岸本周平 Blog

和歌山 民主党 衆議院議員
岸本周平 汗と涙の日々!

章魚頭姿山?高津子山?

2007年09月03日 23時27分37秒 | Weblog
   (雑賀崎灯台から撮影した高津子山の姿:展望台が見えます)

 今日も暑い一日でした。9月に入ってもフレーズは変わりません。月曜日恒例の「南海和歌山市駅」での街頭演説はいつも通り6時半から始めました。駅前が南向きなので、西向きのJR和歌山駅と違って、東からの朝日を直接浴びてしまいます。しかし、顔を売る必要があるので、「民主党キャップ」をかぶるわけにはいきません。

 中年の上品な女性から「暑いのにたいへんやの。からだ大切にしよし。」と温かい言葉をもらいました。というような一日のスタートですから、推して知るべし。今日も真夏の一日となりました。

 それはそうと、私のブログはまだまだ読者が少ないのですが、だからこそ熱心な方々が多くて、いろいろなことを教えてくれます。昨日のブログのボランティア作業の写真の遠くに「高津子山」が映っていました。この山は、別名「章魚頭姿山」とも言うのだそうです。「ちゃんとブログを読んでいるので、、、ちょっと気になってな。」と教えてくれる方がいました。以下、万葉集の話しは別の方が資料をくださり、教えてくれました。

 元々はタコ(章魚)の頭に似ていることから「章魚頭姿山」と名付けられたとのこと。確かに、地図によれば、「章魚頭姿山」との表記もあるのです。「タコズシヤマ」->「タカツシヤマ(高津子山)」との変化のように思います。

 ともかく、和歌山はこの写真のように素晴らしい緑の山並みに囲まれているのです。しかも、山部赤人の片男波の歌「若の浦に潮満ち来れば潟(かた)をなみ葦辺(あしべ)をさして鶴(たず)鳴き渡る」のみならず、万葉集にはたくさんの和歌山の歌が載っています(合計102首とも言われます。)。

 夕日を見る会の舞台である雑賀崎でも「紀伊国の雑賀(さいか)の浦に出で見れば海女(あま)の燈火(ともしび)波の間に見ゆ」という歌を万葉集に見ることができます。いい感じですよね。千数百年前の歌集なのに、21世紀の今の私たちがそのまま、素直に感動できてしまうのです。昔からこの場所は「雑賀」という地名だったんですよ。日本人に生まれて、しかも和歌山に生まれて良かった!皆さん、そう思いませんか!

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2 コメント

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Re: 章魚頭姿山?高津子山? (新撰組 3代目 くみちょ。)
2007-09-04 17:58:18
安心して下さい。
みなさん書き込まないけで、読者は少なくはないはずですよ(笑)

学生時代を和歌山で過ごし、社会人になって東京で数年働いた後、結婚をしてまた和歌山に戻って来た私ですが、気づいてなかったですね・・・そこに居ると何もかもが当たり前すぎて。

子供の頃から・・・
空は広く、高く、青いのが当たり前!
海は青く澄んで、夏には泳げるのが当たり前!
山は雄大で、青々とした木々が生い茂るのが当たり前!

空気はきれいなのが当たり前!
水は飲めるのが当たり前!
月や星はきれいで輝くのが当たり前!

魚は新鮮で旨いのが当たり前!
果物は甘くて豊富にあることが当たり前!
「自然は自然にある」ことが当たり前!
当たり前!当たり前!当たり前!

ところが東京からこちらに戻って、就いた仕事の関係で海上から振り返って見た和歌山の美しさに感動し、また都会から遊びに来てくれた友人知人達が残した言葉が、鈍感な私に気づきを与えました。

それが切っ掛けとなって、中でもとりわけ和歌浦湾の美しさに惹かれ、今は新和歌浦に引っ越して住んでいます。 本当に和歌浦湾は景観の素晴らしいところですね!

新年名草山から輝きながら昇る初日の出を拝み、春霞の中に幾重にも重なる山々を眺め、夏大空に湧き上がり立ち上る入道雲を仰ぎ見て、秋海面をキラキラと輝かせる名月を愛でる。 そして、冬凍てつくような夜空に輝きを放つ満天の星たちに感動する。

日々変化し続ける風景に素直に感動しながら、また同時に「過去にこの風景を見た人達も同じように感動したろう」と思い巡らす。

ここには「和歌山に生まれて良かった!」と感謝する瞬間がいっくらでもあります!


ただ残念なのは、市民としてその「和歌山の歴史」を紐解くほどの知識がない・・・地元の歴史をあまりに知らなさすぎるということ。

学校での勉強をする前に、本当は地元について、その歴史についてもっと勉強すべきだったのかもしれませんね・・・「人」としては。
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応援してます。 (武士道)
2007-09-08 10:27:43
城東で先輩が3年生の時一年生だった者です。最近、このブログをしり、拝見させて頂いてます。中学時代の柔道着姿の写真を見て、当時、私に優しい言葉をかけてくれたことを思い出しました。その時、子供心にこの人は大きな人(人間的に)だなと感じました。そして今やはり、大きな人ですね。エールを送ります。
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