白井市内には北に下手賀川、南に神崎川の2つの川が流れています。下手賀川には支流がありませんが、神崎川には二重川、野口川、七次川が流れ込んでおり、さらに二重川には法目川と富ヶ沢川が流入しています。

(出展:https://river.longseller.org/rc/8303030138.html)
これまで下手賀川、神崎川、野口川、七次川、法目川の川沿いを歩いて来ました。
今回は残っていた二重川と富ヶ沢川の川沿いを、3日間に分けて歩きました。
二重川が流れている場所です。

(出展:https://river.longseller.org/rc/8303030124.html)
二重川について、ウィキペディアの記事を引用させていただきます。
鎌ケ谷市中南部、丸山付近に源を発し東流する。貯留池が数多く整備されているが、源流部は大部分に蓋がされており、道路脇の歩道として使われている。井草付近より地上に出て、すぐに船橋市に入る。市境より下流はほぼ全区間に渡り河川敷が整備されている。高野台を過ぎると白井市との境界を流れ、橋戸橋付近で志多田川、富ヶ沢橋付近で富ヶ沢川を合わせる。北総線を越え、法目川を合わせると水田地帯に変わり、神崎川に流入する。
今回歩いたのは、1日目が船橋市高野台付近から富ヶ沢橋まで、2日目が富ヶ沢橋から法目川が合流する地点までです。富ヶ沢橋付近で合流する富ヶ沢川については3日目に歩きました。法目川が合流した後、神崎川との合流地点までは既に歩いていました。
■1日目に歩いた軌跡

■2日目に歩いた軌跡

■3日目は僅かな距離なので歩跡を残していません。
それでは上流から順にご覧いただきます。
■二重川 高野橋~富ケ沢橋(1日目に歩いたところ)
船橋市の八木が谷と高野台との間に架かる高野橋(こうやはし)を出発点としました。この橋は二重川の改修工事に合わせて平成16年に架け替えられたものです。

高野橋から見た上流の様子です。高野橋から上流に橋はなく、川が道路の下を通っています。また川沿いを歩くこともできません。

高野橋から見た下流の様子です。河川改良で川幅が広がり、両岸に遊歩道が設けられました。

左岸を歩きました。川沿いに畑が並んでいますが、畑の先は住宅地となっています。

高野橋から600mほど下ると、2つめの橋の八木が谷橋に着きました。この橋は平成15年に架けられています。

写真は橋を渡って南側から撮りましたが、この先も北側に当たる左岸を歩きました。

ここまでに咲いていた花です。セイタカアワダチソウとコセンダングサが多かったです。



八木が谷橋から次の橋戸橋までは400mほどでした。川の左岸は白井市、右岸は船橋市です。

この先は船橋市川の方が歩きやすそうに見えたので、橋戸橋を渡って右岸を進みました。左岸の白井市川には梨畑や野菜の畑が見えました。
昨年はいっぱい観られたカラスウリですが、今年は少ないようです。

草刈りされてよく踏まれた道でした。所々で紅葉した樹木を観ました。

橋戸橋から1.2kmほど歩いて次の富ヶ沢橋が見えてきました。1日目は富ヶ沢橋まで歩いて、そこから帰りました。

■富ヶ沢川(3日目に歩いたところ)
富ケ沢川は、富ケ沢川防災調整池を源流としている、僅か300mほどの長さの川です。川沿いに舗装された歩道が整備されています。
先ずは源流となる防災調整池の様子をご覧いただきます。大きさは東西の長さが約100m、南北の長さが約200mあります。カモが100羽あまりいました。
写真を北側からと南側から撮っています。

写真はハシビロガモです。他に、マガモ、カルガモ、コガモ、ホシハジロが確認できました。

池の水の出口、すなわち富ケ沢川のスタート地点です。

そこから緩やかに300mほどを流れて・・

二重川に注いでいます。

■二重川 富ケ沢橋~法目川合流地点(2日目に歩いたところ)
富ヶ沢橋から富ヶ谷橋までの間の1.1kmほどの区間は、船橋市が設けたハイキングコースの一部となっています。そのため両岸とも安心して歩けそうだったので、白井市側の左岸を歩きました。
ところが途中までは草刈りされていたのに、その後は胸ほどまである草に覆われて、歩くのが大変でした。しかもこの区間はコセンダングサが繁茂していて、ズボンもシャツもコセンダングサの種だらけになりました。針がズボンやシャツの生地を突き抜けて皮膚を刺すので、困りました。

