10月5日付けで発行した「活動報告ニュース」の内容を、そのまま紹介します。
この夏も各地で豪雨による浸水や土砂災害が発生し、福知山や広島では甚大な被害となりました。和束も土砂災害や水害の危険が大きい地域であり、決して油断できません。
9月議会で岡本議員は土砂災害等への対策の現状について質問し、これからの台風や秋雨の時期への備えの強化を要望しました。
8月の広島市での土砂災害被害は、あらためて土砂災害の怖さと対策強化の大切さを明らかにしました。この間、府土木事務所で確認したところ、和束町では、土砂災害警戒区域の箇所数が133か所にものぼる事がわかりました(府のホームページで具体的な箇所数や箇所を確認できます)。
警戒区域内の家屋は178戸
また、警戒区域内にある住宅家屋の戸数は、178戸である事を、9月議会で総務課長が明らかにしました。
町指定の避難所の半数以上が、浸水や土砂災害の「危険」
災害の危険が迫った時に、安全を確保する場所が避難所です。和束では、町内8か所(中・五の瀬避難所、小学校、体験交流センター、保育園、社会福祉センター、B&G海洋センター、人権ふれあいセンター、白栖公民館)が避難所に指定されています。
しかし、町が作成した「洪水・土砂災害ハザードマップ」を見ると、8か所中5か所の避難所が浸水や土砂災害の危険がある地域にあります(下の表参照)。また、この間町が第1次的な避難所として位置づけている各区の公民館も、被害を受ける可能性の強いものがあると思われます。
警戒区域や危険地域等の住民への周知、出来る限りの対策を求める
山間地の町である以上、100%の安全は望めない面はありますが、「危険」をしっかりと認識する事が重要です。そのためにも、自分の住む地域や住宅、避難所などがどういう場所にあるのかを具体的に知る必要があり、住民への具体的な情報提供や周知を図るよう要望。避難所も再度点検を行い、安全性を高める対策を早急に行うよう求めました。
ゼロ歳児(6か月児~)の利用はじまってます
4月から6か月児から受入れ可能になった保育園で、初めての利用が・・・先日、保育園に行かせていただいた際、園長先生から「9月からゼロ歳児の利用が2名ではじまりました」とのお話をお聞きしました。他でも「私も利用します」との声が聞かれ、今後、利用が進みそうです。実現を求めてきただけに、うれしいですね。
台風18号が、明日からあさってにかけて、近畿地方に接近しそうです。
昨年9月の台風18号では大きな被害がでて、まだ復旧工事もすべて終了していません。
何とか被害なく通過してくれたらと思います。