時々
演舞場花形歌舞伎、今月初見参
かぶりつき席でした~
一幕目 番町皿屋敷
青山播磨:松緑
放駒四郎兵衛:猿弥
腰元お仙:松也
並木長吉:薪車
柴田十太夫:亀蔵
渋川後家真弓:家橘
腰元お菊:芝雀
播磨とお菊の二人きりのシーン、はじゅかしいくらいラブいのに疑われたらお菊をばっさり。
って播磨は青いな・・・という説得力のある松緑さんの播磨。
芝居がちゃんとしてていいな。
お皿割るのに勢い良く、お菊が怖がるのもわかる、わかる。
でもさー、井戸に死体入れたら腐乱して臭いんでない?
二幕目 歌舞伎十八番の内 勧進帳
武蔵坊弁慶:海老蔵
富樫左衛門:菊之助
亀井六郎:男女蔵
片岡八郎:猿弥
駿河次郎:段治郎
常陸坊海尊:市蔵
源義経:芝雀
菊ちゃんのお顔が想像と違ったつくりであら、意外。
神経質なエリートさん風です。
声も終始高揚ぎみで、熱い海老さま弁慶と温度上昇
声こわさないでね
四天王を棒でおさえる弁慶と富樫のニジニジと競り合い踏み込む足が揃っていて
海老さまの長いまつげと高いお鼻からしたたり落ちる汗がはんぱじゃない
今しか見れない、今だからこその緊張感あふれる勧進帳でした。
三幕目 弁天娘女男白浪 浜松屋見世先より稲瀬川勢揃いまで
弁天小僧菊之助:菊之助
南郷力丸:松緑
忠信利平:男女蔵
赤星十三郎:松也
浜松屋伜宗之助:梅枝
鳶頭清次:團蔵
浜松屋幸兵衛:家橘
日本駄右衛門:左團次
もぅねぇ、絵に描いたような弁天小僧です。
きれいでかわいくてやんちゃぼうず。
片肌脱いでもほっそりしてて美少年という説得力がありますよね。
菊ちゃんの声の通りの良さ、つくづく感じ入りました。
「弁天小僧菊之助たぁ~」と言い放ったときキセルがポーンと飛んだけど、そのあとワルっぽく足でひきよせてた
南郷ぅ、毎日そんなにぎゅっと菊ちゃんの手ぇ握ってるの?やーん
花形歌舞伎
2006年11月1日(水)~25日(土)
新橋演舞場