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Blog ~建築的日常生活&RUN~

静岡にある建築設計事務所、業務とそれ以外の活動、趣味の話、ちょっと考えたことなどを記録しています。

第4回 静岡の山を知ろう!

2011年04月11日 | 森と学ぶ家づくり

 日曜日は「しずおか森と学ぶ家づくりの会」の「第4回 静岡の山を知ろう! ~植林・シイタケ収穫体験~」でした。山村交流センター「安倍ごころ」に集合し梅ヶ島へ。最初はクヌギの植林体験です。クヌギの木の説明を聞いた後、鍬を持ち、苗を受け取り、植林場所となる斜面へ向かいます。20cmほど掘って植えるのですが斜面であることと、石が多いことで苦労しました。子供たちも一緒になって全員で協力し100本植えて作業終了。

 次はシイタケ収穫体験です。植林場所の近くの林にシイタケの生えたほだ木が置かれています。そこでシイタケ栽培している方からシイタケの話を聞きました。知らなかったこといろいろ聞いて勉強になります。そして1人1本のほだ木を選んで収穫体験。その後河原でシイタケや山菜の料理とともにお弁当を食べました。作業の後でお腹も減っていて外で食べる弁当はおいしかったです。

 食後は車で移動して3年前に植林を行った山へその後の様子を見に行きました。シカの食害で成長が遅れているものがありましたが、自分たちが植えた木が大きくなっている様子をみるとまたいろいろと感じるものがあります。手をかけてくださっている林業家の皆さんに感謝です。そして最後は森とま材を使った建物「鈴木林業事務所」を見学し、イベントは終了です。今回は盛りだくさんの内容でしたが、体を動かすこと、勉強すること、おいしいこと、気持ちいいこと、いろいろで楽しかったです。今回も企画、準備、運営をしてくださった静岡市林業研究会森林認証部会の皆さんありがとうございました。そして参加してくださった皆さまありがとうございました。「森とま」次の活動はシミフェス10です。

今年はクヌギ

2011年04月05日 | 森と学ぶ家づくり

 今度の日曜日、「しずおか森と学ぶ家づくりの会」は植林イベントを開催します。今年は、クヌギを植えます。なぜスギでもヒノキでもなくクヌギなのか。それは山間部で行われているシイタケ栽培でシイタケのほだ木にする為にクヌギが使われているのです。シイタケを育てるためのクヌギを植えて、その後は育ったシイタケを収穫する。建築や家づくりとはまた違うのですが、山を知るためにそれもやってみる。それが「森とま」らしいところだと思います。うちも家族4人で参加、楽しみです。

第4回 静岡の山を知ろう! ~植林・シイタケ収穫体験~
日時:4月10日(日) 
9:15 山村交流センター「安倍ごころ」集合
場所:静岡市葵区梅ヶ島
内容:クヌギ苗木植林体験
   原木シイタケの収穫体験
おまけ:森とま材を使い、「杉山智之建築事務所」と「清水建築設計室」が
    設計監理サポートを行った「鈴木林業事務所」の見学。

詳しくは「しずおか森と学ぶ家づくりの会」ホームページをご覧ください。お申し込みは清水建築設計室またはしずおか森と学ぶ家づくりの会の事務局で受け付けています。

森とま通信 vol.12

2011年02月16日 | 森と学ぶ家づくり

 「しずおか森と学ぶ家づくりの会」の会報「森とま通信 vol.12(2011冬号)」ができあがりました。「しずおか森と学ぶ家づくりの会」が扱う木の特集、前回の杉につづき今回は檜です。しずおか森と学ぶ家づくりの会事務局か清水建築設計室に問い合わせていただければ郵送いたします。

森とま通信 Vol.12(2011冬号)
<Contents>
○ 森とま専門家会員が語る檜
(林業家 鈴木英元、製材所 杉山徹、建築士 清水利至)
○SGEC更新審査
(山田林業 山田芳朗)
○木育広場から「おもちゃの地産地消」の夢発信
(おもちゃコンサルタント 入江千春)
○ イベントスケジュール・入会案内

森とま これから

2011年01月07日 | 森と学ぶ家づくり

 しずおか森と学ぶ会(通称:森とま)のホームページに施工例が追加されました。また、現在作成中の「森とま家づくりマニュアル」は、今後随時バージョンアップしていきますが、基本的な部分の説明がまとまったので配布を始めました。興味のある方はお問い合わせください。

 活動を始めてから3年、イベントを通じて静岡の山のこと、安倍川の木材のこと、家づくりのことを発信してきました。その一方で林業家、製材所、設計事務所という繋がりを活かし静岡の木を使った家づくりのスタイルを考えてきました。これからはそれらをカタチにして、より分かりやすく、より進んだ活動をしていきたいと考えています。清水建築設計室も森とま材を使った住宅を只今設計中です。今年も「森とま」をよろしくお願いいたします。

地元の木を使いたい

2010年11月29日 | 森と学ぶ家づくり

 静岡市のアイセル21で市民エコワークによるイベント「地元の木を使いたい」が行われています。そこで「しずおか森と学ぶ家づくりの会」も声をかけていただき、展示と講演会ということで参加させていただいています。

期間は11月27日(土)~12月12日(日)
展示はいつでもご覧いただけます。また、森とま通信もご自由にお持ちいただけます。

また講演会は
11月28日(日) 木工講座
(講師:森とま専門家会員 杉山製材所 杉山徹さん)
12月5日(日) 「地元の木を使いたい」講演 
(講師:森とま専門家会員 杉山智之建築事務所 杉山智之さん)

