4月頃、身体を鍛えようとスクワットを始めたら
胸椎圧迫骨折してしまい、今日は定期検診に行く。
ここは院長が7時半から診察をしているという事で
8時過ぎに病院に行くと既に患者がいっぱい。
私は待合室のTVを見ていると知らないオバさんが
横に座って話しかけてきた。

「あの番号(診察順番の)何番になってる?私は302番
なんだけど目が悪いのでよく見えないのよね」とオバさん
「未だ300番ですよ。何処怪我したんですか」と私
「転んで腕骨折。レントゲン室でレントゲン技師の
言ってる事がよく分からないので聞き直したら
『年寄りだから聞こえないの?じゃぁ言っても
しょうがないな』というのよ。そりゃあ私は
年寄りだけど何も年寄りにむかって『年寄り』
呼ばわりしなくてもいいじゃない。頭にきた
先生に言ってやる」と息巻いたオバさん。
「そうですね」と言いつつ、歳は歳なんだから
そんなに怒らなくてもいいんじゃない。と思った私です。
が、女はいつ迄も年をとりたくないという事か。
そのオバさん私があまり乗り気でないので話を変えてきた。
「さやこさん、離婚ですってよ。知ってた?ほら、
天皇陛下の娘さんよ。黒田さんという人と結婚した
清子さんよ。子供も出来なかったからね。仕方が
無いか。皇室で初めての離婚よ」とオバさん。
「へぇ~そうなんですか?日本の皇族も離婚できる
時代がきたんですね。いい事じゃないですか。
イギリス王室なんかたくさん離婚している。
人生一度きり、気が合わない人と生活して
いても辛いだけ。皇族が(清子さん)離婚
できるのはわるい事ではないですね」と私。
「雅子様(皇太子妃)もあんな病気になっちゃって
あれはね、お付きの人が悪いのよ別れてしまえば
いいのよ」と捲し立てるオバさん。
ゴシップ好きでおしゃべり好きなオバさん、
302番の順番がきて診察室へ向かった。
年とると誰彼なく平気でお喋りするのも
年寄りの証拠か?それにしても黒田清子さん
離婚?はないでしょう。
私の診察は今日は早く1時間で順番が回ってきた。
「お世話になります」と入っていくと
「具合はどう?」と院長。
「大分楽になってきましたが未だ押すと痛い」というと
「治るのに6ヶ月くらいかかるからね」と院長。
ベッドに横になって
「この辺かな?」と触診。
「そう、その辺、押されるとらくちん」というと
「そうだろうけどいつ迄も押していて
あげられないから注射しとくね」と院長。
「ところで運動はしていいですか?」と聞いたら
「う~ん、何の運動?」と院長
「ダンス」と私
「何のダンスかな」
「社交ダンス」
「あ~、それならいいよ。タンゴ?」
「ワルツも」
「音楽を聴きながら踊るのは女性ホルモンが
たくさん出るからいいんだよ。昔は私も
よく踊ったな~。シャッセは跳ねない
ようにね」とダンス用語のシャッセを
知っている院長。ダンスの事よくご存知。
「昔、赤坂のニューラテンクォーターに
行って踊ったもんだよ」と院長
「いゃ~懐かしい、ラテンクォーターなんて
高くて(入場料)私は行けなかった」
「ホテルの中にあったんだよ。
知ってる」と院長。若い看護士に向かって言った。
看護師首を横に振る
「皆さん若い(20代)から知らないよね~」
「ホテルが火事になって閉店しちゃったね」と院長
「昔はナイトクラブやダンスホールがたくさんあったね」
「あの頃はいい時代だったよ」と院長
二人で昔話。看護師、何の話しか分からずの顔、
他の患者が待ってるぞ、と思い切り上げた。
ともあれダンスはOKが出て少しは運動が
出来るので良かった。
胸椎圧迫骨折してしまい、今日は定期検診に行く。
ここは院長が7時半から診察をしているという事で
8時過ぎに病院に行くと既に患者がいっぱい。
私は待合室のTVを見ていると知らないオバさんが
横に座って話しかけてきた。

「あの番号(診察順番の)何番になってる?私は302番
なんだけど目が悪いのでよく見えないのよね」とオバさん
「未だ300番ですよ。何処怪我したんですか」と私
「転んで腕骨折。レントゲン室でレントゲン技師の
言ってる事がよく分からないので聞き直したら
『年寄りだから聞こえないの?じゃぁ言っても
しょうがないな』というのよ。そりゃあ私は
年寄りだけど何も年寄りにむかって『年寄り』
呼ばわりしなくてもいいじゃない。頭にきた
先生に言ってやる」と息巻いたオバさん。
「そうですね」と言いつつ、歳は歳なんだから
そんなに怒らなくてもいいんじゃない。と思った私です。
が、女はいつ迄も年をとりたくないという事か。
そのオバさん私があまり乗り気でないので話を変えてきた。
「さやこさん、離婚ですってよ。知ってた?ほら、
天皇陛下の娘さんよ。黒田さんという人と結婚した
清子さんよ。子供も出来なかったからね。仕方が
無いか。皇室で初めての離婚よ」とオバさん。
「へぇ~そうなんですか?日本の皇族も離婚できる
時代がきたんですね。いい事じゃないですか。
イギリス王室なんかたくさん離婚している。
人生一度きり、気が合わない人と生活して
いても辛いだけ。皇族が(清子さん)離婚
できるのはわるい事ではないですね」と私。
「雅子様(皇太子妃)もあんな病気になっちゃって
あれはね、お付きの人が悪いのよ別れてしまえば
いいのよ」と捲し立てるオバさん。
ゴシップ好きでおしゃべり好きなオバさん、
302番の順番がきて診察室へ向かった。
年とると誰彼なく平気でお喋りするのも
年寄りの証拠か?それにしても黒田清子さん
離婚?はないでしょう。
私の診察は今日は早く1時間で順番が回ってきた。
「お世話になります」と入っていくと
「具合はどう?」と院長。
「大分楽になってきましたが未だ押すと痛い」というと
「治るのに6ヶ月くらいかかるからね」と院長。
ベッドに横になって
「この辺かな?」と触診。
「そう、その辺、押されるとらくちん」というと
「そうだろうけどいつ迄も押していて
あげられないから注射しとくね」と院長。
「ところで運動はしていいですか?」と聞いたら
「う~ん、何の運動?」と院長
「ダンス」と私
「何のダンスかな」
「社交ダンス」
「あ~、それならいいよ。タンゴ?」
「ワルツも」
「音楽を聴きながら踊るのは女性ホルモンが
たくさん出るからいいんだよ。昔は私も
よく踊ったな~。シャッセは跳ねない
ようにね」とダンス用語のシャッセを
知っている院長。ダンスの事よくご存知。
「昔、赤坂のニューラテンクォーターに
行って踊ったもんだよ」と院長
「いゃ~懐かしい、ラテンクォーターなんて
高くて(入場料)私は行けなかった」
「ホテルの中にあったんだよ。
知ってる」と院長。若い看護士に向かって言った。
看護師首を横に振る
「皆さん若い(20代)から知らないよね~」
「ホテルが火事になって閉店しちゃったね」と院長
「昔はナイトクラブやダンスホールがたくさんあったね」
「あの頃はいい時代だったよ」と院長
二人で昔話。看護師、何の話しか分からずの顔、
他の患者が待ってるぞ、と思い切り上げた。
ともあれダンスはOKが出て少しは運動が
出来るので良かった。