3月に入り、いよいよ春も近しですね。家のまわりでは、うぐいすの鳴き声もひんぱんに聞こえるようになってきました。
2月の後半を少し振り返ると、25日はPTA総会と京都市内での大演説会。
PTA総会は毎回出るようにしていますが、あまり出席者は多くありませんね。
それでも今回は、30人以上が出席されていたので、多い方だと思います。
役員さんにおんぶにだっこのPTA活動になりがちなので、特に本部役員の方は大変です。
それだけに、活動内容もマンネリになりがちですが、もう少し一般の会員が参加しやすい、できるようなとりくみがあれば良いなと思います。そんな思いで少し意見を言いましたが、少しでも取り入れてもらえれば良いなと思います。
学校の関係で、2つほど質問した事がありました。
1つは、給食費のこと。
この間、学校から「給食費の清算について」というプリントをいただいたんですが、年度末の調整額で3月分の給食費が、1年生から4年生までが5750円、5年生が5250円、6年生が5000円というものでした。
小学校の給食費は、今年度から月600円値上げされて、月4100円になりましたが、通常月よりも900円から1650円も上乗せされた額を請求されました。
プリントの説明では、給食費は1食あたり単価250円で算出していて、それに給食の実施回数を掛けるとそれだけの経費になるとの事なんですが、どうも納得できないものがあります。
保護者に示している給食費はあくまで月4100円です。最後に調整してそれ以上の額を請求するなら、実質は月4200円から4250円となり、月4100円という額は何の意味もありません。本来は、月4100円の範囲内で給食を運営するのが筋ではないでしょうか。
他の町でもそうなのか?と、精華町、木津川市、宇治田原町に問い合わせてみると・・・
精華町・・月3300円で、それ以上の請求はなし。
木津川市・・月3500円で、年度末調整はするが、月額以下で請求するのが普通。
宇治田原町・・月3600円で、年度末調整はするが、月額以上の負担はない。
という結果で、月額で決めている負担以上を請求することは、「通常ありえない」との事でした。
そういう事実も紹介しながら、「どうして和束では、月額以上の請求となるのか。来年度の給食運営委員会でも検討していただきたい」と要望しました。
教頭先生は、学校長名で出しているが、よくわからないみたいなお話しでしたが、学校として出しているなら、説明はちゃんとしていただきたかったですし、ぜひ今後検討してほしいと思います。
もう1つは、学習指導要領の改訂にともなう、来年度の授業数や学校運営のことです。
総会の冒頭に、教頭先生から、その関係の話もされ、来年度の1年生、2年生の授業時数が1時間増えて、1年生は週25時間(毎日5時間)、2年生は週26時間(週1回6時間)になると言われました。
それに関連して、この間、夏休み期間をカットして授業時数を確保するとか、土曜日を活用するとかの動きも周りではあるが、和束ではどういう方向で検討されているか、子どもたちの負担が増えるが、どういう支援を行うのかなどについて聞いてみました。
教頭先生は、まだ検討中との話をされましたが、私が気になったのは、「子どもに負担と言われましたが、何をもって負担とされるのか」と言われて、時数が増えた分、学ぶ喜びなどを充実させるというのが考え方みたいな話をされた事です。
私は、負担と考えるか、どうかという解釈の問題ではなく、子どもたちの実態から考える問題と思います。
保育園を卒業したばかりの1年生が、いきなり毎日5時間をこなすとか、2年生も6時間があるとかいうのもそうですが、量的にも大幅に増えて、内容もかなり難しくなっている中で、それが負担にならないわけはないし、かなり無理がきているな、と今でも子どもの様子からも見えてきます。学ぶ喜び以前に、こなすのがせいいっぱいというのが実感ですね。
「何をもって負担か」は、現場の先生方が一番認識されている事だと思います。
そんな中でも、必死で努力をいただいて、1人1人の子どもたちにあたっていただいていると思います。
学習内容が増える事が、すべて負担というわけでなく、いろいろな知識に出会い、世界が広がることでもあると思います。
すべての子どもたちに、学ぶ喜び、世界が広がる喜びを実感してほしいと私も切に願います。
でも、それは、その事を保障する「しかけ」がともなわないと、建前だけになりがちです。
それを負担とみるか、みないかよりも、子どもたちの実態から出発して、子どもたちにとって最良のものを考えていくことが大事だと思いますね。
PTA総会を終えて、その夜は、京都市内で開催された演説会に。
府立体育館が会場なので、車で京田辺市まで出て、近鉄電車と地下鉄、阪急電車を乗り継いで、西院(西大路四条)まで行き、そこでバスに乗って「大将軍」まで行くと、歩いて5分ほどで到着。
私は円町に近い、花園大学に通っていたので、学生時代は、よくこのルートで通学していましたし、大変懐かしい気持ちになりました。「太子道」というバス停が最寄りだったんですが、バス停近くの中華料理屋さんやパン屋さんもまだあり、「まだ、がんばってはるなあ」なんて思いながらバスに揺られていました。
府立体育館の演説会では、「いっせい地方選挙候補者勢ぞろい」なんていう時間もあって、私も大勢の候補者とともに壇上に並ばせていただき、6000人の熱気の中で、必勝を誓いました。
27日は、午後から京都の京都教育文化センターで開催された、「京都給食まつり」というイベントに家族で参加してきました。
各地の学校給食のメニューを組み合わせた試食弁当を味わたり、各地の給食を紹介した展示物がいっぱいあったり、なかなか面白かったですよ。
学校給食だからこそ、食の本当の意味での豊かさを伝えてほしいし、子どもたちに経験してほしいですね。
他にもいろいろとあったんですが、楽しかったですよ。
毎年、この時期に開催されているので、関心のある方は、ぜひ足を運んでみてください。または、ぜひご一緒しましょう。
そんなこんなで、3月に突入しました。
選挙も迫りますが、その前に、今期最終となる3月定例議会が10日からかじまる予定です。
昨日は、一般質問の通告をしてきました(内容はまたお知らせします)。今回は、全部で5人が一般質問に立つみたいで、最後の最後で、ようやく「らしく」なってきた感じでしょうか。それでも半分以下ですけどね。
前にも書きましたが、ちょっと議会がゴタゴタしていて、本来は、今日くらいに議会運営委員会が開かれて、議会の日程などが検討されるんですが、今回は今のところ開かれる予定もなく、3月議会でも、まだいろいろもめそうな雰囲気です。
そんなことに振り回されることなく、この4年間の総まとめとして、しっかり頑張りたいと思います。
住民アンケートを、日曜日の京都、朝日、毎日などの新聞に折り込みました。他の新聞にも近いうちに折り込む予定です。
ぜひ、返信してくださいね。
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