今日は大丈夫



 昨日、一昨日は午後からひどい雨でした。雨の予報ではなかったんですが雷が鳴ったり、雹が降ったりでしたね。今日は「むかえる土間の家」の建前でした。午前中、順調に作業が進み、みるみるうちにカタチが出来上がっていきます。午後に入って涼しくなったり雲があったりで心配しましたが、今日は大丈夫、無事作業が終了しました。夏の完成に向けて工事が進んでいきます。
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「箱」


 昨日はArchiNestShizuokaの5月定例ミーティングをギャラリー「とりこ」で行いました。9月に行われるArchiNestShizuoka建築展にむけて展示内容についてのアイデアコンペ。各自が考えてきたアイデアをそれぞれ発表し、それについてコンセプト、デザイン性、実現するための作業内容などについて意見交換を行いました。それぞれ全く違う方向性のアイデアが持ち寄られ、同じ建築士の仕事をやっていても発想がいろいろ、またそれがその人らしかったりして、ちょっと楽しい時間でした。話し合いの結果、今回は「箱」~手に取れる「箱」の中に建築空間をつくりだす~という方向性が決まりました。来月は「箱」の仕様や会場のアレンジについて詳細を詰めるということで、また楽しみです。
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自転車で3分


 「むかえるどまの家」の工事が始まりました。お客さんを迎え入れて話をすることができる少し大きめのの玄関土間をもつ住宅です。現場は事務所から600mの住宅地。工事監理の仕事はバッグに図面をいれて自転車で3分です。気になることがあったら、確認したいことがあったらすぐに実物を見ることができます。
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美術館ふたつ



 連休に家族と一緒にふたつの美術館に行ってきました。ひとつは浜松市天竜の「秋野不矩美術館」、新東名が開通したので天竜に遊びに行きそのときに立ち寄りました。ここは以前にも訪れたことがあります。自然に近い素材にこだわって造られた外観を時間が経った今また見てみたいという気持ちもありまた行ってみました。この季節周囲は新芽の明るい緑に覆われています。その中に土色の左官と黒色となった板張りの建物、依然来た時よりもさらに周囲になじんだというか同化した気がします。ホールから出られるバルコニーのベンチに座ると本当に静かで心地よかったです。落ち着いた建物と心落ち着く日本画の展示でした。



 ふたつめは長野県小淵沢の「中村 キース・ヘリング美術館」、八ヶ岳の麓のこのあたりにはいろいろと工場や美術館があり子供たちも楽しめると思い、妻の実家に帰る途中によりました。こちらは「秋野不矩美術館」とは真逆の存在の建物。季節が遅いのでまだ葉のない木々もあるなかで白、赤、黒というはっきりした色使い、まわりから突出するスケール感。展示作品も漫画的ではっきりした色づかい、内部空間は暗くて狭い廊下や、小さくてかなり暗い展示室、斜めの床、広くて真っ白い展示室といろいろな刺激的な空間がつらなっています。子供たちはこちらのほうが分かりやすくて興味を持てたようです。

 美術館ふたつ見てきましたが、日ごろ仕事で扱う住宅とは異なる目的の建物ですが、それだからこそカタチにできる建築の面白さがあるように思います、よかったです。
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