民博2階フロア、東アジアエリアの日本の文化コーナーにある「祭りと芸能」の展示物について紹介します。
先日は、曳山や新居浜市の太鼓台について紹介しましたが、今日は「やごろどん人形」を紹介します。
やごろどん人形 地域:鹿児島県曽於市 年代:1970年代収集
実に巨大な人形です。天井に届くほどです。下駄も人間の背丈ぐらいはあるでしょうか。
説明書きより
大隅地方の秋祭りには、巨人伝説を背景として、あちこちに巨大な人形が登場していたが、今日では岩川八幡神社の「やごろどん」など数ヶ所に伝わっている。岩川八幡神社の「やごろどん」は、祭りのたびに、早朝より氏子が組み立てる。
神面をつけるときには太鼓を打って入魂の式をおこなう。「やごろどん」は「浜下り」と称して町内をめぐる。人びとは「やごろどん」の姿に無病息災・悪疫退散の願を託した。
秋祭りの様子を写した写真を転写しました。お祭りの様子がよく解かります。
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