2月25日(日)万博の「冬芽観察会」に参加しました。この日は日曜日なので子どもたちがたくさん両親とともに
参加していました。
大人組と子ども組家族に分かれて観察しました。子どもと言っても幼児の方が適当でしょうか。私はこの組に入りました。
びっくりしたのは子どもたちが大変興味を持ち、観察に加わっていたことでした。リーダーの方の導入も素晴らしく、
子どもたちの興味をうまく呼び起こしていました。
学習館を出てすぐ、あじさいの木があり、手で触りながら花の芽と葉の芽を勉強しました。
てっぺんにある大きな芽の中に、花になる芽がかくれているそうです。
ハンノキについては、ぶら下がっているのがオスの花で、その横の方に小さく見えるのがメスの芽だそうです。
オスの花を揺さぶるとたくさんの花粉が煙のように飛びます。受粉した芽はまあるい実になります。
ススキは子どもたちもよく知っているようで、胞子をちぎって風にのせて飛ばして遊んでいました。
なぜススキは風に乗って遠くに行き、芽を出すのでしょうか?と言う質問に、お父さんやお母さんの
近くで芽を出すと喧嘩するから、と言う答えが出てきました。
正解でした。なぜなら、栄養の取り合いをするからだそうです。すご~い。
枯れ葉が敷き詰められた道なき道を歩くことに、子どもたちは大喜びでした。コンクリートの道より
ぬくもりを感じるのでしょうね。
今の時期、葉がないから木の名前がなかなか解かりません。そこで、幹からも覚えましょうと言う事で、
教えて頂きました。
アキニレ クスノキ
サクラ トチノキ
帰り道、小さな池にコサギが一羽、餌をついばんでいました。日曜日の人出のある時現われるのは
珍しいとの事。ホッとする場面でした。
おとうさん、お母さん、小さい子どもの家族ずれが10組ぐらい参加していたでしょうか。
家族が一体となって学んでいました。素晴らしい体験になったと思いますよ。
END