不利

理不尽である。

実はひそかにドラクエ5をやっている。
先日、急にRPGをやりたくなり、プレステ版のドラクエ5をやっている。
そのせいでアホリを題材にした恋愛シミュレーションツクールがまったく進んでいない。
開封すらしていない。
アホリには申し訳ないことをしている。

さて、プレステ版はスーファミ版とはけっこう違っている点がある。
そして、その変更点のせいで私は今日、全滅した。

ここから先、ドラクエ5に詳しい人しか理解できないであろう。

ラインハットの西に、王者のマンコ・・・ではなくてマントを封印している洞窟がある。
ここには強力な敵が出てくる。
ブルーイーターとレッドイーター、そしてエビルマスター。
こいつらは身体が小さいくせに攻撃力が異様に高い。
しかも、身体が小さいので何匹も一度に現れる。
その攻撃力によって、過去にどれだけ全滅させられたことか。
高校の頃のスーファミ版でのことである。

だが、そんな敵と対等に渡り合うための方法を発見した。
といってもそれほどすごいことではなく、単にスクルトを唱えるというだけのことである。
これで守備力がグンと上がり、そいつらの攻撃から受けるダメージを激減させることができた。
かなり画期的であった。
高校生ながらに感動したものである。

今回のプレステ版でのプレイもけっこう進んできて、同じ洞窟にチャレンジするところまで来た。
もちろん、洞窟にはスクルトを唱えられる仲間を同行させる。

洞窟も深く進んでいくと、現れるブルーイーターとレッドイーター。
さっそくスクルトを唱える。

しかし、受けるダメージがあまり減らない。
おかしいと思ってみると、スクルトを唱えてもあまり守備力があがらない。
なんだ、これは。
これではスクルトの呪文の利用価値が大幅に下がってしまうではないか。

さらに、そのとき一緒に、ルカナンを唱える敵も出ていた。
そいつがルカナンを唱える。
すると、その場合はこちらの守備力が相変わらず激減してしまう。

同じ守備力増減の呪文、、、それなのになぜこんなに効果に差があるのか・・・

結局激減した守備力で受けるダメージは激増。
そしてその先に待ち受けていたのは・・・全滅。

約8500Gを失っての悲しい復活。