江戸時代の昔より、毎年11月頃になると上方の灘や伏見から船で運ばれてくる新酒を飲むことが江戸っこの粋だったといふ
これは富士山を横目で見ながら船に乗ってくるため「富士見酒」といってありがたーくいただくお酒だったそうな。
ときは今、えうろっぱから新酒が運ばれてきます
老化防止のポリフェノールが入ったありがたーい葡萄酒。
今も昔も新酒をいただく喜びを11月に味わってたんだぁ
ボジョレーヌーボー解禁日にAyIさんから送られてきた新酒。
キレイなお箱入り
Jean Claude Lapalu
ありがたーくいただきました
小春日和~ 11月なかばとは思えないぽかぽか陽気です。
天○で天ぷらランチいたしまする。
生牡蠣、でか。
はずせない鉄骨揚げ、 ふっくら穴子一本揚げ、 しゃきっと蓮根はさみ揚げ
などなどお好みオーダーにしました。
第二の腹に入れるのは銀座千疋屋のパーラーでマロンパフェとマロンシャンテリー
秋ですなー。
栗が新鮮です~
さて、花形歌舞伎、夜の部・・・宙乗りを3階から見るじょー
一幕目 時今也桔梗旗揚
本能寺馬盥の場/愛宕山連歌の場
武智光秀:松緑
小田春永:海老蔵
園生の局:春猿
安田作兵衛:薪車
連歌師丈巴:寿猿
光秀妹桔梗:松也
四王天但馬守:亀蔵
光秀妻皐月:芝雀
二幕目 新歌舞伎十八番の内 船弁慶
静御前/平知盛の霊:菊之助
源義経:梅枝
舟人岩作:松也
舟人浪蔵:萬太郎
舟長三保太夫:亀蔵
武蔵坊弁慶:團蔵
三幕目 義経千本桜・川連法眼館
市川海老蔵宙乗り狐六方相勤め申し候
佐藤忠信/忠信実は源九郎狐:海老蔵
源義経:段治郎
亀井六郎:猿弥
駿河次郎:男女蔵
静御前:笑三郎
まず、馬盥の松緑さん、すこしずつ大きくなってきたー。
大人の演目で難しそうだけど、丁寧に演じてるし、難だったセリフも良くなってるし、進歩めざましぃ~
これはラストの変身でいかにハッとさせるか、のためにずーっと重い雰囲気で進めて効果を出すというのが狙いなのかな。松緑さんは結構その狙いが
小田春永が物足らないなーもっとイヤミでないと、ただのいじめっ子みたいで、リーダーの器じゃないみたいだもの。
爆発キャラだったら歯軋りしながら耐える光秀と対照的で面白いお話になりそうなのに・・・
あたくし的に夜の部の目玉は船弁慶。
義経の梅枝くんや舟人の松也くん、種太郎くんと花形らしい配役でみずみずしい
菊ちゃん、去年の厳島神社の能舞台で観たときより迫力UPしてる~
お顔はやっぱりキャッツメークみたいだけど・・・
幕外の花道ぐるぐるは見ごたえあったゾ
さてさて、猿之助さんから指導をうけたという四の切。
佐藤忠信のときはなまじめも似合っていて良かったんだけど、狐になってからがヘン。
セリフがヘン。
猿之助さんの真似をしようとしてるのか似てるけど、所詮違うし・・・って感じ。
動きは激しいけど、軽やかさがないよー・・・しゅりだったらもっと軽やかだよ
ブレイクダンス風片膝くるぐるとセンター階段4段跳びはすごいけど。
なんか、親子の情愛の深さに涙するなんてことにはならなかったです。
終わったあと大笑いでした。
花形歌舞伎
2006年11月1日(水)~25日(土)
新橋演舞場