紫蘇の効用

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劇団☆新感線☆五右衛門ロックIII

2013年01月27日 | ミュージカル

AkSさんに「劇団☆新感線の五右衛門ロック」のチケットあるんだけど行かなぁ~い?」
とメールがあったのが3日前。
お昼公演だし、千穐楽だし、すぐ「行く~」と返信。

シアターオーブでの観劇は初めてです。
アトリウムというか入口から客席までが階段やらエスカレーターやら入り組んでいて遠い。
東京国際フォーラムに雰囲気は似てるけど、なんといっても窓からの景色がばっつぐん。
五右衛門だけに「絶景かな~」
富士山もくっきり見えました。

 石川五右衛門
:古田 新太
 明智心九郎:三浦 春馬
 猫の目お銀:蒼井 優
 シャルル・ド・ボスコーニュ:浦井 健治
 春来尼:高橋 由美子
 前田慶次郎:橋本 じゅん
 石田三成:粟根 まこと
 マローネ:高田 聖子
 蜂ヶ屋善兵衛:村井 國夫
 豊臣秀吉:麿 赤兒
 アビラ・リマーニャ:右近 健一
 賽の目金次:河野 まさと
 前田玄以:逆木 圭一郎
 雲隠れのお霧:村木 よし子
 仕掛けのばね蔵:インディ 高橋
 小林小女:山本 カナコ
 土竜のぜい六:礒野 慎吾
 死神右京:吉田 メタル
 枕返しのおつゆ:中谷 さとみ
 くれくれお仙:保坂 エマ
 蜂ヶ屋番頭福助:村木仁
 エスパーダ:川原 正嗣
 ハガネ太郎:冠 徹弥
 ひげ紋次:教祖 イコマノリユキ
 アンヌ・デ・アルワイダ:天海 祐希

さて、劇団☆新感線のZIPANG PUNK~五右衛門ロックIII
いただいたお席は2階でした。
む、舞台まで遠い・・・と思ったけど傾斜もあってすごく観やすいし舞台面の美術がきれいなので上からの観劇のほうが楽しめた気がする。
ステージ上は大阪堺の街並みが洛中洛外図みたいに描かれてて、舞台上手下手から開閉する扉のような装置に、場面によって門だったり襖だったり、あばらやだったりが画像投影されて立体的に観えます。
舞台両サイドにはモニターが設置されていて舞台背景の一部になったり、歌詞スーパーが出たり、ギャグ強調文字が出たり、異国からの伝令が映し出されたり、モニター使いが楽しいです。

すでに1回観劇済みのAkSさんが三浦春馬くん押しで「歌もダンスもめちゃくちゃうまくてね~」とモリモリ盛り上がってます。
あんなイケメンで歌も上手いとなそなの
そいへばタウンワークタウンワーク バイトがきみにぃ~」なんて歌っててあんまりにも上手くて「アテレコ?」って思ったっけ。
すると、しょぱなから華やかに登場。
前髪をかき上げ、キラリンと効果音つきで、キメキメダンスにお歌~
うめぇえぇぇ
まだ舞台向きの発声ではないけど、こりはミュージカル、ガンガン行けるでしょ。
期待期待。

五右衛門シリーズで、今回も新太さんが石川五右衛門を演じ宿敵とも言える豊臣秀吉と、空海の残した秘宝を巡って、チャンチャンバラバラ・・・というオハナシ。
ま、ストーリーに深みはありませんが、春馬くん演じる明智心九郎は秀吉に殺された明智光秀の隠し子。
明智だけに、江戸川乱歩の明智小五郎にかけて、名探偵ってことで、推理ドラマとなってます。

おまけに戦乱の世。
前作「薔薇とサムライ」に続き異国人も登場。
異国の女王、アンヌ天海祐希さんは映像で出演してます。

シャルル浦井くんは日本にやってきて異彩放ってました。
浦井くん、金髪ウィッグが似合う、似合いすぎ。
普通の日本人は金髪のヅラは浮くのに浦井くんの場合黒髪でいるほうが浮くよね。

今回の舞台は新太さんや橋本じゅんさんが前に感じた破壊力が感じられなくなってき・・・(あっ
新感線も高齢化の波がそこに・・・(あっ
4時間近くの長丁場な上、歌・ダンス・立ち廻りと激しい舞台、オリジナル劇団員の年代はキツそー。

しかし、年長の麿 赤兒さんの柔軟性にびっくり。
さすが大駱駝艦!舞踏家!・・・って身体の事じゃなくてキャラクターがね、柔軟でした。
怪演だけどキュートです。

そして大好き村井さん、商人ザ・スーパー・スター
歌も存在も抜群です。

しかし、ジーザスとエリザのパロディーが入れ込まれてたこの作品。
すっきやねー

ところで、蒼井優ちゃん、演出で狙ったキャラとずれてるような感じがしました。
たぶん色気とキップみたいなのを求めていたようだけど、甲高い声のセリフがギャンギャンしてて、身体も華奢なせいか地についてない感じ。
歌も微妙だったし。

小柄でもすごい肝をおさえた演技を見せてくれたのが高橋由美子さん。
とっちゃん坊やの女性版みたいな尼さん、実は不死身の薬を飲んでたという。
その妙にかわいくもあり達観した感もあり、歌声のボリュームもあいかわらず

千穐楽だからいろんなアドリブもあったようですが、スペシャルは春馬くんの側転からの~バク転
そんなこともできるんやー・・・

ラストで大海へ出る五右衛門たち、舞台美術がきれい。
船のクオリティもあがり、オケピあたりからシャーっと波の幕をだして船に打ち付ける波がリアル
印象的な幕切れでした。


そしてカテコでは千穐楽恒例という撒きせんべい。
「2階席はスタンディングは危険です、落ちたら下の人が死にます。座って下さい」
という新太さんの指示により、着席し、2階まで上がってきてくれた出演者から"撒き"ではなく
手渡しでおせんべいをいただきました。
 五右衛門せんべい


劇団☆新感線 ZIPANG PUNK~五右衛門ロックIII
2012年12月19日(水)~2013年1月27日(日)
東急シアターオーブ



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