故郷≪新潟≫の日々

満65歳で中国・黒龍江大学を定年退職した後、生まれ故郷の新潟に戻り、日々の生活を写真とともに日記風に綴っていくもの。

No.241 「住吉行列」のお話。

2014年08月29日 | 日記

新潟まつりの2日目は「住吉行列」から始まる。「住吉行列」は平安の昔(794年から約400年間)をしのばせる古式ゆかしい衣装を身にまとい、太鼓、みこし、獅子、稚児、神職騎馬、御座船などが1㎞にも及ぶ行列をつくり、新潟市内を練り歩きながら見物人に祭りの伝統を伝える行事である。

 

猛暑の中、汗をかきながら昔の衣装を身に着けての行進は大変である。この日のイベントとしては、この「住吉行列」のほかに“ブラスバンド”の演奏、“バトン”や“鼓笛隊”の行進、小学生や中学生も参加している“新潟万代太鼓”、200年の伝統を継承する“新潟古町芸妓”による踊りなどがあり、新潟市民の目を楽しませてくれた。

 

また、幼稚園児や小学生が参加する「手づくり子供みこし」も年々、盛んになってきている。そのほかに伝統の法被を身に付けた「神輿」の担ぎ手が元気のいい掛け声とともに町内を練り歩く「市民みこし」はなかなか勇壮で迫力がある。「万代太鼓」の軽快なリズムや「住吉行列」の太鼓や笛の音は私に故郷≪新潟≫を思い出させてくれる。

 

 

 

小学生や中学生も参加している“新潟万代太鼓”。

200年の伝統を継承する“新潟古町芸妓”による踊り。

「市民みこし」はなかなか勇壮で迫力がある。

「手づくり子供みこし」も年々、盛んになってきている。