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Blog ~建築的日常生活&RUN~

静岡にある建築設計事務所、業務とそれ以外の活動、趣味の話、ちょっと考えたことなどを記録しています。

オクシズ森林の市に参加します

2015年01月17日 | 森と学ぶ家づくり

2月1日に静岡市林業センターで開催される「第2回オクシズ森林の市」に「しずおか森と学ぶ家づくりの会」が参加します。

前回はイベントクイズの出題担当でしたが、今回はブースを出展させていただきます。お子さん達に大人気の積み木1000個や「しずおか森と学ぶ家づくりの会」が提案する安心できる静岡の木を使った質の高い住宅「しずおかの森の木でつくる家」の実例紹介を行う予定です。

これからの住宅にとって耐震性能、省エネ性能はもちろん大切ですが、信頼できる木材を使い、きれいな建築をつくることも大きな価値。「しずおか森と学ぶ家づくりの会」はそんなことを考えています。

設計を担当する杉山智之建築事務所、清水建築設計室がブースに居ますので「しずおかの森の木でつくる家」に対する問い合わせや家づくりに関する相談などにもお答えします。会場に来られることがありましたらぜひ「森とま」ブースに立ち寄ってみてください。

木材の天然乾燥と製材所の見学会

2014年11月14日 | 森と学ぶ家づくり


ひさしぶりの投稿になってしまいました。
今回はしずおか森と学ぶ家づくりの会からのお知らせです。

しずおか森と学ぶ家づくりの会で
木材の本来の良さを引き出す天然乾燥を行っている
専門家会員の杉山製材所の見学会を行います。

日時:11月16日(日) 10:00~12:00
集合:杉山製材所
(静岡県静岡市葵区中沢50-2)

[申し込み・問い合わせ]
しずおか森と学ぶ家づくりの会事務局
電話  054-251-7410

野菜の生産者が分かるように長く使う家に使う木材も
生産者とそれを木材に加工していく道筋が見えるように
しずおか森と学ぶ家づくりの会は活動しています。
興味のある方は気軽に見学してみてください。

3つのスタンプ

2014年08月26日 | 森と学ぶ家づくり

 現在工事中の「小さくつくる家」、外部では外壁のガルバリウム鋼板張りの作業、内部では断熱材の施工と窓の木枠取り付け作業が進んでいます。この家ではまもなく隠れて見えなくなってしまう柱に3つのスタンプが押してあります。

 1番上は「静岡ひのき・杉の家推進事業」によって提供された木材であるしるし。これは静岡市産の木材利用を推進することにより木材資源の循環利用を促進し、木材の「地産池消」と森林機能の維持増進を図ることを目的とした助成金制度で扱われる木材ということです。

 2番目はSGEC認証森林から産出された木材であるしるし。SGEC森林認証とは、国際的な基準を用いて持続可能な森林経営を行っている森林を認証する制度です。したがって、この材料は生産段階から健全に管理された間違いのない木材ということです。

 3番目は「しずおか森と学ぶ家づくりの会」が提供する「森とま材」であるしるし。「森とま材」は静岡市のSGEC認証森林から産出され、伐採するのに最も適した秋から冬にかけ伐採し、山で葉がらし乾燥をし、製材所で一年ほど天然乾燥させ、強さ、香り、色、耐久性といった木の性能を最大限に活かすために手をかけて生産された木材です。

 小さくつくりますが使われている木材はしっかりとしたものなのです。

「小さくつくる家」構造見学会

2014年07月22日 | 森と学ぶ家づくり

静岡市葵区川合で工事中の「小さくつくる家」の構造見学会を行います。

できるだけ最小限のスペースでつくることで建てるときも、小さなコスト、暮らすときも、小さなエネルギーの家になります。

そして建物を小さくすることで敷地の余白が大きくなります。風通し、日射、プライバシー、そして近隣への配慮、いろいろといいことがあります。

構造材は静岡市産材で葉がらしを行い天然乾燥させたスギとヒノキ。時間をかけて丁寧に木材として加工した分、木材本来の性能、強さを保ったままです。

今回は構造部分が出来上がった状態で見学していただくのでその空間のかたちと安心できる構造材の色と香りを体験していただけると思います。

「良い材料を使って小さくつくる」そんな考え方をご覧になって下さい。



日時:7月27日(日)朝から夕方 

※駐車スペースの関係で要事前連絡ですのでお時間はご相談ください。
詳しい場所等はご連絡いただいた際にお伝えいたします。

連絡先 清水建築設計室 
TEL:054-245-3448
E-mail:shimizu@work.email.ne.jp

森とマルシェでした。

2014年07月21日 | 森と学ぶ家づくり


 昨日は「しずおか森と学ぶ家づくりの会」と「安倍奥の会」の共催、「森とマルシェ in 玉川」でした。午前中からたくさんの方にお越しいただきました。会場内ではなかなかホームセンターではお目にかかれない板材などがアウトレット価格で並べられていたり、地元の野菜が直販されていたり、木の小物販売など、見ているだけで面白かったです。また、木工作コーナー、1000個積木、薪割り体験、鹿野の角輪投げなどでは子供たちも楽しそうに遊んでいました。そして、手作りシロップのかき氷は安定のおいしさで梅味とイチゴ味をいただきました。











