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11月の篆刻(てんこく)勉強会に行く

2024年11月17日 | 篆刻
今日は月に一度の篆刻勉強会でした。
11月とは思えない程、暖かい。お天気が良く打瀬の
街路樹のナンキンハゼが紅葉してきました。
 

サークルの皆さん全員集合して10月の篆刻の
課題「楓林江色寒」(ふうりんこうしょくさむし
楓の林に霜が降りて葉は赤く景色がひとしお寒く見られる)

講評を先生から受けます。印の大きさ八分(約2、5m)
から一寸(約3cm)以下先生の講評

  
小篆を印面にバランスよく配置し刀線の伸びやかさは
すばらしい。丁寧な刻は氏の定評であり感嘆の作である。

Nさんは趙之謙、徐三庚を参考にしているとの事。

  
「木」ヘンを二文字に共通のアイデアは良い。ただし
「林」の字が読みにくい。刀線の動きの変化は小気味よい。


  
細部まで刀味の切れ味あるも文字の配置にやや難がある。
左行は三等分でよろしいのでは。


  
回文の作なるも、その必要があったのか。右二文字が
重い。雅味を入れ過ぎて字形が崩れる注意。


  
左右の重さの配分に差がある。刀線の太・細も気になる。
「色」字が目立つ。左下部の朱の空間の処理が一考あり。


  
小篆でよく配置された好印たるも「寒」字が他字比して
強さ欠く。辺縁に太さの変化をつけること一考。


  
三字・二字の配字でよくまとめている。細部までよく
伸展あり辺縁太くてもよかったか。


  
印面に十分伸展した印にて迫力を感じさせる力作である。
印篆の風格十分の作である。

  
  
印面にバランスよく配置されているが文字今少し太く
補刀すると力感がでよう。白文は特にこのこと大事。


  
伸びやかでよく分間布白を考慮した作である。明快で
余白生々とした好印たり。


先生の参考印
1、「万象」辺縁を手本とせよ。
 
2、「體露金風」章法、一文字でもせんの太・細を入れる。
 
3、「墨戯」周縁回線も、太さ、入線する辺縁も考慮せよ。
 
辺縁回線を入れるのも難しい。

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