こんにちは 岡本しょういです

京都の南部、和束町で日本共産党の町会議員をしています。町や議会などの情報をお知らせしています。

結局、何もしなかったのは・・・

2008-09-29 01:49:25 | 議会報告&議員活動

 ずいぶん、涼しくなってきました。

今年は、秋の訪れが早い感じですね。

さて、昨日は運動会でしたが、その日の新聞に、「南山城村で説明会」とありました。
何の事?と思ったら、広域連合についての住民説明会を28日の夜に開くとの事。
26日の議会で、広域連合の議案が審議されるはずだったようですが、議会が住民説明会の開催を要望し、村長がそれを受け入れたようです。
28日の説明会をした上で、29日の議会で審議されるようです。

運動会の開会式の始まる前、町長に「村では説明会、やるようですね」と声をかけると、町長はちょっと困惑した感じの表情を見せながら、「何か、説明会をやった、住民の声を聞いたという形だけつくるような事に見える」みたいな事を言われ、説明会をするなら、各区を回ってするのが私のイメージ、とか、1日だけ、やまなみホールで説明会をする村のやり方を「批判」されるような口ぶり。

私が「何もしないより、良いと思いますけど」と返すと、ちょっと苦笑いされていました。

笠置町長が、笠置町議会の全員協議会で話された事によれば、はじめは笠置でも住民説明会をやろうと思っていたが、和束と村の町村長に「説明会を開くと、連合がつぶれてしまうから、開かない」との話をされて、急きょテレビでの一方的な説明に変更したらしい。

堀町長にしてみれば、この前、一緒に笠置町の説明会開催を「阻止」した南山城の村長が、議会の要望に簡単に乗って、説明会を開くことが面白くなかったのかも知れません。

確かに、審議の前日に、たった1回だけの説明会を開くことが十分だとは到底言えないし、村議会や村長の思惑はよくわからないけれど、「説明会を開き、住民の意見を聞いた」との「実績」を形式的にでもつくれればとの事かも知れません。

それでも・・・

それでも、何もしないよりはましだと思います。

笠置も、説明会を開くと言って開かなかったのは、いただけないけれど、それでも町営テレビで「説明」は2回したそうです。

 

結局・・・

何もしなかったのは、和束だけ。

事務的なミスもふくめ、ドタバタしておきながら、無理やり議会初日の議案提案を行い、国と府に対する「政治責任」を最優先し、最後まで住民への説明を拒んだ町長。

そんな町長の「暴走」を、同じようにドタバタしながら、あっさり許した議長と多数の議員。私が、様々な問題を置き去りにしたまま連合規約を提案した町長を「無責任」だと指摘したら、「それに賛成した私らも無責任か」と腹を立て、町長に「無責任な提案はしてない」と言わせて面目を保とうとする議会。

「形式的」にでも、住民の意見を聞こうともしなかった町長と、それを求めもしなかった議会。

 

村の説明会開催が、和束の住民無視の姿を、なお一層、浮き彫りにした感じです。

説明会を受けて、29日の村の結果がどうなるかは何とも言えませんが、

「和束だけ、何jもしなかった」という事実だけが残りました。

国や府からは、「高い評価」を受けるのかもしれませんが、

住民の立場から見れば、最低でしかない結果です。


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