goo blog サービス終了のお知らせ 

クラシックな音楽的生活

日々、家の中にヴァイオリンとピアノの音が流れています。

これから注目しようと思うヴァイオリニスト

2016-12-03 | 上の娘ごと

「レイフ・オヴェ・アンスネス ピアノ・リサイタル」が行われた日、

上の娘は、午後からK先生のレッスンが入っていました。

レッスンを始める前に、K先生がおっしゃいました。

「今日はこの後、○○フィル(K先生がソロコンサートマスターを務めるプロオケ)

 のゲネプロがあるんだよ。」

そのため、レッスン時間も短めで、いつもより忙しない感じだったそうです。

「今日のソリストが、まだ若いんだけど、ものすごく上手いんだよ。

 ずっとドイツにいたから、日本ではまだあまり知られていないんだよね。

 ショスタコのコンチェルト弾くよ。 勉強になるから、ゲネプロ聴きにおいで。

 イケメンだし。」

と、誘ってくださったのですが、あいにく先のリサイタルに行くことになっていたので、

お断りしたのでした。

その翌日、今度は、夫が言いました。

「郷古 廉(ごうこ すなお)って知ってる? 若手のヴァイオリニストらしいんだけど、

 ものすごく上手いんだって。」

ん? なんか昨日も娘から似たような話を聞いたな。

夫のオケ仲間で、かつて有名な音楽レーベルでプロデューサーを務めていた方が、

「昨日、○○フィル聴きに行ったんだけど、ショスタコを弾いた『郷古 廉』っていうソリストが、

 ものすごく上手いんだよ。 びっくりするほど上手かった。」

と、いたく感動していたというのです。

それって、まさしく、K先生がおっしゃっていた人と同一人物!

その話を聞いた上の娘、「残念 ゲネプロ行けばよかった~

と、かなりがっかりした様子を見せたので、

「アンスネスの素晴らしい演奏にあんなに感動してたのは誰?!」

と私が言うと、

「そうだった、そうだった。 今後、巨匠と呼ばれるにふさわしい人の演奏を聴けたんだった

と、すぐに思い直して、ちょっと無理やりに自分を納得させていました。

とはいえ、上の娘がゲネプロの方に行き、私が急遽アンスネスを聴きに行く、

というのもありだったな、とひそかに思った私です。

「郷古 廉」さん、これから注目しようと思います。


「レイフ・オヴェ・アンスネス ピアノ・リサイタル」に、カメラが入っていたそうなのですが、

1月27日(金)早朝5時より、NHK BSプレミアム「クラシック倶楽部」で放送予定だそうです。

興味のある方は録画されてはいかがでしょうか。

私は絶対録画します!



いつぞやの、夫の名古屋出張のお土産。






ランキングに参加しています。
クリックしてくださると嬉しいです!