昨日の4月15日は、今月から始まった「後期高齢者医療保険制度」の保険料が初めて年金から天引きされた日です。テレビのニュースも新聞も、昨晩からひっきりなしに報道しています。
最大の問題は家族の被扶養者で保険料をこれまで払ってなかったお年寄りの中で、200万人が新たに保険料を負担することになったことでしょう。さらに、すべて年金からの天引きですから、弱いものいじめだとの批判を免れません。天引きにするかどうか選択性にすべきでした。
そして、今回の改正(改悪)は2年前から決まっていたのですから、日本政府に国民に対する説明責任を果たそうという姿勢が全くなかったことが明らかになりました。2年前に与党の多数で強行採決をした結果について、「国会で決まったことだから、国民は従って当然。」というおごりを感じます。
元々、医療や介護の制度変更は法律が決まってから後、政令、省令、通達などで細かい運用が決まります。毎年、通達が年度末ギリギリに出されて、県庁や市役所の担当者は徹夜で仕事。病院や介護サービス事業者もてんてこ舞いです。いまだに厚生労働省のお役人にお上意識がある証拠です。
現場の苦労を考えれば、法律改正の後、その実施を2年先にしてきちんと政省令や通達まで国民に周知徹底するべきです。しかし、今回のように実施まで2年もあったのに広報をしないというのは今の政府の大失政です。
しかし、この問題の根は深いです。11兆円の老人医療費を何とかしなければいけないのは事実だとしても、科学的に医療費を減らす研究には政府の助成がないのです。4兆円から5兆円の薬剤費が適正かどうか。科学的な検証は行われていません。
ある一定の年齢を超えると高いコレステロール値や高血圧の方が長生きするという研究データがあります。しかし、学界では無視されます。なぜなら、製薬業界から研究費をもらっている大学教授は、薬が売れなくなるような提言はできません。アメリカでは、保険会社が医療費を減らす研究に補助金を出します。無駄な薬には保険を適用しません。健全な競争原理が働くのです。
日本では、道路だけではなく、医療分野など政権交代でしか変えられないことが多すぎます。「後期高齢者医療保険制度の騒ぎ」を一過性のもので終わらせずに、根深いしがらみと馴れ合いの政治にメスを入れるきっかけにしたいものです。
私たちのために。
私たちの子供たちのために。
私たちの大切な人のために・・・。
信じられない政治に終止符を打つ。
そして、信じられる政治を創るために。
最大の問題は家族の被扶養者で保険料をこれまで払ってなかったお年寄りの中で、200万人が新たに保険料を負担することになったことでしょう。さらに、すべて年金からの天引きですから、弱いものいじめだとの批判を免れません。天引きにするかどうか選択性にすべきでした。
そして、今回の改正(改悪)は2年前から決まっていたのですから、日本政府に国民に対する説明責任を果たそうという姿勢が全くなかったことが明らかになりました。2年前に与党の多数で強行採決をした結果について、「国会で決まったことだから、国民は従って当然。」というおごりを感じます。
元々、医療や介護の制度変更は法律が決まってから後、政令、省令、通達などで細かい運用が決まります。毎年、通達が年度末ギリギリに出されて、県庁や市役所の担当者は徹夜で仕事。病院や介護サービス事業者もてんてこ舞いです。いまだに厚生労働省のお役人にお上意識がある証拠です。
現場の苦労を考えれば、法律改正の後、その実施を2年先にしてきちんと政省令や通達まで国民に周知徹底するべきです。しかし、今回のように実施まで2年もあったのに広報をしないというのは今の政府の大失政です。
しかし、この問題の根は深いです。11兆円の老人医療費を何とかしなければいけないのは事実だとしても、科学的に医療費を減らす研究には政府の助成がないのです。4兆円から5兆円の薬剤費が適正かどうか。科学的な検証は行われていません。
ある一定の年齢を超えると高いコレステロール値や高血圧の方が長生きするという研究データがあります。しかし、学界では無視されます。なぜなら、製薬業界から研究費をもらっている大学教授は、薬が売れなくなるような提言はできません。アメリカでは、保険会社が医療費を減らす研究に補助金を出します。無駄な薬には保険を適用しません。健全な競争原理が働くのです。
