あっという間


 あつまる家は本体工事の後駐車場整備や木を植える工事をしていましたがほぼ完了しました。おおらかにひらく家は心配された断熱材の施工が完了、年が明けたら一気に木工事が進みます。現在計画中の建物の打ち合わせもそれぞれ進んでいます。事務所の掃除と洗車も済ませました、明日から休みです。今年もあっという間の一年でした。お世話になった皆様ありがとうございました。
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断熱を変える話


 今、建築業界では断熱材がないという問題が起きています。数ヶ月くらい前にグラスウールが品薄になり、納期が遅れて、そのうち他の断熱材も納期が遅れ、今ではほとんどの断熱材が納期が確定できない状態になっています。理由はいろいろあるようですが、現場は大変です。通常はすぐ手に入る材料なのでまさかこんなことが起こるとは、というかんじです。

 「おおらかにひらく家」も工事が決まってからすぐ手配したのですがいまだグラスウールの納期がみえない為にやむを得ず断熱材を変更しました。今回は全体工程のなかで間に合うということでセルロースファイバーを採用します。セルロースファイバーは壁と天井面に吹き込む断熱材なので、取り付けるタイプのグラスウールとは工程や納まりが変わってきます。今日はその打ち合わせを設備担当者も含め行いました。いろいろ話して、調整して、施工のめどがたちました。初めて使う材料ですが断熱効果の向上が期待できそうです。
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「集まる家」


 これまでこのブログでもたびたび紹介してきました「集まる家」が完成しました。家族の範囲が広がり人が集まる。知り合いが増えて仲間が集まる。子供が成長して友達が集まる。たくさんの人が集まってもゆとりをもって時間を過ごすことができる間取りと、素材感を大切にした空間、各所にこれから手を加える部分残しつつ、そんなことを楽しみながらの生活がはじまります。その前に住まい手のご厚意によって見学をさせていただく機会をつくることができました。12月12日13:00~16:00。ご希望される方は清水建築設計室(054-245-3448)までご連絡ください、場所をご案内いたします。いつもとはちょっと違う雰囲気ですが、明るくやわらかな家になりました。
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静岡建築見学


 土曜日は(社)静岡県建築士会中部ブロック青年企画委員会の静岡建築見学会に参加しました。まずは登呂遺跡公園の一角にある白井晟一氏設計の芹沢介美術館、石積みの外壁が塀のように見える外観は周囲に同化しています。内部は高さや天井の意匠の異なる小部屋が次々とつながっていくプラン、その先の空間や自分が通ってきた空間がちらちらと見える構成、落ちついて作品をみることができる雰囲気をつくりながら空間の変化や奥行きを感じることができます。また石や、木の天井組といった素材が重厚感をつくりだしていました。
 その後、大谷の海岸線までバスで移動し、ヴォーリス氏設計で昭和15年竣工の旧マッケンジー邸を見学しました。ここは以前にも家族で来たことがありますが、今日は建築士仲間と一緒ということでじっくり建物を見る目で見学してきました。真っ白い外壁のスパニッシュスタイルの建物、窓の配置や高さのバランスが美しく青い空に映えます。内部もきれいに保存されていて、当時の設備機器や家具もありそのころの雰囲気を感じることができます。2階の海側の部屋の海側の窓から見える風景はすごくきれいだったのが印象的です。
 建築士会青年委員会の皆さんと一緒に建築を見て回った半日でしたが、やっぱり建築仲間との建築見学は楽しいです、天気も良くて暖かくて気持ちよくて、いい時間でした。
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「おおらかにひらく家」のカタチ


 昨日「おおらかに開く家」の建前でした。LDK部分を大きな片流れの平屋として庭に向かった低い部分に庇を出し大きな開口部をとっています。個室部分は高さを抑えた2階建ての切妻で平屋部分にL型に接続しています。外壁がガルバリウム鋼板なので軒をだしていないのですが、この日の打ち合わせで壁、屋根を同色とすることになりました。壁と屋根がつながり、高さの変化が見る方向によって印象を変えるカタチ。住まい手といっしょに「かっこいいねー。」と言いながら眺めていました。
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