木工講座は終わってしまいましたが、智之さんの地元の木を使った家づくりの講演会はこれからですので興味のある方はこちらにお申し込みください。

「森とま」の夏

2010年08月09日 | 森と学ぶ家づくり

 土曜日に「しずおか森と学ぶ家づくりの会」通称「森とま」は静岡市賤機都市山村交流センター「安倍ごころ」で夏のイベントを開催しました。今回は実験と工作を行いました。午前中は土と木の実験、木工作、午後は建築模型製作体験です。その講師を「森とま」の専門家会員たちが担当しました。

 まずは林業家グループが土の実験を、森の土種類やの役目が良く分かる実験でした。次に製材所が用意した木ので樹種による性質の違いを体感する実験、子供たちは楽しそうに実験を行っていましたし、感覚的な発見があったのではないでしょうか。その後木工作を行い昼食。午後は僕たち建築士グループが子供さんが書いてくれた家の絵をもとに実務で使っている建築模型材料で部品を作り、それにまた窓を描いてもらったり、色を塗ってもらい最後に組み立てるという建築模型体験を担当しました。自分の描いた絵が形になる、この感覚の楽しさを感じてもらえたと思います。

 今回は専門会員がそれぞれの分野を担当したのですが、僕たちも林業家の専門家会員、製材所の専門化会員のの話がすごく勉強になりましたし、実験も楽しく参加しました。今後の「森とま」の活動の新しい可能性を知ることができたような気がします。

「森とま」7月定例会

2010年07月28日 | 森と学ぶ家づくり

 昨日しずおか森と学ぶ家づくりの会の専門家会員による定例会が行われました。10日後にひかえた夏のイベントの打ち合わせを中心に、秋の伐採イベントを視野に入れての今後の活動計画について話し合いました。

 これまでは専門家会員の杉山製材所内で行っていた夏のイベントですが今回は「森と木を知ろう + 木工作」ということで静岡市賤機都市山村交流センター「安倍ごころ」のイベントとして森とま専門家会員が講師となって森や木について遊びながら学びます。僕たち専門家会員建築士は午後に建築模型で遊ぶコーナーを担当します。

 年明けぐらいをめどに「森とまの家づくり」をまとめた資料を作成することのなりました。これまで専門家会員同士が交換してきた情報を整理して、森とまがどんなことができるのかをあらためてまとめることにしました。分かりやすい森とまを目指します。

イベント等の詳細はこちらをご覧下さい。
「しずおか森と学ぶ家づくりの会」ホームページ

「森とま」6月定例会

2010年06月29日 | 森と学ぶ家づくり

 先週「しずおか森と学ぶ家づくりの会」の専門家会員による定例会が行われました。4月、5月も行っていましたが、イベントもあったりして定例会の報告はしていませんでした。2か月ぶりの定例会報告になります。

 今回は春のイベント関係が一息ついたので夏~秋にかけての活動の確認や検討を中心に行いました。今後の予定は

7月中  森とま通信 夏号 発行
7/17(土)長田公民館夏祭りに木工品などを出店する予定です。
8/7(土)「安倍ごころ」にて「森とま夏イベント」を開催予定。
      木材を使った実験や建築模型を使った遊びを検討中です。
8/7(土)イベントの後は会員限定でバーベキュー&座談会&合宿を企画中。
9~10月  「森とま見学会」開催予定。
      前回は家具工場でしたが、木材と関係する工場の見学を検討。


 また、実際に「森とま材」を使った家が完成したり、リフォームで「森とまフローリング」が使われたり、実務的な部分でも一歩一歩進んできています。今後、仕事の部分でもきちんと成果を発信できるかたちを検討していきます。

イベント等の詳細はこちらをご覧下さい。
「しずおか森と学ぶ家づくりの会」ホームページ

森とま通信 vol.9

2010年06月02日 | 森と学ぶ家づくり

 発行が遅れていた「しずおか森と学ぶ家づくりの会」の会報「森とま通信 vol.9(2010春号)」ができあがりました。表紙のイメージも変わり気分一新、これからいい季節になりますので、いろいろな活動と仕事をやっていこうと思います。しずおか森と学ぶ家づくりの会事務局か清水建築設計室に問い合わせていただければ郵送いたします。

森とま通信 Vol.9(2010春号)
<Contents>
○ 森とまの歩み
○ 道具へのこだわり(山田林業 山田芳朗)
○ 森林浴のエコリフォーム(インタープリター 東山浩子)
○ イベントスケジュール・入会案内

積木タワー

2010年04月27日 | 森と学ぶ家づくり

 しずおか森と学ぶ家づくりの会は日曜日に清水駅広場で行われたシミフェス9に参加しました。今回は子供たちが自由に遊べるちび積木コーナーでの参加です。ちび積木は建築の天井の下地に使う材料の端材などです。数種類の形状で1000個あります。

 積木を手にするとどんどん積み上げたくなるもので、あちらこちらで塔が建ち始めます。つみ方もいろいろでたくさん使ってゆっくりつくっていく子もいれば、少ない部材でどんどん高くする子もいます。そのうち飛び抜けて高くなる塔があらわれます。近くで自分の塔を作っていた子供たちもそれを手伝い始めます。そのうち高いところを積んでほしいと僕に声がかかります。子供たちの期待を受けながら慎重に積木を積んで最終的にスタードームの天井より高い2.5mほどの塔が出来上がりました。単純だから面白い、形ができるから面白い、みんなでつくるから面白い。ちび積木、はまってしまいます。