食養生365日 食材の栄養や漢方・薬膳的な効能のお話

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むくんだ時に食べるもの

2013-08-05 | むくみを取る
昨日なぜか足がむくんでパンパンになり、膝まで痛くなってしまいました。
食養生を毎日実践するようになって2年、最近は冷えやむくみの症状がそれほど気にならなくなっていたので驚きました。

水飲み過ぎたかしら?
確かに3日前にビールを飲んだけどその翌日は何ともなかったのに。
(でも冷えが徐々にたまる原因にはなったかも(^ ^;))
ここ数日食べたものを思い返し、胃腸が冷えて水分の代謝が悪くなったのでは?ということになりました。

きゅうり、トマト、なすは今日は食べるのをお休み。
緑茶を杜仲茶に変えました。杜仲茶は体を温めて腎の働きを助けます。

友人と食事をすることになっていたので、胃腸を元気にして温めてくれるかぼちゃや鶏肉、利尿の働きのあるとうもろこしと枝豆をしっかり食べられるメニューを選びました。とうもろこしと枝豆は、温でも冷でもない中間の平の食材です。
冷たいビールは我慢。友人はかき氷を食べていましたが私は温かい紅茶を飲みました。

久々に少し運動してエアコンで冷えていた体に刺激を与えました。
そして今日は尿の出もよく、膝も痛くないし、むくみはだいぶ解消されてます。うまくいったみたいです(^ ^)

むくみを取る効果があるといわれている食材には、体を冷やすものが意外とあります。
スイカ メロン ズッキーニ 豆腐 緑豆 緑茶 きゅうり
セロリ なす 空芯菜 とうがん はと麦 昆布 もずく

…など

確かに寒い所に行くとトイレが近くなるので、体を冷やすものに利尿の効果があるのは納得できます。
ただ、冷えた状態の人がさらに冷える食材を摂っても、水分代謝に関わる脾(いわゆる脾臓だけでなく消化機能全体を指します)や腎(いわゆる腎臓と生殖機能を指します)の働きがさらに低下してしまうので、むくみに効果を発揮してくれません。

こういう場合は、温でも冷でもない平の性質で利尿の効果があるものや、体を温めるものを食べて、水の循環を整え不要な水分を排出しむくみを取っていきます。

平の性質で利尿効果のある食材
小豆 大豆 黒豆 空豆 とうもろこし ぶどう
さば かつお すずき 白魚 石持

…など

体を温める温の食材
かぼちゃ にら もち米 羊肉
いわし 鮭 鯵 海老 鶏肉(平に近い温)

…など

体の声を聞きながら色々試して、自分に合った方法を見つけていきましょう。
効果が見られなければ食べるものを変えればいいだけですから、神経質になる必要もありません。気軽にゆっくり続けるうちに体は変わって行きます!
私はそのヒントを発信して、みなさんの体と心をいい状態に近づけるサポートができたらうれしいです。

むくみには今回のケース以外にも様々な原因があるので、それはまた別の機会に。
それではみなさんまた明日お会いしましょう(^-^)ノシ


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