日本では、道路だけではなく、医療分野など政権交代でしか変えられないことが多すぎます。「後期高齢者医療保険制度の騒ぎ」を一過性のもので終わらせずに、根深いしがらみと馴れ合いの政治にメスを入れるきっかけにしたいものです。
私たちのために。
私たちの子供たちのために。
私たちの大切な人のために・・・。
信じられない政治に終止符を打つ。
そして、信じられる政治を創るために。
・・・と言われても学会のguidelineで書かれたら放置できません。心臓病や脳血管障害起こしたら患者(および家族)に文句言われますので普通の臨床医はguidelineを守ります。無知な医師や変わり者の医師はわかりませんが。
医療訴訟であほな判決出す裁判官を何とかするのが医療費削減の早道かと・・・。検査漬けの元凶です。
アメリカの保険会社は利益第一主義で問題多くないですか。富裕層以外にとっては、国民皆保険の日本のほうが優れてます。
ただ体が衰弱してくると血圧もコレステロールも下がってくるので自然に低くなったと言って喜んでばかりもいられません。何か隠れた病気があると寿命は短くなりますね。
私自身は、人口の高齢化を背景として金のかかる高度医療を国民皆保険制度でのフリーアクセスで行うという前提にたてば、医療費は増えて当然と考えます。しかし政府は制度をそのまま維持しながら医療費を削減しようとしています。そんな事は根本的に無理な相談で、結果としていろいろなひずみを生んでします。税金で不要な高速道路を造って族議員と道路より道路工事が欲しい人々を潤す一方で健康保険料を上げるのなら税収をもっと医療費に投入すべきではないですか。田舎に車がまばらな高速道路ができて救急車が速く走れても病院がなけなれば患者さんは助かりません。
になります。
いつの時代からか、科学と称し、人間をロボットの様に扱い、自然治癒力を無視した対処療法が主になったのは。デカルトあたりか。人間本来の力がBIGだという自覚が必要です。
僕の友達の医学博士が曰く。健康とは「病気でない」ということではない。健康とは自覚したエネルギーだ。リンパ球を増やせ。そのためには、笑うこと、体を温めること、そして一番大事なことは薬をのまないこと。
美園公園さん いい事言う!
そう!
笑うこと!
老いも若きも
笑って過ごせる社会にしてよ!
周平さんが書いているように
私たちの知らない所で
なんやかや仕組まれていて
姥捨て山制度なんかで
国民に負担をしいて
エエカンゲンにせえ!
とにかくいっぺん政権交代して、
どうなるかみたい。
以前「私は薬に殺される」という本を
読んだことがありますが、安易な処方は怖いっすね
医療費を減らすためにも
一人一人が努力と見識を広げていければと感じます。
日本人が今まで培った世代間の助け合いがなくなり75歳以上を1つのグループにして医療費の一部負担をおしつけるなんてのは全くおかしな発想だと思います。
事はこれだけではなく4月から始まった特定健診(メタボ健診)とその健診結果でメタボと判定された人が受けないといけない特定保健指導という名の生活習慣改善プログラム。
で、生活習慣が改善されなかった人を抱える医療保険者には罰則が与えられます。
この罰則が高齢者医療への分担金引き上げとなると聞いてます。
この特定健診というのが非常に恐ろしく国が日本人の基準を決めてしまったのです。
この基準が一人歩きして採用や昇進等で扱われるときが来るかも知れません。
受診者さんは健康診断受けてるつもりでもメタボリック症候群しか見てません。診たくても項目にない。
食後の採血でもいいとか、腹囲測定は自己申告を認めるとか健診精度にも大いに疑問あります。かかりつけの内科(専門)の先生に相談するのが一番信頼できるのではないでしょうか。うちも検診はしますがおそらくほとんどが項目追加になるでしょう。だって高血圧の人に腎機能の検査がないなんて・・・。経団連というか保険者側のコストカットの要望を入れすぎて不十分になったようです。
薬剤費節約といわれてるGENERICもどれが安全で有効か日本では検証されていない現状で押し付けられても患者さんにデメリットが出ます。どれが先発品同等の安全性と効果があるかわからない(客観的に証明されていない)現状では使えません。イスラエルかインドの製品が入ってくるのを待ちましょうか(笑)
お役人様と経営者は国民の健康よりも財政が大事なようですね。