製材所見学と木の勉強会


 昨日は「しずおか森と学ぶ家づくりの会」の「森とまスクール06 製材所見学と木の勉強会」、森とま専門家会員で安倍川流域材の天然乾燥を行っている杉山製材所を見学しました。

 製材は丸太を建築の材料として使える形に切っていく作業です。丸太を見てどのようなことを考えて製材しているのか、使い方によって切り方が全く変わってくることなどの説明をしたもらった後、実際の作業を見学。1本の木を丸太から板状に、または角材に切っていくのですが、そこには経験と技が活きていることがよくわかります。

 その後、天然乾燥の勉強をし、製材所内におかれている乾燥中の木材などを見て回りました。特に森とま材として使われる環境に配慮た森林から切り出されたSGEC森林認証材は切った時期や生産者がわかるようにきちんと管理されている様子が分かります。天気が良かったので近くの山を眺めながら専門家会員の林業家から山に生えている木の話をしてもらい、今回の勉強会は終了。

 今回は木工に興味のある方、天然乾燥の材料に興味のある方などいろいろな方が参加してくださいました、ありがとうございます。今年の「しずおか森と学ぶ家づくりの会」のイベントはこれが最後になりますが、また来年いろんな企画を考えていきたいと思います。
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ひとつのはげみ



 11月11日に袋井市のエコパアリーナで第36回全国育樹祭が行われました。私も「しずおか森と学ぶ家づくりの会」の専門家会員の一人として参加してきました。育樹祭はこの行事の開催をすることで「森林資源の活用とそのための人づくり」の大切さへの理解を広く発信することを目的に行われています。前日の10日には平成11年に行われた第50回全国植樹祭で、天皇皇后両陛下がお手植えになられたヒメシャラ・ヤマボウシを皇太子殿下がお手入れされました。そういった式典のなかで「しずおか森と学ぶ家づくりの会」は「静岡県森づくり功労者 森を活かすひと」を受賞させていただきました。個人の林業家、製材所、設計事務所が始めた活動でしたが、いろんな方々の協力をいただき、5年を経てこのように認められることができました、ありがとうございます。これからも楽しく学ぶという最初の理念を大切に活動していこうと思います。そして、一緒に活動させてももらっている専門家会員の皆さんに感謝です。
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製材所見学と木の勉強


 しずおか森と学ぶ家づくりの会「森とまスクール2012」最終回は「製材所見学と森とま材」です。製材所を見学しながら木のことについて勉強します。家づくりや木工の材料となる木材について興味のある方など御参加お待ちしております。木を扱う専門家の仕事場を見学して話を聞いてみましょう!

●日時:11 月18 日(日)  ※雨天開催
 (集合9:30  静岡市葵区 山村交流センター「安倍ごころ」)
●開催場所:静岡市葵区中沢 杉山製材所
●当日予定:
9:30  安倍ごころ集合
10:00 製材所着
      工場内を見学しながら、以下の内容を予定しています。 
      ・耐朽実験中の木材の説明(外材と国産材)
      ・赤身としらたの違い(木の基本特性)
      ・人工乾燥と天然乾燥の話(含水率、強度、香りなどの違い)
      ・葉枯らしの必要性
      ・製材の実演(構造材の挽き方と板材の挽き方)
12:00 解散
●持ち物:特に必要ありませんが、昼食等持参いただければ、工場内で飲食、又は、午後に紅葉狩りに出かけるなどできます。
●参加費:無料です。

「しずおか森と学ぶ家づくりの会」ホームページ

・・・申し込み・問い合わせ先・・・
「しずおか森と学ぶ家づくりの会」
森とまスクール担当:清水建築設計室 清水
TEL:054-245-3448
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