今年の初芝居は国立劇場で菊五郎劇団の『曽我梅菊念力弦』。
初日のイベントで10:30から役者さんの鏡開きがあるので早々と劇場へ向かったら入口はすでに長蛇の列・・・
甘かった
昨年の鏡割りは前列に並ぶことができてサイン入り升に梅玉さんにお酒ついで貰えたのに・・・
振舞い酒の列に並んでも肝心要の鏡割りのとこが見えないのでお酒はあきらめてロビーに前進したらNaEさんに遭遇。あけおめ~
しゅりちゃんにお年玉くださいましたぁ
菊五郎さんと富十郎が鏡開き、パコーンと割って何人かにお酒を注いだら10分程で退場・・・あと、1、2分いてくだされば、お酒ついでもらえたのにぃ
でも、升酒はモライマシタ
そして正午に『曽我梅菊念力弦』開幕。
鶴屋南北らしい「えー、んな、バカな」的展開。
南北作品の『盟三五大切』が忠臣蔵外伝ならこれはその曽我兄弟版。
いちおう配役メモ
大工六三郎/新藤徳次郎:尾上 菊五郎
工藤祐常経/千葉之介常胤:中村 富十郎
稲野谷後家おかや:澤村 田之助
おその/おはん:尾上 菊之助
大磯の虎/六三郎女房おきぬ:中村 芝雀
山姥の権九郎:中村 信二郎
曽我五郎致:尾上 松緑
工藤犬坊丸祐友:坂東亀三郎
八幡三郎行氏:坂東亀寿
も~、菊パパのいなせなでぇくと、色悪どろぼーさんがかっくいい
そして菊ちゃんのお着物がみんな綺麗でかわゆい菊ちゃんにお似合い
信二郎さん、團蔵さんのワルも極端でぷぷっ
興味深きことはセリフに"豪敵" "素敵"という言葉がよく出てくること。
"豪敵" "素敵"は江戸時代、ものすごくという意味で、素敵は明治時代になって今の賞賛を意味する言葉になったらすぃ。
だから"素敵にめでたい"→"とってもおめでたい"という具合デス。
だから素敵にステキはすごーくステキってこと
幕間にはロビーで獅子舞さんにも会いました。
曽我物の大時代と世話物が一幕毎に交互なっていて、混乱するかと思ったけど、意外と判り易く、またストーリーを無視しても各場面で楽しめる
お父さんを亡くしたばかりの松也くんも新境地開拓な役で登場。
でもでもぉ、亀三郎、亀寿兄弟の出番が少なすぎるぞぉ
詳細・ネタバレは千穐楽後に書きまする~(ちょっとエロエロなのだ)
大詰め立ち回りのあとはお正月興行恒例の手拭い撒き。
なんと菊パパの最後の一投をキャッチできましたぁ
こいつぁ春から縁起がいいわぃ
こんな形で撒かれて・・・
今月の外題が刷られてる
江戸前料理食べたくなって、バスで銀座まで出て天○へ。
天茶で〆。
『通し狂言 曽我梅菊念力弦』
平成18年年1月3日(火) ~ 1月27日(金)
国立劇場大劇場
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今日、国立劇場に行ってきました。
手拭いGETとは羨ましい。。。。
オイラのトコロには飛んでこなかったので…
ストーリー的には確かに「んなアホなっ!」って偶然満載の歌舞伎らしい演目でしたね。
悪党達がなんともカッコいいなぁと感じてしまいました。
今日は小泉純一郎が来てたのでモノモノしい警備でした。
初芝居から一緒と、またまた今年も同じとこ出没率高そうですねっ
はい、5列センターにおりました。
もう全員投げ終わって、もらえなかった~って思ってたとこに菊パパがこちらのほうにポーンと・・・自然に手元に来ました
私も国立にいっておりました。
菊パパさんの投げた手ぬぐいをGETってことは
センターにいらしたんですね!
今年もよろしくお願いいたします。