18日は、付属高校の終業式でした。
この日、通知表が手渡されました。
もちろん実技試験の結果も出ました。
声楽の実技試験の点数・・・少し下がりました。
ピアノの実技試験の点数・・・少し下がりました。
E先生の指導の下、難しい曲に挑戦、あんなに頑張ったピアノですが、
容赦なく低い点が付きました。
ピアノの実技試験が行われた3月6日。
あの日、娘の演奏順は1番でした。
E先生からは、
「絶対に弾ける!」「自信を持って!」「自分を信じて!」
といった攻めの言葉を頂いていました。
というのも、レッスンでは間違えずに弾けるようになっていたのに、
本番でどうしても間違えてしまうという弱さが娘にあったから。
娘も「できる!」「弾ける!」と自分に言い聞かせて、
強い気持ちで臨んだそうです。
が、音楽が止まってしまうという最悪のミスを2回も犯してしまいました。
ミスタッチなどという軽いものではなく、
音楽を止めてしまうという致命的なミス。
しかも2回も。
大減点です。
演奏後、すぐにLINEで知らせてきました。
その落ち込みぶりは当然のことながら激しく、
私としてもまさかの結果に動揺してしまいました。
あの頑張りが、あの努力が、報われないなんてことがあるなんて。
酷すぎる。
今回、E先生は高校2年生担当でいらしたので、
審査に入っていらっしゃいました。
当然、娘の演奏を目の前で聴いていらしたわけで、
演奏後しばらくしてメールが入ったそうです。
審査の休憩時間には、お電話まで。
いずれも、最悪の演奏に対するマイナスの講評はなく、
ひたすら娘の気持ちを引き上げる言葉をくださったそうです。
私もLINEで、なんとか気持の切り替えを計ろうと苦心しました。
なぜなら、試験はこれで終わりではなかったからです。
本当の意味での本番はこの後だったからです。
高2ピアノ科の生徒全員が弾き終わった最後の最後に、
ここに焦点を合わせてきた「転専攻試験」が待っていました。
このままの精神状態では、また失敗するのは目に見えています。
この日の午前中は、家のピアノの調律をお願いしていたのですが、
それが終わるのを待って、試験が行われている大学に向かいました。
続きはまた明日書きます。
春色のおまんじゅう。
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