マーラーの時点で、すでに時間オーバーだったようです。
娘がマーラーを弾き終わると、マエストロの隣に座っていたもう一人の審査員が、
「マエストロ、もう時間を過ぎています。」
と声を掛けていたそうです。
それを聞いた娘、ここで終わりかなーと若干ホッとしたそうなのですが、
「次、リヒャルト!」
と、マエストロ。
結局、リヒャルト・シュトラウスも弾きました。
だいぶ時間オーバーしたのではないでしょうか。
マエストロの指示通りに、全て弾き終わりました。
最後に、マエストロは、こういった場での欧米人の決まり文句を一言。
「ありがとう。今日はあなたの演奏を聴くことができてとても嬉しかった。」
これで、娘の初めてのオーディションは終わりました。
オーケストラスタディの勉強不足、準備不足が露呈してしまいました。
まだまだこれからたっぷり時間をかけて、精進して行かないといけないことです。
娘は、今回のオーディションは非常に勉強になったと言っていました。
審査であるにもかかわらず、レッスンをしていただいたようだったと。
大切な経験の1つとして挑戦した初めてのオーディション、得たものは大きく、
終わって清々しい気持ちになった娘なのでした。
先日の連休中、所属しているオーケストラの合宿に参加した夫。
そのお土産です。
「澤田屋」のくろ玉。
青えんどうの餡を黒糖羊羹でコーティングした上品なお菓子。
とても美味しいです。
ランキングに参加しています。
クリックしてくださると嬉しいです!