紫蘇の効用

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歌舞伎座で舞踊を幕見

2006年11月14日 | 歌舞伎

今月の夜の部一番見たかった演目がレッスン前の幕見時間にぴったり合った~

雛助狂乱
 秋田城之助:菊五郎

菊パパの拵えと顔に見とれてしまった
紫の裃、長袴でかっこいい~
物狂いだそうですが、きりり感がある・・・・
紅葉の枝を持った4人の捕り手(?)とのカラミを長袴をさばきながらの立ち廻り。
小品でしたけど、長い間埋もれていたのが不思議なくらい、面白い踊りでした。

辰巳くんは演舞場と掛け持ちで、夜はこちらに飛んできてトンボ切ってる。
交通事故にあわないようにね。


五條橋
 武蔵坊弁慶:富十郎
 牛若丸:鷹之資


幕が開くと五條の橋のたもとに鳴り物さん勢ぞろい。
お、演舞場の勧進帳で鼓打ってた田中伝左衛門もかけもちですね。

鷹之資くん花道から登場。七三で一人で立派に踊ってます。
本舞台へ進むと「若天王」の掛け声。ちびっちゃいときは「豆天王」って掛かってたけど、こんなとこに成長が見える気がしました

鷹之資くんのそれは、よちよちした踊りに「よく頑張った」みたいな子役に対する暖かいまなざしとは違います。
きちんとした芸に客席が「おぉ~」と感嘆の声。
きめポーズや刀さばきもあざやかで天才義経の若き日、"牛若丸"という役そのものです。
お父さん似で踊りの才能があるのかな。
むずかしい足も富十郎さん弁慶とちゃんと音がパシと合って「おぉ~
ほんと、素晴らしかった

吉例顔見世大歌舞伎
平成18年11月1日(水)~25日(土)
歌舞伎座