数百もの種が衣服に付いて、途中途中で取り払うのですが、次から次へとくっつくので諦めるしかありませんでした。
憎っくきコセンダングサの果実です。写真を拡大して観ると突起が3本あるものが多いです。

富ヶ谷橋が近づいて、再び歩きやすくなりました。

一方この区間では野鳥が多く観られました。
スズメ、カシラダカ、アオジ、シジュウカラ、ベニマシコ(?)、モズ、キジ、ドバト、ヒヨドリが観られました。

咲いていた花はムラサキツメクサ、ヒメジョオン、セイタカアワダチソウ、コセンダングサが確認できました。

富ヶ谷橋を過ぎると再び腰から胸ほどある草を分けて歩きました。国道464号と北総鉄道が近いのに見えてきません。

ようやく見えてきました。ほっとしました。

北総鉄道の架橋の下に着いたら道がきれいになっていました。天国です!
ここで衣服に付いていた種をすべて取り除きました。

最後は天国の道を歩いて法目川の合流地点に到着しました。

これで白井市内に流れているすべての川沿いを歩きました。二重川の川沿いには自然がたくさん残されているので、草刈りがされればよい散策路になることでしょう。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
明日から旅に出ますので、明日以降いただいたコメントの返信は遅くなります。
何卒、ご容赦下さいませ。

(出展:https://river.longseller.org/rc/8303030138.html)
これまで下手賀川、神崎川、野口川、七次川、法目川の川沿いを歩いて来ました。
今回は残っていた二重川と富ヶ沢川の川沿いを、3日間に分けて歩きました。
二重川が流れている場所です。

(出展:https://river.longseller.org/rc/8303030124.html)
二重川について、ウィキペディアの記事を引用させていただきます。
鎌ケ谷市中南部、丸山付近に源を発し東流する。貯留池が数多く整備されているが、源流部は大部分に蓋がされており、道路脇の歩道として使われている。井草付近より地上に出て、すぐに船橋市に入る。市境より下流はほぼ全区間に渡り河川敷が整備されている。高野台を過ぎると白井市との境界を流れ、橋戸橋付近で志多田川、富ヶ沢橋付近で富ヶ沢川を合わせる。北総線を越え、法目川を合わせると水田地帯に変わり、神崎川に流入する。
今回歩いたのは、1日目が船橋市高野台付近から富ヶ沢橋まで、2日目が富ヶ沢橋から法目川が合流する地点までです。富ヶ沢橋付近で合流する富ヶ沢川については3日目に歩きました。法目川が合流した後、神崎川との合流地点までは既に歩いていました。
■1日目に歩いた軌跡

■2日目に歩いた軌跡

■3日目は僅かな距離なので歩跡を残していません。
それでは上流から順にご覧いただきます。
■二重川 高野橋~富ケ沢橋(1日目に歩いたところ)
船橋市の八木が谷と高野台との間に架かる高野橋(こうやはし)を出発点としました。この橋は二重川の改修工事に合わせて平成16年に架け替えられたものです。

高野橋から見た上流の様子です。高野橋から上流に橋はなく、川が道路の下を通っています。また川沿いを歩くこともできません。

高野橋から見た下流の様子です。河川改良で川幅が広がり、両岸に遊歩道が設けられました。

左岸を歩きました。川沿いに畑が並んでいますが、畑の先は住宅地となっています。

高野橋から600mほど下ると、2つめの橋の八木が谷橋に着きました。この橋は平成15年に架けられています。

写真は橋を渡って南側から撮りましたが、この先も北側に当たる左岸を歩きました。

ここまでに咲いていた花です。セイタカアワダチソウとコセンダングサが多かったです。





八木が谷橋から次の橋戸橋までは400mほどでした。川の左岸は白井市、右岸は船橋市です。


この先は船橋市川の方が歩きやすそうに見えたので、橋戸橋を渡って右岸を進みました。左岸の白井市川には梨畑や野菜の畑が見えました。
昨年はいっぱい観られたカラスウリですが、今年は少ないようです。