 午後には雨が降ったりやんだりでしたがそれもまた夏らしい雨だなあと感じました。夏の楽しい一日でした。足を運んでくださった皆様ありがとうございました。これを機会にまた新しいつながりが生まれたりすると嬉しいです。

今度の日曜日は「森とマルシェ in 玉川」

2014年07月16日 | 森と学ぶ家づくり


 今度の日曜日は「森とマルシェ」です。家族で楽しめる楽しいイベントとともに「しずおか森と学ぶ家づくりの会」の専門家会員の林業家、製材所、建築士が考える静岡市産の最良の木材「森とま材」に触れてみてください。先日製材所に行ったときに1000個積木と組み合わせる新たなパーツが準備されているのを見つけました、住まい相談係 兼 積木組み立て担当としてはそのパーツを使うのをちょっと楽しみにしています。

開催場所:杉山製材所 静岡市葵区中沢50-2(駐車場あり)
時  間:9:00~16:00
         

「森とマルシェ in 玉川」ブログ → http://hibarishop.eshizuoka.jp/

製材所を見る

2014年07月14日 | 森と学ぶ家づくり


 日曜日に(一社)静岡県古民家再生協会主催の「木のソムリエツアー」第2回「製材所見学」に立ち会ってきました。前回の第1回「山を見る」に続き今度は「しずおか森と学ぶ家づくりの会」の専門家会員の杉山製材所の杉山さんが「木のソムリエツアー」の参加者の皆さんに天然乾燥材や静岡市産材の話をさせていただきました。いつもながら杉山さんのお話は分かりやすくて詳しいです。最後の丸太の製材作業の実演もあり、木をを見て製材するという職人の作業のすばらしさを見ることができました。今回は参加者の皆さんにひとことに木造住宅といっても使われている木材にはいろいろな違いがあることを知っていただけたと思います。また、「しずおか森と学ぶ家づくりの会」がやっていること、考えていることを、それに興味を持つ方々に理解してもらえる良い機会だったと思います。

森を見る

2014年06月30日 | 森と学ぶ家づくり

 日曜日に(一社)静岡県古民家再生協会主催の「木のソムリエツアー」に同行してきました。これは山から製材、住まいまで木に関することを4回にわたり勉強するという企画です。第1回は「山を見る」ということで「しずおか森と学ぶ家づくりの会」の専門家会員の林業家が参加者の皆さんに林業の話、山の話などをしながら山歩きを案内することになっていたので、私も一緒に聞かせてもらいました。また、春と秋はイベントで山に行くことがよくありますが、この季節はなかなか林業の現場に行くことがないので、緑が多いこの季節に行ってみたいという気持ちもありました。

 場所は静岡市葵区梅ヶ島、参加者は木材関係の仕事をされている方や工務店の方など。「しずおか森と学ぶ家づくりの会」のイベントでも使う比較的道路から近い森に入ります。95年生の杉が中心の森、中にはヒノキやケヤキが混じっています。SGECの認証林でもあるので、管理が行き届き多様な生態系を維持した明るい心地よい森です。山を歩きながら木そのものの話から森の管理の考え方、これからの林業など、「しずおか森と学ぶ家づくりの会」のイベントで子供たちや一般の方を相手に話してくれる内容とは一味違った、広く深い話を聞くことができ、短い時間でしたが充実していました。そして、しずおか森と学ぶ家づくりの会」の仲間である林業家の方の林業に対する考え方、仕事に対する姿勢をあらめて知り尊敬しました。森や山を考えるよい機会になりました。

今年もやります「森とマルシェ」

2014年06月17日 | 森と学ぶ家づくり

 今年も7/20日曜日に「しずおか森と学ぶ家づくりの会」と「安倍奥の会」と共催で「森とマルシェ in 玉川」を開催します。会場も昨年と同じ森とま専門家会員の杉山製材所、いろいろな楽しいイベントが用意されています。気軽に製材所に来ていただき、天然乾燥されている材料に実際に触れてみたり、他では手に入らないような掘り出し物木材を探したり、木工作を楽しんだりしていただけたら嬉しいです。また、山間の穏やかな環境でかき氷を食べながらゆっくり流れる時間を感じるのも街の中ではなかなか味わうことのできないことだと思います。木の家や木が身近にある生活に興味をお持ちでしたらこの機会に玉川に遊びに来てください。

ちょっとした贅沢

2014年06月02日 | 森と学ぶ家づくり

しずおか森と学ぶ家づくりの会専門家会員の杉山製材所で天然乾燥中の材料を確認してきました。今回「森とま材」を使用するのは土台、柱、梁といった構造材と無垢フローリングの仕上材になります。製材所へ行くといくつもの木材の山があります。そのなかで今回はこのあたりの材料を使う予定だと話を聞きました。大切に育てられ年輪の目の詰まった良い材料が3~2年乾燥され使うのにちょうどよい状態になっています。それを提供した林業家も分かるのでしずおか森と学ぶ家づくりの会の活動でご一緒している方々の顔が浮かびます。今の家を建てる仕組みの中で、誰が、どこで育てて、いつ切って、どれだけの間乾燥していたものか、それが判るということは、ちょっとした贅沢だと感じました。