森とま通信 vol.13



 報告が遅れましたが「しずおか森と学ぶ家づくりの会」の会報「森とま通信 vol.13(2011春号)」が発行されています。今回から3回に分けて「静岡の木を使った家づくり」に関するレポートを僕が書くことになっています。設計の時に考えること、現場での森とま専門会会員同士の協力、完成後の姿などを紹介できればと思っています。お問い合わせは清水建築設計室または「しずおか森と学ぶ家づくりの会」事務局で受け付けております。

森とま通信 Vol.13(2010春号)
<Contents>
○ 静岡の木の家レポートその1(清水建築設計室 清水利至)
○ 樹木と動物(鈴木林業 鈴木英元)
○ 木の香りと共に(まゆみ空間工房 守屋真由美)
○ 森とまインフォメーション
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白いスギ


 バタバタしているとあっという間に時間が過ぎてしまいます。森とま材を使った家の2件目「ひろまの家」の設計がまとまりました。これから工事に向けての準備に入ります。現在工事中の「おおきなはしらの家」は外部の足場が取れて姿を現しました。玄関あたりの空間がシンプルな形状の中に変化をつけてなかなかいい感じになっています。

 内部は構造材に続き仕上げ材としての森とま材が登場しています。天井板、床板などにスギ、窓枠や階段にヒノキ。とくにヒノキの梁とからむ居間の天井材のスギは、材の寸法によって可能になる木取りと製材所の手間で一瞬「ヒノキ?」と思ってしまうようなきれいな白いところを集めて使っています。仕上工程が進み木材による仕上げが各所に見えてくると空間にしまりが出てきます。
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