サーキットを走る ~富士マラソンフェスタ~



 日曜日に富士マラソンフェスタのハーフマラソンに出場しました。コースはF1日本グランプリが開催されたこともある富士スピードウェイ、1周が約4.5km、ハーフマラソンはここを約3.5kmのショートカット1周プラス4周します。天候次第ではとても寒くなりそうで心配でしたが、大きな美しい富士山が見える良い天気でした。休憩所はサーキットの施設を使うことができます。以前ここで開催されるママチャリGPにも参加しましたが、その時に比べると参加者の数が少ないので快適に過ごすことができました。



 スタート地点はメインストレート、自動車レースで使うスターティンググリッド上からです。素晴らしい舞台に気分が盛り上がります。スタートを切りしばらくストレートを進むと、第1コーナーの急な下り坂、ここは重力に任せて力を抜いて一気に下ります。その後はカーブと緩やかなアップダウンの繰り返し、コース脇の縁石やコース壁の広告などF1をTVで見ていた時に目にするもの、それらをコース上の目線から眺めることができます。後半はひたすら登り、ママチャリGPで自転車で登ったときはかなりきつい印象があったのですが、走ってみたら思ったほどではありませんでした。しかし、この登りの筋肉疲労が後半じわじわと効いてきます。登り終って一息つくと目の前には1.5kmのホームストレート、向こうがかすんで見えるひたすら長い直線をひたすら進みます。そして再び第1コーナーへ。



 周回コースなので後半になればペースのコントロールもしやすいです。幅も広くて、舗装もよくて最高のコースですが、シティマラソンでは嬉しい沿道で手を振ってくれるような場面がないのが少しさびしいかなと思いました。レースは前半に登りで張り切ってしまった分が後半に響き最後のストレートでペースダウン、平凡な記録に終わりました。それでも今年最後のレース、きれいな富士山を見ることができたし、改善したい点をみつけることができたし、レース自体も気持ちよく楽しむことができました。





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