先日初めて、オーケストラのオーディションを受けた上の娘。
今回は合格を目指すというよりも、オーケストラのオーディションを経験すること、
そのこと自体が一番の目的でした。
予備知識もほとんどなく、想像もつかないオーディションの雰囲気や様子。
それをまず知りたいし、経験させたいと思いました。
コンクールではないので、私は付き添いませんでした。
全て娘から聞いた話です。
オーディション会場は、都内某コンサートホールのリハーサル室。
指定された時間に行って、受付を済ますと、控室に通されました。
時間差があると思われますが、娘が控室にいた時間だけで14名の受験者(弦楽器)
を確認したそうです。
控室では、自由に練習ができます。
それはコンクールと同じ。
課題曲は、ソロの自由曲とオーケストラスタディ3曲。
自由曲は、緩急の対照的な2曲(同じ曲の1楽章・2楽章でもよい)ということで、
Y先生にもK先生にも確認した上で、イザイの無伴奏ソナタ 第4番 第1楽章と第2楽章
を持って行きました。
オーケストラスタディは、ベートーヴェンの交響曲第7番、マーラーの交響曲第1番、
リヒャルト・シュトラウスの「ドン・ファン」より。
娘は、オーケストラスタディの方がより不慣れで、練習不足でもあるため、
そちらを練習しようとしたのですが、周りはほとんどの人が自由曲を弾いていたそうです。
しかも、自由曲にもかかわらず、ほぼほぼ、モーツァルトのコンチェルトだったらしく、
それにも驚かされてしまったそうです。
審査開始の時間になると、順番に名前が呼ばれていきました。
娘の名も呼ばれ、控室を出て、案内された場所に並べられた椅子に座りました。
流ちょうな日本語を話すアジア人のスタッフに、このオーディションは初めてかと聞かれました。
初めてだと答えると、審査はすべて英語だと告げられました。
オーケストラの母体が日本ではないので当然のことなのでしょうが、
日本でのオーディションは日本の事務局が開催しているようですし、
ホームページもWEBでの申し込みもすべて日本語でしたので、
審査の方も日本人の審査員が担当するものだと思っていました。
審査員は2名で、どちらも外国人。
1名は、このオーケストラのディレクターであり指揮者でもある、つまり一番上に立つ人物。
この方のことをスタッフは、「マエストロ」と呼んでいたそうです。
頂き物のチョコレート。
5種類あって、こちら ↓ は、ブルーベリーマーブル。
ブルーベリーの甘酸っぱさが効いていて、美味しかったです。
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