久しぶりに「しなの高原鉄道」本体にちょこっと手を入れることにしました。
そこで3番目のお買い物の品です。
この写真ではなんだか判りませんね。
クリックして写真を大きくして見てください。
本線の架線柱の上になにやら細長い包み紙が
その正体はコチラです。
コード55番の引き抜きレール
1本の長さが914mmです。
こちらはPECOのファインレールの断面です。
上の部分のレールの形の部分がコード55番に相当します。
しなの高原鉄道の見える部分はコチラのレールを使用しています。
レール単体で置いた時に、同じ太さに見えるレールを探していました。
もうひとつ材料を用意します。
1.5mm角のひのき材、こちらは建築模型用品を扱っている画材店で購入
これを長さ15mmに切断したものです。
もうお分かりですね。
レールとマクラギ
木クラギの寸法は幅20cm。厚み14cm、長さ210cm
1.5mm角だとちょっと太いけれど模型のマクラギに併せておきましょう。
長さも換算すると14mmになるのですが、模型のマクラギは16mmちょっと
こちらは15mmの長さということにしました。
コチラを使って
こんな物を作って見ようと思います。
良く駅構内などで見かける非常用のレールです。
レールの定尺は25m、換算すると16.66・・・mmになりますが
914mmのレールから無駄なく採るために150mmということにしておきます。
レールの切断を横着してニッパでやってしまったため
レールの断面が出るところまで一生懸命、やすりがけをしました。
マクラギの方は、アクリル絵の具の溶液の中で絡ませて
染色しておきます。
こんな感じに仕上がります。
なかなかいい感じです。
コチラをマスキングテープの上に仮止めして
レールを貼って
出来上がり
残ったマクラギは
重ねて糊付け
こんな感じに仕上がります。
保管用マクラギです。
さっそく「しなの高原鉄道」に設置いたしましょう。
場所は主要駅の保線小屋の横です。
なんか、マクラギが実感的なので
GMのトロがいまいちに見えてきます。
こちらの方が雰囲気が出ますね。
駅の構内、車両がいないのもさびしいので
やっぱり、機関車の方ががいいですね。
なんだかマクラギばかりがリアルになって、
お酒のコマーシャルではないですが
「主役より目立っちゃ、ダメ!」
というところでしょうか。
話は変わりまして
今朝方載せた混合列車の写真
信濃国の「隠密様」がレタッチをしてくださいました。
一番最後の夕暮れの写真です。
頂いた写真はコチラ
温かみのある色合い
「三丁目の夕日」をイメージされたとのこと。
ほのぼのとして素敵です。
隠密様ありがとうございます。
本日の写真も「頂き物の日々」に収蔵させていただきます。
塗装がとってもリアルです(^^)
こういった脇役のすばらしさも貴レイアウトの良さですね(^^)
Nでも引き抜きレールって売っていたんですね(^^;
知りませんでした(^^;
HO時代はカワイモデルとかで購入した覚えが…。
こういった小物も大切な役者ですね。
情景に深みが増した感じがします。
何気なく利用する駅など、いろんなところにヒントがあるものですね。
私はよく観察しなくては・・と思いました。
最後のレタッチ画像、素晴らしいです。
ありがとうございます。
今回はレールがメインのつもりだったのですが
マクラギが自分でも思いもしない出来に染め上がり
びっくりしてしまいました。
木を素材にしてなにかできないかなどと
妄想が始まっています。(笑)
引き抜きレール、私も今回初めて知って買いに行きました。
意外なお店が近くにあったとびっくりしました。
20年以上やっているとのこと、だれもこんなお店教えてくれませんでした。
カワイ、須田町のお店ですね、
このレイアウト始めるときにPECOのポイントを探しに
お尋ねしましたが子供の頃のままのお店だったのにびっくりしました。
今回のレール、昔から置いて見たいと場所は決まっていたのですが
レールをどうしようか悩んでいました。
細いレールを売っていることを知ってさっそくという感じです。
雰囲気だけで作っているところが多々ありますので、
とても、普段の観察などとしっかりしたものではありません。
レタッチの画像、信濃の国は隠密さんの作品です。
いつも夏風の拙い写真をすばらしい作品に仕上げていただいています。