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聞き方

2011年12月13日 19時56分44秒 | Weblog
昨日、今日の研修では、自分自身の本当の姿、考えを引き出すペアワークが多かった。

その手法は、思い浮かばせる、聞き出す。
ペアの相手が自分自身の過去の体験や心理を思い浮かべやすいように、こちらから質問を投げかけていく。
うまく引き出す質問の例がいろいろ用意されている。

しかし、いざやってみると、これがみんな下手。
聞き出すための質問が本当に下手。
まあ素人だから当たり前なのだけども、どんどん質問が脱線していく。
「聞き出す、引き出す」ための質問からかけ離れていく。

結局、何かしゃべって気持ちよくなった、でも特に自分の何かに気づいたのかどうか・・・・という意味があったのかどうかわからないことが多かった。
「その質問してくるのかよ!」と思うことも多かった。(こっちは質問に合わせて答えるしかないので)

「相手の考えを引き出すための練習」ならそれでも最初はよいだろう。
しかし、自分の考えを引き出してもらうためには、それなりの質問力がある人にやってもらわないとあまり本当の姿は見出せないのではないだろうか、と思った。

といっても、15人集まったところで講師の先生が1人1人を相手にするわけにもいかない。
そんな時間はない。
が、せめてだ。
せめてペアを組んでお互いにやらせる前に、見本を見せてほしかった。
例えばこうやるんですよ、という見本。
その見本で「こういう質問からこういう考えが引き出せたでしょ?」という例を示してくれれば、どんな質問を投げかければよいのかイメージできたのではないだろうか。

自分自身、うまくできたわけではない。
が、どういう路線の質問をすればよいのかは考えてやってみた。
もちろん、質問してからこりゃ失敗だったなと気づくこともあった。
けれども、それすら考えずに質問を投げただけという結果に終わっていたのは残念。
聞き方の練習にもならないし、聞かれたほうも自分自身を引き出せない。


ところで、今日学んだことなのだが、否定形のイメージは実現が困難なのだとか。
むしろ逆効果らしい。

どういうことかと言えば、例えば・・・
ヤマンコ君が「オナニーをしない!」と宣言したとする。

しかし、この「しない」というのはなかなか実現できないものだそうだ。
「しない」といいつつ、そう考えるときにはオナニーのことを考えている。
そうすると、余計にオナニーをしたくなり、ついついオナってしまうのだとか。

「オナニーをしない!」ではなく、では代わりに何をするのか?を考えるといいらしい。
例えば、「夢精する!そのために精子を貯める!」とか、「ムラムラしたらジョギングして煩悩を捨て去る!」など。

この考えは、ダイエットにも応用できる。

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