くろもじ
2012-03-30 | 樹木
くろもじ/黒文字 クスノキ科
今年は一週間ほど遅く、ようやく蕾が開いてきました。
小さなロウ細工のような淡い黄色の花は、春本番を告げてくれます。
クスノキ科には常緑と落葉樹とありますが、
クロモジは落葉樹の仲間。
その枝は香りよく、和菓子用の楊枝を作ります。
高校3年の時、窓の外に大きなクスノキの茂みがあり、
春のアップルグリーンの新葉に、ほんとうに感動したものです。
ほんのりとかぐわしいクスノキの森は(一本でも森のように見えますね)、
一年を通して、想像をかきたてる、物語のような印象を残してくれました。
クスノキの仲間は葉や茎に精油細胞を持ち、芳香のあるものが多くあります。
カンフル、つまり樟脳はクスノキから作られていました。
またシナモンを採るニッケイや、月桂樹やアボカドもクスノキ科です。
この時期に見るクロモジの花は、風が冷たくとも、あたたかみを感じます。
今年は一週間ほど遅く、ようやく蕾が開いてきました。
小さなロウ細工のような淡い黄色の花は、春本番を告げてくれます。
クスノキ科には常緑と落葉樹とありますが、
クロモジは落葉樹の仲間。
その枝は香りよく、和菓子用の楊枝を作ります。
高校3年の時、窓の外に大きなクスノキの茂みがあり、
春のアップルグリーンの新葉に、ほんとうに感動したものです。
ほんのりとかぐわしいクスノキの森は(一本でも森のように見えますね)、
一年を通して、想像をかきたてる、物語のような印象を残してくれました。
クスノキの仲間は葉や茎に精油細胞を持ち、芳香のあるものが多くあります。
カンフル、つまり樟脳はクスノキから作られていました。
またシナモンを採るニッケイや、月桂樹やアボカドもクスノキ科です。
この時期に見るクロモジの花は、風が冷たくとも、あたたかみを感じます。