またまた、間が開いてしまいました。
変則的な勤務が続いております。ご勘弁ください。
さて、前回「キユ25」の写った写真に続きがありますと書きましたが
今回は 「テルハ」 についてお話します。
「テルハ」
この名前に郷愁を感じる方は夏風とご同輩か、先輩の方々かと思います。
かつて国鉄の主要駅にはなんらかの形で小荷物や、郵便物を
ホームへ運搬するための設備がありました。
まだ色々な列車に郵便車や荷物車が繫がれていた国鉄全盛時代です。
なぜかテルハのストラクチャーってないんですね。
外国形のものはあるようなのですが・・・・
ここは一番苦手な「手作り」しかありません。
夏風が制作したものは比較的新しい(いつの話でしょう)タイプです。
古いものは一本の「Ⅰビーム」に
ウインチのついた滑車で台車の入ったかごを吊り下げ
線路の上をまたいでいたものがあったようです。
(夏風はこのタイプのものを実際に見たことはありません)
線路の上をクレーン本体ごと移動するタイプのものが、そこ、ここの駅にあり
こちらのタイプのものは乗り鉄の際にいろいろな場所で出会っているはずです。
こちらも桁の部分がトラス構造のものと、Ⅰ桁のものがあるようです。
ところが当時撮った写真を見ると、電車の正面のアップの写真だけ・・・(冷や汗)
鉄道施設なぞ、ただの一枚も撮っていません。
何とか参考になる写真をと、インターネットを徘徊し数多くの画像を入手いたしました。
「テルハ」で検索するとあまりみつかりません。
機関車の写真や、列車の写真をテルハがあった駅名と混ぜて検索すると
多くの皆様が撮影した列車の写真にテルハが写りこんでいます。
それらの写真を参考に作成いたしました。
いつものことですが制作途中の写真がありません。
いきなりこうなってしまいます。
テルハだけでは片手落ち、荷扱い場も作ってあげなければいけません。
こんな配置にしてみます。
お約束の日通事務所も、「何とか」通運(何とかの部分に地名や駅名が入ります)。
日通(日本通運)のグループ会社だったんでしょうか?
マークの〇通は皆いっしょでしたね、黄色い建物も。
手前はスタンドにして、視線を確保します。
トラックからホームに直に荷卸し出来るよう路盤の高さを調整します。
ここまでの写真は2009年12月12日の撮影です。
次の日には貨物ホームの部分を作成しています。
地方鉄道からの貨物は直接ホームで受け渡しです。
同じ日の写真にリアカーが写っています。
さんけいのペーパーキットです。
12月31日になると大分活気に溢れてきます。
駐車スペースの舗装も出来上がっています。
全体はこんな感じまでできています。
アップでも撮っています。撮影時間が21時
こんなことをしながら年を越しています。
明けて、2010年2月11日こんな写真を撮っています。
前にも掲載していますがお気に入りの写真なのでご勘弁を
3月にはいるとテルハ本体にも少し手を加えています。
手すりと床の部分をつけています。
写真は3月14日の撮影です。
肝心のクレーン台車の制作がまだですね。
今後のお楽しみにとってあるわけではありません。
台車の部分のわかる写真がないのです。
恥ずかしながら、いまだにクレーン台車の制作はなされていません。
棚田のように3年越し、などとならなければ良いのですが。