岸本周平 Blog

和歌山 民主党 衆議院議員
岸本周平 汗と涙の日々!

六十谷駅前での演説

2008年02月01日 15時08分21秒 | Weblog
        (JR六十谷駅前の様子:撮影岸本周平)

 昨日の朝は、写真の六十谷駅(むそたえき)前で、朝6時から街頭演説。今朝は、南海電鉄「紀の川駅」でやりました。下着を防寒用のものでそろえ、しかもZIPPOカイロで武装していますから、背広姿で元気良く演説ができます。

 昼間もこの防寒体勢を使わないともったいないので、(というか部屋の中では暑すぎるので)、街頭に出かけます。田んぼの真ん中や、幹線道路に出没しました。

 高速道路の整備も必要なところがあるのでしょうが、和歌山市内の道路事情の悪さには、絶望的になってしまいます。一人で運転するようになって、ますます肌で感じます。周平は何度も脱輪していますが、運転技術もさることながら、やはり道路が狭すぎます。

 県庁所在地の道路事情がこれでは泣きたくなります。これまでの行政はいったい何をやっていたのでしょうか?それから、田んぼや畑がどんどん住宅地に変わっていきます。都市計画上、最悪のスプロール化現象です。和歌山市に都市計画はないのでしょうか?今のように、野放図に宅地が開発されていきますと、ますます中心市街地は空洞化します。

 一方で、建築基準法の改悪で、建築確認がなかなか出ません。しかも、運用もひどくて、一ヶ所間違いがあった場合でも、すべての書類を出しなおさせるというではありませんか!子どもじみた「いじめ」の世界です。すべてが、官僚の責任回避のためです。

 しかし、建築確認が出ない間、金利や土地代の支払いが発生します。お役人さんには、そもそも「金利」(タイム イズ マネー)の観念がありません。私自身も、トヨタ自動車で、「タイム イズ マネー」を学びました。

 和歌山でも、建築関係の多くの企業が倒産や、廃業をしています。このため、今年度のGDPは0.7%も下がりました。明確に政策の失敗なのに、政府では誰も責任を取りません。いったい、この国はどうなってしまったのでしょうか?何年も前の話ならいざ知らず、目の前に担当局長も次官も座っているのですから、責任の所在は明らかです。今の政治は、「官僚天国」と言われてもしかたありませんね。政権交代でしか、責任を問えないのです。