のぼりくだりのフルマラソン ~袋井クラウンメロンマラソン~



昨日、袋井クラウンメロンマラソンに出場しました。天気予報も一日晴れということで気持ち良く走れることをイメージしながら現地に向かいました。スタート、ゴールとなるのは静岡県小笠山総合運動公園エコパ、県下最大の多目的競技場ということで、大きいです、そして施設が新しいです、到着した時点で気分が盛り上がります。荷物預けや着替えスペースは隣のエコパアリーナ、朝方は寒いのでアリーナの中に居場所があるのはとても助かりました。



スタートはエコパのトラックから、これまで経験した中で一番立派なスタート地点です。9:10にフルマラソンスタート、競技場をでると外周の道路を一周しますが道幅が狭く渋滞が続きます。一般道に出て周りにスペースができて自由に走れると思うといきなり上り坂、そして下り坂、上り坂という感じでな序盤はかなかペースをつかむことができません。ただ、ここで遅れてはいけないという気持ちがあり、速いペースで走っていました。今思うとこのあたりの走りがオーバーペースだったと思います。



山間の道を抜けとコースは平地に出ます。ここまでがなかなかハードだったのでフラットが続く状況が気持ちよく、快調に走れてしまいます。しかし、しばらく行くと再び上り、前回の南伊豆ウルトラマラソンの感じが甦ってきます。今回はフルマラソンということでその時よりもかなり速いペースで走っていたと思いすが、足が疲れる感覚はありませんでした。このままいけば良い記録をだせるかもしれないとも思っていました。



山を越え大きく下ると新幹線と国道を超えて田園地帯へと入っていきます。田んぼの中の道をひたすら走る感じが、小学校のマラソン大会を思い出してしまいました。そしてコース3度目の上りへ、ここまでくるとある程度距離も走っているので苦しいところです。それでも足を止めることなく平地へ戻ってきたのですが、そのあたりから右足のつま先に異変が。指が痺れて、足の裏に痛みを感じるようになってきました。それを気にするように走っていたら、ふくらはぎにも痙攣の前兆が。ここから一気にスピードダウンです。



記録を見ると26kmあたりからタイムが大きく落ちていました。そこからは比較的フラットなコースだったのですが、前半の上り下りよりもずっと辛く感じました。快調に走れていた分、気が付かないうちに脚に負担がかかっていたのでしょう、後半にきて筋肉が完全にかたまってしまいました。最後ゴールのエコパまでは長い上りですが、ここでは足が止まってしまうこともありました。そしてかなり辛い思いをしてのゴール。ゴール後、シューズにつけた計測チップをはずしてもらい、記録証を受けとると、紙コップに入ったクラウンメロンが貰えます。このメロンがとても甘かったです、疲れた体にしみ渡りました。



今回、実は自己ワースト記録となりました。それはペース配分に失敗した結果だと自分では分析しています。ウルトラマラソンの時に長い距離を走れるようにフォームを変えたのですが、それが具合がよくて今回もそれをフルマラソンで試していました。それとコースにアップダウンが多く、ほぼ平地で普段練習しているペースと比較して全体を見渡すことができなかった。そういったことがあり前半が完全にオーバーペースでした。この袋井クラウンメロンマラソンで静岡県内で行われるフルマラソン4つにすべて出場したことになります。そのなかでは、やはりこのコースが一番ハードだと感じました。反省点が多いですが次に活かしていきたいと思います。





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