草刈りされてよく踏まれた道でした。所々で紅葉した樹木を観ました。


橋戸橋から1.2kmほど歩いて次の富ヶ沢橋が見えてきました。1日目は富ヶ沢橋まで歩いて、そこから帰りました。

■富ヶ沢川(3日目に歩いたところ)
富ケ沢川は、富ケ沢川防災調整池を源流としている、僅か300mほどの長さの川です。川沿いに舗装された歩道が整備されています。
先ずは源流となる防災調整池の様子をご覧いただきます。大きさは東西の長さが約100m、南北の長さが約200mあります。カモが100羽あまりいました。
写真を北側からと南側から撮っています。


写真はハシビロガモです。他に、マガモ、カルガモ、コガモ、ホシハジロが確認できました。

池の水の出口、すなわち富ケ沢川のスタート地点です。

そこから緩やかに300mほどを流れて・・

二重川に注いでいます。


■二重川 富ケ沢橋~法目川合流地点(2日目に歩いたところ)
富ヶ沢橋から富ヶ谷橋までの間の1.1kmほどの区間は、船橋市が設けたハイキングコースの一部となっています。そのため両岸とも安心して歩けそうだったので、白井市側の左岸を歩きました。

ところが途中までは草刈りされていたのに、その後は胸ほどまである草に覆われて、歩くのが大変でした。しかもこの区間はコセンダングサが繁茂していて、ズボンもシャツもコセンダングサの種だらけになりました。針がズボンやシャツの生地を突き抜けて皮膚を刺すので、困りました。


数百もの種が衣服に付いて、途中途中で取り払うのですが、次から次へとくっつくので諦めるしかありませんでした。
憎っくきコセンダングサの果実です。写真を拡大して観ると突起が3本あるものが多いです。


