よりよく


 10月から始まった築148年の民家の耐震補強改修工事が大詰めを迎えています。今の生活スタイルに合わせて気持ちよく住めるための間取りの変更を行うとともに、耐震補強工事を行っています。事前に調査を行って図面を作成していますが、解体してみてわかること、実際に施工してみて考えること、いろいろと出てきます。そしてきれいに、きちんと仕上げるために想像していたよりも時間がかかるようなこともあります。その都度、住まい手、設計者、施工者で話し合い、検討し、よいかたちを確認しながらここまで進んできました。すべてを新しくつくる場合と異なりそういった部分は十分に時間をかける必要があるし、時間をかける価値があると思います。少し完成の日が先に行くことになりましたが、より良いものになっていく予感がしています。
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