故郷≪新潟≫の日々

満65歳で中国・黒龍江大学を定年退職した後、生まれ故郷の新潟に戻り、日々の生活を写真とともに日記風に綴っていくもの。

No.219 「朝市」のお話。

2014年08月07日 | 日記

中国に来て早くも5日目を迎えた。早朝6時に黒龍江大学の宿舎を出発し、キャンパス内にある1周400mのグランドに向かった。途中の公園には教科書を片手に熱心に勉強している学生の姿があった。私は大学院生と一緒に散歩をしたあと、学生食堂で例の「チャーハン」と「卵スープ」を注文した。

 

朝食後、黒龍江大学近くにある「朝市」に出かけた。ここには毎朝、ハルビン市近郷の農家が採りたての野菜などを積んで集まって来ていた。「ナス」「ピーマン」「スイカ」「香菜」「ジャガイモ」「蒲萄」「トマト」「トウモロコシ」など安くて新鮮な野菜が並べられていた。

 

近くに住む主婦や学生など本当に多くの人々が屋台の前や小型トラックの荷台の前に並び、野菜など朝食の食材などを買い求めていた。野菜以外にも肉類や衣料品なども販売されており、市民の台所となっている。この日、大島先生は「蒲萄」と「トマト」を買い求めていた。

 

羨ましいことに新鮮な野菜や果物は、日本の物価と比較すると約5分の1くらいの値段で販売されていた。この朝市も午前8時には閉店となる。夕方になると同じ場所で「衣料品」「日用品」「雑貨類」などを中心に夜店がオープンすることになっている。

新鮮なトマトを購入している大島先生。

野菜以外にも肉類や衣料品なども販売されており、市民の台所となっている。

早朝6時、教科書を片手に熱心に勉強している学生の姿があった。