富ヶ谷橋が近づいて、再び歩きやすくなりました。


一方この区間では野鳥が多く観られました。
スズメ、カシラダカ、アオジ、シジュウカラ、ベニマシコ(?)、モズ、キジ、ドバト、ヒヨドリが観られました。


咲いていた花はムラサキツメクサ、ヒメジョオン、セイタカアワダチソウ、コセンダングサが確認できました。


富ヶ谷橋を過ぎると再び腰から胸ほどある草を分けて歩きました。国道464号と北総鉄道が近いのに見えてきません。


ようやく見えてきました。ほっとしました。


北総鉄道の架橋の下に着いたら道がきれいになっていました。天国です!
ここで衣服に付いていた種をすべて取り除きました。


最後は天国の道を歩いて法目川の合流地点に到着しました。

これで白井市内に流れているすべての川沿いを歩きました。二重川の川沿いには自然がたくさん残されているので、草刈りがされればよい散策路になることでしょう。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
明日から旅に出ますので、明日以降いただいたコメントの返信は遅くなります。
何卒、ご容赦下さいませ。
私の市内にも幾つかの川がありますが、
行きやすい川しか行っていない私、
こうして、shuさんのように歩かれると、
色々な発見があるんでしょうね。
それでも歩きにくいところも、行かれて、
お疲れ様でした。
昨年はいっぱい観られたカラスウリですが、今年は少ない
これ、私も感じています。たくさん出来ると、
翌年は少ないのかもですね。それとも気候でしょうか?
新たな旅ですね。楽しんで来てくださいね^^
国道464号の橋から下を覗くと、二重川が見えます。地図には川の両側に道があるのですが、上から見ると見えないのです。
ですから藪漕ぎを覚悟して、登山のスタイルで出かけました。
しかし登山の時にササやハイマツを漕ぐのと、コセンダングサやセイタカアワダチソウを掻き分けるのとでは全然違いますね。苦労しました。
恐らくもう二度と歩かないと思いますが、野鳥が豊富なことは魅力的でした。
今年はカラスウリが少ないですね。
去年いくつか拾ってきて、庭の樹にぶら下げておいたら種が落ちて芽生えてきました。さてこれからどうしましょう?
明日から北陸へ行ってきます。天気予報は雨で、明日の日中の最高気温が8℃だそうです。ちょと気が滅入ります。
おはようございます。
白井市内の川を歩く。
何となくわくわくする冒険が始まるようですね。
整備されていない道もたくさんあるようで、雑草をかき分け歩き進める感じがとても好きです。
引っ付き虫は厄介ですね!
取っても取っても、無制限にくっついてきます。
どこへ行かれるのか次回以降のブログが楽しみです。
幾つもの川が合流して神崎川になるのですか。
川沿いを花や鳥を見ながら歩くのは楽しいでしょうが、草刈りされていない部分もありましたね。
この背丈の草をかき分けて進んで、コセンダングサにくっ付かれては、さぞ大変でしたでしょう。
コセンダングサの果実の先は針のようですね。
最後は天国で良かったです。
これで白井市内の川を全部制覇とのこと、おめでとうございます&お疲れ様でした。
大仕事でしたね。
市内の川沿いを歩き始めたのが昨年5月ですから、1年半がかりでようやく全河川沿いの道を歩き終わりました。
二重川が最後となったのは、草が繁茂していて、いかにもやっかいだと思ったからです。
自己分析をするまでもなく、容易きに流される傾向があります。
コセンダングサを初めは除けて歩いていたのですが、とても除けられるものではありませんね。
北総線に出たところですべての種を取り、畑や住宅地に種を持ち込まないようにしました。
明日からは高校の同窓会に出席するため、郷里に帰ります。
ブログに載せられるようなネタはなさそうです。
当初白井市内には川が無いと思っていました。白井大橋という橋があるのですが、鉄道を跨ぐ橋です。
その後、大きな川はないものの、小さな川がいくつか流れていることを知り、川沿いを歩き始めました。
全部の川を歩こうと思ったのは昨年の初夏ですが、その頃から二重川はやっかいだと思っていました。
船橋市のハイキング地図をよく見ると、二重川沿いの道について、「※夏場は草が生い茂り、歩きにくいこともあります」「夏場は草が生い茂り通行困難な事あり」と、2ヶ所も注意書きがありました。
夏場どころかこの時期でも十分に通行が困難でした。あるいは12月に入ったら草刈りをされるのかもしれませんね。
市川市には江戸川という立派な川が流れていて、それとは比較になりませんが、市内を知る意味でも有意義でした。
今後は今回歩いた中で、鳥撮りに行かせるような所を選んで、行ってみたいと思います。
昨日は仕事で遅くなり、コメントに伺えなくてすみません。
白井市の川は全部で7本あるのですね。
ちゃんと調べて歩かれるというのがいかにもshuさんらしくて素敵です^^
対抗するわけではありませんが、私も宇治市に何本の川があるのか同じサイトで調べてみました。
宇治川がどーんと流れていますが、そこに流れ込む川、独立した川合計14本ありました。
う~ん、山の中の川も多く、制覇するのは難しそうです。
脱線しました。
川沿いの散策は楽しいですよね。
でも今の季節はコセンダングサ地獄が待っています。
数百個の種がズボンに突き刺さったら、さぞ取るのが大変だったでしょう・・・
草刈りされた道が天国というのはよくよく分かります!!
私も今の時期はツルツルのズボンしかはきません。
空港のロビーで書いています。お忙しい中、コメントありがとうございました。
ようやく一年半をかけて白井市内の河川沿いの道をすべて歩くことができました。
この活動を通して市内の様子がかなり分かりました。
宇治市内には宇治川の他に14本もの河川が流れているのですね。
そのすべてが宇治川に注いでいるというのが驚きでした。
河川沿いの道を歩くと、植物はもちろん鳥や時にはタヌキやイタチにも出会えます。
また川だけでなく沿線の様子もよく分かります。
お時間がありましたらどこか安全な道を選んで歩かれたらどうでしょう。
ツルツルのズボンは雨具しかなく登山用のズボンを履きました。
ひっつき虫にはツルツルでないとダメですね。よく分かりました。