泉山の草木花

ひそやかに咲く花々や、やさしさに溢れた植物を皆さんに紹介したいと思います。

泉山の白い花木

2020-05-18 | アルバム
  泉山の白い花木
皆さん、お元気ですか。
泉山の純白の花をお届けいたします。
なんだか自分でも、
濁った色に染まってきているように感じています。
その気持ちを払拭するがごとく、
今朝の泉山本部で咲いていた、真白い花たちを紹介します。
上の画像は「ヤマボウシ」です。
白い部分は花びらではなくて、苞と呼ばれます。
その姿はお坊さんが法衣をまとったように見えるでしょうか。

「ヤマボウシ」はお堂の前に毎年花を咲かせます。


紫陽花のように見えるこれは「コガクウツギ」です。野生的な紫陽花の一種ですね。


これは「エゴノキ」です。枝の下に鈴のようなかわいらしい花をいっぱい咲かせます。
そして、そのまま散るので、樹の下には白い絨毯が敷かれます。


最後はおまけです。「サルトリイバラ」の若い実です。
このツルの葉っぱは、西日本では柏餅の葉の代用として一般的ですね。柏は本来涼しいところの植物なので、西日本には少ないという事情がありますが、じつはもともとサルトリイバラの葉が主流であったのに、江戸でカシワの葉を使用したところから、主流と傍流が入れ替わったという説もあります。いずれにしても、お餅を包んで蒸すと、よい香りがしますね。祖母が作ってくれた柏餅の懐かしい香りと味を思い出します。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。