紫蘇の効用

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歌舞伎座・昼の部

2008年07月26日 | 歌舞伎

今月の歌舞伎座の昼の部は義経千本桜のうち佐藤忠信実は源九郎狐が主役の3幕が上演です。

鳥居前
 佐藤忠信実は源九郎狐:市川 海老蔵
 源義経:市川 段治郎
 静御前:市川 春猿
 早見藤太:片岡 市蔵
 武蔵坊弁慶:河原崎 権十郎

歌舞伎の中でもへんてこヘアースタイルNo.1の鳥居前の忠信。
こんな奇妙キテレツなカッコも荒事の成田屋は着こなしちゃうのねー。
しかし、見得のたんびにくわつくわっ唸るのと血管切れそうだじょ。
市蔵さんの藤太がお笑い役なのに舞台をひきしめてる感じの存在になってました。

吉野山
 佐藤忠信実は源九郎狐:市川 海老蔵
 静御前:坂東 玉三郎


幕があいた瞬間「おぉ~」と声があがった綺麗な舞台。
下手に大きな川があり、八角形の筒のようなものにキラキラする線が描かれてて、くるくる廻ってる。
春の川の流れをうまく表現できてる装置です。
踊りがはじまると、それは止まって玉さま、海老さまの美しい二人に集中できるようにもなってました。
これは花道は使わず、静御前の登場は板付きだし、藤太も出てこないので花道からの笠フリスビーもなく舞台にてポーズで幕でした。

川連法眼館
 佐藤忠信/源九郎狐:市川 海老蔵
 源義経:市川 門之助
 川連法眼:市川 寿猿
 妻飛鳥:中村 吉弥
 駿河次郎:坂東 薪車
 亀井六郎:市川 猿弥
 静御前:坂東 玉三郎


一昨年の演舞場→昨年の御園座→そして今年とうとう歌舞伎座で海老さまは四の切りをお勤めです。
初役から二度目のときに大きく前進してたので、今回もどんだけの躍進があるかと思っていたのですが。。。
なんか元に戻った?
アクロバティックな動きがステキに出来ても、やはりセリフが狐言葉を含め難しい&多いのでセリフ回しができてないと物語を伝えきれないので残念~
宙乗りは鼓を手にして嬉しそうな気持ちが全開で楽しい気分で幕となりましたが・・・

んー、若者の勉強会みたいだった。


二階の吹き抜けの画廊で発見

こりはイタグレじゃないっすかー
    
 しかもしゅりにちょっかい出してるつるちーにそっくり



七月大歌舞伎

平成20年7月7日(月)~31日(木)
歌舞伎座



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