のち
今日のランチは牛幸~♪
着いたらお膳がセッティングされてました
もち、しゃぶQ~
霜降り牛がとろける~
そして歌舞伎座へ。
幕見の列も長蛇、補助席も出てる大入り満員状態。
一幕目 山吹
辺栗藤次:歌六
島津正:段治郎
縫子:笑三郎
あらすじ読むと納得いくストーリーなんだけど、舞台上はかなり退廃的で常軌を逸してる感。
かつて思いを寄せていた島津正にストーカー行為しちゃう縫子。
かなりヤバい女だけど、笑三郎さんの上品さが切なく思いつめて、最終的に行く道が理解しがたい選択してしまうのもどこか綺麗で妖しい世界をかもし出してた気がします。
歌六さんは最近ばっちぃ老人ばっか見てるなー。5月の夏祭の義平次といい、この人形遣いの老人といい・・・。
大正時代らしい(・・・ってそんとき生きてたわけじゃないけど)刹那なワールド。
でもラスト、縫子の一途さに惹かれながらも「仕事がある」って島津正さん、現実的なのー
二幕目 天守物語
天守夫人富姫:玉三郎
姫川図書之助:海老蔵
近江之丞桃六:猿弥
奥女中薄:吉弥
小田原修理:薪車
亀姫:春猿
十文字ヶ原朱の盤坊:右近
茅野ヶ原舌長姥:門之助
玉さまのセリフのリズムが楽しいです。
妖怪の世界に実在の固有名詞が出て来てユーモアいっぱいじゃね。
天守閣への階段になってる花道すっぽんから出てきた海老さま、すんげーキレイ
下界で戦って再び天守閣へ上がってきたときのロングヘアーもすんげーキレイ
あんまりにも玉さまが姉さん女房風なのでカップルっぽくない・・・
ラブい二人が抱き合って幕となるけど、その後、亀姫がまた遊びにきた図書さまは浮気しちゃって、富姫亀姫の妖怪対決のスペクタクルな展開・・・とはならんか・・・
七月大歌舞伎
平成18年7月7日(金)~7月31日(月)
歌舞伎座
「山吹」では、もっとあっちの世界に行きたかったの、私…。
う~ん、亀姫にはもっとイケメンな人をみつけてあげましょう。イヤ、面食いじゃないかもね。「お笑い」大切にしてるかもね。朱の盆坊とも気が合わないといけないし…。って考えてどーする!(笑)
あっちの世界・・・ん~、笑三郎さんの品の良さというか器用さが倒錯にまで達しなかったって感じかな?
もっとイケメン・・・って図書さま見たらあれ以上はいないと思うんじゃないっすかー
お笑い狙ってもらいましょう