当然ながらただただ食べて飲むだけ。
食事が終わったら、普通に帰っていく。
何事もなかったかのように、普通に帰っていく。

どうやらこの地方では、複数回お食事会を開くらしい。
2回なんていうの、実は少ない方で、
以前は3日間行っていたというのだから、驚きだ。

これまでボクが参加した結婚式は全て都会で行われたもの。
中には、400人規模で人を呼んで、
新郎新婦が歌を歌いながらドラゴン花火の上がる花道を進んでいくという、
ど派手なんだか、見ているこっちがこっぱずかしいんだか、
よくわからないものにも参加したが、
さすがに昼夜のダブルヘッダーは初めてだった。

にしても、12時第一試合開始、
そして、17時第二試合開始はさすがに胃にもたれる・・・・・。

つづく!


*写真はホテル前の湖。眺望は最高!
ちなみにホテル名は「世紀華豊假日酒店」。

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