小林美希の取材日記(つぶやき)

取材を通して思う素朴な疑問や、日々の出来事を紹介します。 

記事一覧

2008-11-26 01:17:12 | Weblog
 リクエストがあったので、今までの主な記事一覧を掲載します。


(株式新聞~エコノミスト時代)

2000年11月 株式新聞社にて「雪印乳業のそれから 食中毒事件後の株価の推移」の企画で、雪印乳業が会社側として買収される認識を持っていること、金融機関からコミットメントラインの設定を受けていたことなどをスクープ。
2002年1月 「エコノミスト」(2002年1月1・8日合併号)の「NTT資金のカラクリを暴く…」の中で、静岡県相良町の問題第三セクターを取材。
     3月 「エコノミスト」(2002年3月5日号)で、闇金融の実態を直撃取材。掲載記事「風俗店に飛ばされる」は保身のために匿名で執筆。
8月 ナスダック・ジャパンの撤退について6月頃から取り組む。状況証拠が固まったものの、お盆の休刊にぶつかりスクープは打てなかった。「エコノミスト」(2002年9月3日号)で、撤退の経緯についてまとめた。
12月 ゲーム業界の再編についてスクープを狙い、セガ、ナムコ、京セラ(タイトーの大株主)、CSK(セガの大株主)などの取材を本格的に始めた。
2003年2月~ セガを巡る経営統合問題について集中的に記事化。関連記事を「エコノミスト」(2002年2月25日号、4月8日号、5月6日号、5月20日号、5月27日号)に掲載。
2004年5月 エコノミストで初めて非正社員の悲惨な雇用実態を特集。
『お父さんお母さんは知っているか 息子と娘の“悲惨”な雇用』(2004年5月4・11日合併号)
この特集が、朝日新聞や日本経済新聞で学者に引用された。
11月 特集『子供を産めない職場の現実』を企画し、読者からの反響を受けた。
12月 伊藤忠商事・丹羽宇一郎会長インタビュー「中間層の崩壊」について。
朝日新聞・夕刊・論壇時評、「2004年私の3点」で慶応大学の金子勝教授に、特集『息子と娘の“悲惨”な雇用』が選ばれた。
27日、朝日新聞・夕刊・論壇時評、私が選んだ3点で、東京大学の児玉龍彦教授から、伊藤忠商事・丹羽宇一郎氏へのインタビューが選ばれた。
2005年2月 特集「結婚できない」男の現実(2月15日号)で、若者が雇用の不安定から結婚できない現実を指摘。
3月 第1特集で「娘、息子の悲惨な職場」(3月22日号)を企画・担当。第1特集の頭の原稿を初めて単独執筆。29日、朝日新聞・夕刊・論壇時評に取り上げられた。
5月 特集「娘・息子の悲惨な職場 PART 2」(5月31日号)を担当。就職活動中の大学生や、若者の雇用の実態について約9ページに渡り単独ルポ。
8月 夫婦の「2007年問題」・「離婚と年金」を巡る男と女の大戦争  
9月 特集「娘・息子の悲惨な職場 PART 3」(9月20日号)を担当。非正社員から正社員へ脱出する姿をルポ。
12月 特集「娘・息子の悲惨な“結婚適齢期”」(12月6日号)を担当。忙しすぎて出会いがない20~30代。結婚相手情報サービス業のニーズについて。
2006年2月 特集「少子化対策~政府はやる気があるのか~」(2月21日号)を担当。育児休業中に職場復帰が破棄された派遣社員をルポ。
3月 特集「娘・息子の悲惨な職場 PART 4」(3月28日号)を担当。景気回復や雇用改善を受け、それでも残る問題として超就職氷河期の30歳前後世代の問題をルポ。特集について、日経新聞、朝日新聞、毎日新聞、読者のブログなどに取り上げられた。
7月 7月25日号にて、単発記事、出生率1.25ショック「働く女性が子どもを産まない本当の理由」
9月 9月12号にて「ホワイトカラーエグゼンプションに反対の声」、「男が育児休業を取れない理由」
  特集「女と男が働きやすい職場」(10月3日号)で、資生堂の男性社員が育児休業取得後に職場で上手くいかないもようをルポ。
11月 特集「娘、息子の悲惨な職場 PART5」(11月7日号)を担当。正社員になっても果てしなき低賃金にあえぐ超就職氷河期世代に焦点を当てた。


 (以下、フリーになってからの主な執筆活動)
2007年1月 月刊「人材ビジネス」で、「先進的派遣先企業」の連載スタート。
3月 週刊エコノミスト(3月6日号)で、「障害者自立支援法に意義あり 切り捨てられる知的障害者たち」を執筆。

