上の娘と渋谷に行った日、下の娘はピアノの試演会でした。
VIRONで食事中、LINEで、散々な結果に終わった旨、知らせて来ました。
朝出掛ける時から、気持ちで負けていたので、当然の結果と思いました。
E先生にも、「本番のつもりで弾いてるの?!」とあきれられてしまったみたいです。
本人もだいぶ落ち込んでいるようでした。
試演会の後は、声楽のレッスンも入っています。
気持ちを切り替えないといけないし、ちょっとかわいそうだったので、
「パン・オ・ショコラ買ってくねー」と返信しました。
下の娘はパン・オ・ショコラが大好きで、パリ駐在時代は本当によく食べていました。
パリで菓子パンと言ったら、これか、ショーソン・オ・ポムか、パン・オ・レザンか、
というくらい種類が少ないので、必然的にパン・オ・ショコラを選びます。
食事の後、パン・オ・ショコラ1個とバゲット1本購入して帰りました。
かなり気持ちが落ちていた下の娘ですが、
久しぶりの由緒正しいパン・オ・ショコラを見て、少し浮上。
「美味しそう!」とパンを手にした娘、真ん中で2つに割った瞬間、固まりました。
「ママ、これパン・オ・ショコラじゃないよ!」
へ?どういうこと?
「中にチョコが入ってない。」
本当だ・・・
全く、どこにも入ってない。
店員さんがクロワッサンと取り間違えたのかしらー
でも、形はどう見ても、パン・オ・ショコラ。
レシートを見ても、パン・オショコラと打ってあるし。
チョコの入れ忘れ?
きっとそれね。
うーん、どうしようか。
パン1個とはいえ、それなりのお値段はするし、
大好きなパン・オ・ショコラを食べ損ねた娘もかわいそう。
だからと言って、わざわざ取り替えてもらいに行くには遠すぎるし、電車賃もかかる。
でも、まあ、事実は伝えようと思い、電話しました。
最初は販売の店員さんが出たのですが、事情を話すと、
パン作りの責任者であるシェフに代わりました。
彼が言うには、製造工程上、チョコを入れ忘れるというのは考えにくいと。
でも、事実、入っていなかったわけで。
たまたま、娘たちがチョコの入っていないパン・オ・ショコラを
面白っがって撮影していました。
それがこれ。↓
で、これをシェフのアドレスに送ると、
「確かに入ってませんね・・・」と認めてくれました。
そして、「代わりのパンを持ってお宅に伺わせていただきます。」と。
えええっ?!
「うちまで来てくださるんですか? いえいえ、そこまではいいです。」
「そういうことになっていますから。」
日本ってすごいのねー
びっくりだわ。
まだちょっと続くのですが、眠いのでまた明日。
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