日本男児最後の戦い

強打の日大三、開星との乱打戦制して１６強入り(サンケイスポーツ) - goo ニュース

切腹監督と言われた開星の最後の夏、日大三相手に散った。

面白かった！
序盤、圧倒的に日大三優位かと思ったら、中盤に逆転。
最終的にまたひっくり返され、追いつけなかったが、ちょっと何かの歯車がずれていたら開星が勝っていた可能性は十分にあっただろう。

ジャイアン白根のバッティングもおもしろかった。

当てればすぐに球が外野に飛んでいく。
とても内野が捕球できるものではない。
序盤から1人ヒットを打っていた白根。
そして中盤には次の打者の森君にホームラン。

クリーンアップしか打てないかと思いきや、下位打線で加点したのも面白かった。
絶対に送りバントで来るとしか思えないところでバスター、そして2点タイムリー。

かつての駒大苫小牧と済美の決勝戦のように、何点取っても逆転してしまう打撃戦を思い出した。

終盤、4打席連続ヒットの白根の5打席目にもしヒットが出ていたら、、、
結局は11-8と三点差で終わったが、あと1本が出ていたらどうなっていたことやら。

打撃戦という意味では日大三の打線の力の大きさを見せ付けられたように思ったが、攻めっぷりは開星の方が面白かった。
ジャイアン白根が引退し、監督も引退となったら、開星はどうなるのだろうか。
甲子園で見る機会も減ってしまうのだろうか。

某学校の長老監督のように、切腹監督も監督を続けたら面白いのではないかと思う。
定年後は気ままな監督として、サインに切腹のジェスチャーを用いるなどしてくれたら盛り上がるのではないか。

どちらかと言うと、日大三よりは開星をもっと見てみたかった。