4月 週刊AERA(4月30日-5月7日合併増大号)で「できたら婚という選択」、「ワーキングプアにしない子育て」を執筆。
5月 初めての書籍「ルポ 正社員になりたい~娘、息子の悲惨な職場」刊行。
        「女性としごと」(労働大学出版センター)で、若者の雇用の実態をルポ。
6月 週刊エコノミスト(6月19日号)で特集「娘、息子の悲惨な職場PART6 HIKSカップル」を企画から担当、執筆。
        「まなぶ」6月号(労働大学出版センター)の論壇に執筆。
7月 週刊AERA(7月30日号)で、子育て両立支援について「使えるのか目玉制度」を執筆。
8月 「経済セミナー」8月号(日本評論社)の特集=経済は現場で動いている!で、「取材の方法――社会で起こっている問題を見つけるには」を執筆。
        日本インターネット新聞JanJanに著者インタビューが掲載された(動画付)
「しんぶん赤旗」(8月23日)人欄に、インタビューが掲載された。
 月刊「ZAITEN」9月号に著者インタビューが掲載された。
9月 週刊「エコノミスト」(9月18日号)の問答有用で、多摩大学名誉学長の野田一夫氏をインタビュー。
        週刊「エコノミスト」(9月25日号)で、中国で働く若者の労働現場をルポ「チャイナドリームの現実は甘くない」。
        「社会新報」(社民党の機関紙)9月19日号に著書「ルポ 正社員になりたい」が紹介された。
     10月 「まなぶ」10月号(労働大学出版センター)の、うしお、というコーナーでネットカフェ難民の問題について。
        「女性のひろば」11月号(共産党)で受けたインタビュー記事が掲載。
        月刊「人材ビジネス」10月号で、中国雇用リポート。
        週刊「東洋経済」(10月6日号)非正規雇用-経験積んでもマイナス評価、 社民党の福島瑞穂党首のインタビュー。
        週刊エコノミスト(10月30日号)で「日本企業よ!優秀な中国人を欧米企業に取られるな」にて、日系企業の人事戦略の課題を指摘。
     11月 週刊エコノミスト(11月13日号)経営者インタビュー(JT社長)。
 朝日新聞(11月29日)論壇時評で、「日本企業よ!優秀な中国人を欧米企業に取られるな」(エコノミスト10月30日号)が、「今月の注目論文」で紹介された。
 「現代農業」(11月増刊号)の特集・脱グローバリゼーションにて、農村地域で働く若者についてルポ。
 情報労連「REPORT」(11月号)の進言インタビューVol.1で派遣社員の組織化についてインタビュー記事が掲載された。
     12月 週刊AERA(12月3日号、12月10日号)で2週に渡り、政府のジョブカフェ事業での税金無駄遣いを独占スクープ。「日給12万円の『異常』委託費」、「追及第2弾 時給2万900円のジョブカフェSE」。この問題が12月25日の国会(参議院厚生労働委員会)で、社民党の福島瑞穂党首、民主党の櫻井充議員に取り上げられた。
        著書「ルポ 正社員になりたい」(影書房)が、2007年度の日本労働ペンクラブ賞に選ばれた。
2008年1月 日本青年館「the Seinen 秋号」にて、富山県で地域や学校が取り組む若者を育てる現場をルポ
     2月 週刊エコノミスト(2月12日号)「人件費削減で儲ける企業に未来はない」ハブ社長・金鹿研一インタビュー。
週刊AERA(2月11日号)バリキャリもワープアも「20万円バッグ」

     5月 週刊エコノミスト(5月20日号)「娘、息子の悲惨な職場 PART7」大量採用・大量離職の時代。みずほ銀行、ユニクロ、証券、就職支援会社など新卒大量採用の裏側をルポ。
     6月 岩波書店から単行本「ルポ“正社員”の若者たち~就職氷河期世代を追う」が発刊された。
     7月 週刊AERAで「医療貧困」を連載。第1回「薬剤師『10年後3割失業』(7月21日号)、第2回「歯科医師『月収20万以下』急増」(7月28日号)、第3回看護師「『燃え尽き離職』相次ぐ」(8月4日号)
        インターネット新聞JanJanで「ルポ“正社員の若者たち」の著者インタビューがアップされる。
        7月16日の日経新聞・夕刊の書評で取り上げられる。
        7月25日の週刊読書人で金子勝氏に取り上げられる。
     8月 日経ビジネス(8月4・11日合併号)著者に聞く
東京新聞・夕刊(7日付)の「自著を語る」
朝日新聞・朝刊(31日付)の読書欄で紹介される。
週刊ダイヤモンド(8月30日号)「再チャレンジ支援策のウソ」
     9月 ダイヤモンド・オンライン「派遣会社の『名ばかり正社員』悪環境に苦しむ特定派遣が急増中」
月刊「世界」(10月号)「誰のための再チャレンジだったのか」
朝日新聞(9月11日朝刊)オピニオン「ワーク・ライフ・バランス 非正社員を忘れるな」
10月 週刊AERAで「『働く』が壊れる」連載スタート。第1回「名ばかり正社員<不安利用しワープア並み>」(9月29日号)、第2回「名ばかり管理職」(10月6日号)、第3回「雇い止めスパイラル・非正規は細切れ 3年目が怖い」(10月13日号)、第4回「やりがい漂流時代」(10月20日号)
   週刊東洋経済の大学特集中「大学教員もワーキングプア」(10月18日号)
   週刊東洋経済の特集「家族崩壊」中で総論以外の頭の原稿「就職氷河期の『中流崩壊』」(10月25日号)
   ダイヤモンド・オンライン「アルバイト以下の待遇に喘ぐ若手社員の悲惨な職場事情」(10月16日)



岩波書店「ルポ“正社員”の若者たち」の案内
http://www.iwanami.co.jp/hensyu/tan/