いよいよ日本へ帰国する日がやってきた。私は早朝5時に起床し、以前、学生達と散歩した1周400mあるあの思い出深いグランドに到着した。そこには黒龍江大学の教職員が20人ほどで組織している「黒龍江大学健康協会」の数人のメンバーが既にジョギングを始めていた。懐かしいメンバーに再会し、私はこれから帰国する旨の挨拶をした。
また、そこには私が黒龍江大学に勤務していた時から時々参加していた「朝の踊り」を楽しむ30人ほどの女性を中心としたグループが隊列を組みながら音楽に合わせて軽快に踊っていた。しかし、踊りのスタイルもスピーカーから流れてくる音楽も2年前の踊りと大きく異なっていた。
大きな動作でゆっくりと音楽に合わせる踊りから、ロボットのように手足をコミカルに動かす踊りに変わっていた。また、グランド周辺に目をやると相変わらず「赤」「白」「ピンク」「黄色」などの手入れの行き届いた美しい花々が咲いていた。懐かしいキャンバスを最後に宿舎に戻り、スーツケースを持ってタクシーの出発する学府四大街の大通りに向かった。
そこには予約したタクシーが既に私を待っていてくれた。ありがたいことに大島先生を始め陳百海院長先生も早朝の6時前に私を見送ってくださった。ハルビン空港から黒龍江大学まで来るときに支払ったタクシー料金は280元(日本円で約4.480円)であったが、この日は早朝にもかかわらず、空港までの料金は149元(日本円で約2.384円)であった。
私は早朝5時に起床し、中央にある宿舎からグランドに向け出発した。左は学生寮。
宿舎の近くにある留学生がよく利用するスーパー。
黒龍江大学の敷地内にある学生寮。
大学キャンパス内にある工事中の道路。
私がよく通った宿舎近くにある公園。
キャンバス内にある並木道。
「黒龍江大学健康協会」の数人のメンバーが既にジョギングを始めていた。
「朝の踊り」を楽しむ女性を中心としたグループが軽快に踊っていた。
踊りのスタイルやスピーカーから流れてくる音楽も2年前の踊りと大きく異なっていた。
「赤」「白」「ピンク」「黄色」などの手入れの行き届いた美しい花々が咲いていた。